労働時間等設定改善法①

勤務間インターバル制度の導入（努力義務）

労働時間等の設定の改善に関する特別措置法（労働時間等設定改善法）には、労働時間等の設定の改善に向けた自主的な努力を促進するための措置等が定められている。
今回の改正で「労働時間等の設定」の定義に、「深夜業の回数」及び「終業から始業までの時間」が追加された。
後者が、いわゆる「勤務間インターバル制度」といわれるもので、前日の終業時刻と翌日の始業時刻の間に一定時間の休息を確保する制度となる。
この制度は、労働者が十分な生活時間や睡眠時間を確保し、ワークライフ・バランスを保ちながら働き続けることを可能にするために努力義務として設けられた。

（つづく）