3.11後の世界

その後の世界について書きます。

数字のトリック  20ミリシーベルトまで許容

2013年10月25日 11時56分43秒 | 日記
20ミリシーベルトまで許容
このような大本営発表を何度も聞いていると 大丈夫なような気もしてくるのですが





1ミリシーベルトというのは 国が法律で定めたことだから という根拠を知ると
風見鶏のようにその時でころころ変化するこの主張がいかにいい加減なものであるか
理解できると思うのです。




原爆その後の疫学的データーから導きだされた数値は 数式と同じです。

それが 一ミリシーベルト という目安です。





(当時とは 医学も科学も先に進んでいますが、そういう数字がでているわけです そして、今回のデーターは 疫学的データーとして 50年後 あたり 皆さんがこの世から大半いなくなったり 半ば忘れた頃に 大活躍しだすのでしょう。)






当時の広島界隈の土地(四国なども含め)は 相当 奇形児がでて
今でも 被爆二世三世は後遺症にあい、(体が弱い、心臓が・・・などなど 若くして死んだとか 色とりどりの薬を何錠も飲んでいるとか)
それが 近親者にいる三世は その他の人より放射能に過敏になっています。
そのような人でも 首都圏から離れることができないものもいるのです。
そんな話がなぜ一般人の私にさえ伝わるのか 

それ程のものだったからでしょう。


なぜ この程度のことで ヨーロッパの人がびびっているのか 


そういう表面化している断片的な情報を拾ってつないでいくと 推測できることは多いのです。




そして メデイアに浮かびあがる内容と 現実は相当乖離があると思ったほうがいいのですメデイアをつくる人も 悪気がないから事実を読み取れない。
お気楽は所詮 お気楽なのです。



当時 広島 長崎で 爆心地近くで被爆して 80歳や90歳まで 生き延びた人もいるわけですから
首都圏にいても 不知の病になったり また 近い将来の死が確定しているわけではないのです。個体差が大きく すぐに結果がでない。
ですから 人は 動けない。



最近ではカラスやすずめも戻ってきました  が・・・・
果たしてどうなのか


大事なのは 変化に対応する能力であり、変化に対応できないものは淘汰されていく    これは長い歴史の必然です。




昔はよかった。
これは昔に 適正化できた人の感情論
対応しきれないことから 逃げてはいけない。




人は弱い。だからうまくいっていた過去にしがみつく
しかし、それは崩壊しつつある幻想に縛られていることであり、
面倒でも 変化に順応しなければ生き延びる術はない。



想像できないことですが、疫学的データーを持つとこのような数字さえ容易に算出できるのです。
そしてこれは 紛れもなく 日本の現実の投影だと思います。



引用①
▶︎ウクライナじゃなく日本の平均寿命
ウクライナ保健省が日本のために出した数値
2012年 男 79 女 86
2017年 男 63 女 72
2022年 男 48 女 55
2027年 男 40 女 43
2032年 男 35 女 31
Ⓜペッコ ‏@pecko178 10月22日


大半の人が失笑するような内容だと思います。
アリエナイ。
しかし、そのアリエナイことがつぎつぎとおこった90年以降
これが アリエナイといえるだけの根拠をもてないことを気づくでしょう。




福島第一から 放射能は 休む時なく 新たに 環境に排出されているわけです。
水 空気 どちらも
その風下にいる人が なんの影響受けないわけがない。
そして 放射能づけになった首都圏や東北が 今までと同じような状況なるとは到底考えられない。




書いていても ばかばかしい内容です。私も半分はそう思っています。
ありえねーよな まず
まともな思考の人であれば大半がそう思うでしょうし、二度とこの文章を書いた人の記事は 見たいとは思わないでしょう。
しかし、それが現実なんですよ。

でも 動きたくても動けないという人は 究極の選択を考えようとしていないのです。
考えて 考え抜いて その末に この地にとどまることを運命と受け入れることもありでしょう。

これは 選択 ですから




引用②

田中・原子力規制委員長:20ミリシーベルトまで許容、会見で言及
政府が除染の長期目標としている年間追加被ばく線量(1ミリシーベルト以下)について、「独り歩きしている。原発事故があった場合、避難先でのストレスなど全体のリスクを考えれば年間20ミリシーベルトまで許容した方がいいというのが世界の一般的な考え方だ」と語った。国際原子力機関(IAEA)の調査団長が「1ミリシーベルトにこだわる必要はない」との見解を示したことに関連し答えた。