Twitterでブツブツつぶやいていますが…インフルエンザワクチンを接種した数日後から手先が痺れ出して早1ヶ月
主治医に「何でもっと早く来なかったんですか!」と怒られつつも紹介状を持たされて神経内科に行きましてね、
まー結局はそこから麻酔科に回されて今は麻酔科に掛かってるんすけど、要するにワクチン接種後に腕がパンパンに腫れた時
上腕の橈骨(とうこつ)神経という神経を圧迫した事で神経に傷が付いて麻痺が起こっている、という結論に達し。
治療は対症療法しかなくて、まー日にち薬だから自然に神経が元通りになるのを気長に待とうね、という事らしいんすけど
問題は私は左が利き手なのに左手に注射されたもんだから利き手が痺れて物もロクに持てない状態な訳よ。
もーとにかく生活し辛いったらない!これは何とかしてもらわないと!!と訴えましたらね、
「喉に神経ブロック注射しましょう」って言われましてね。
神経ブロック注射を喉にするんですよ、喉に注射するんすよ!判ります?物凄いホラーな絵面っすよ!!(涙)
何でも喉の横に通ってる筋肉?だかに神経ブロック注射すると腕の痛みや痺れを緩和させてくれるそうなんですよ。
で、コレを今後痛みや痺れがなくなるまで週2回位やりましょう、とか言う訳ですよ。
たまたま2回注射した所で正月休みに入っちゃったからしばらくお休みなんだけど、この神経ブロック注射が辛いのなんのって><
注射自体はそんな暴れる程の激痛ではないんだけど、目の前に注射が迫って来る恐怖って判ります?(薄涙
しかも喉なんてめっちゃ柔らかい部位じゃないですか!そこに注射針が入って更にエコーで見ながら針で筋肉の場所グリグリと
探しやがるんですよ!コレはぶっちゃけ痛いです!んでそこから「にゅぅ~っ」と液が注入されるのも体感する。コレも痛い。
注射の後、数時間唾を飲み込むと物凄いイヤ~な違和感がするんですわ。もうとにかく嫌な事この上ない!
んで、今んとこ2回注射したんだけど…多少指先の感覚が判るようになったかな?という気がしなくもないけどまだまだ掛かりそう。
はあああああ。もー本当に私一生予防接種と名の付くものはしないと誓ったわ。インフルも拒絶反応ハンパなかったもんなクソォ
ああヤベエ。ついつらつらと不毛なグチを。以下、今年観た映画のレビューLAST4本。今年は結局70本映画観たって事だあね。
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「ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE」67本目
アニメはジブリかピクサー、試写会が当たればorよっぽど評判がよければドリームワークス、程度しか劇場で観ないんですが
ルパン三世は子供の頃から大好きで劇場版はとりあえず劇場ではないにしろ一通り観てる(はず)なので本作も観てみたくなった次第。
コナンに関して言えばTVアニメも劇場版もたまたまヒマな時にTV放映していて他に観るモノがなかったら観る、程度だけど(アニメ版に関しては)
原作コミックは大好きで定期的にマンガ喫茶に行っては最新刊まで読むようにしている、という微妙なコナンファン^^;
うん、まあどちらのファンに対しても過不足なく楽しめるように上手い事作ってあるなぁ~というのが第一印象。
個人的にルパンチームの声が次元とルパン以外総入れ替えになっているのが…コレ数年前からでしたっけ?鬼籍に入られた方は致し方ないとしても
井上さんと増山さんは劇場版位は頑張ってもらえなかったんだろうか(惜)と思うのだが…今フィルモグラフィ調べたら増山さんってうちのおかんより
年上(77歳)なんですね!そりゃ~お願いするのもムリがあるか。とも思うけど、更に調べたら永井一郎大先生(82歳)は今でも現役ですぞ!!
井上さんも増山さんももう一頑張りお願いしますよーっ!^^;
内容としては別々で起こった2つの事件(コナンSideの事件とルパンSideの事件)が話が進んで来ると1本の線で繋がる…という、
まあコラボ系ではお約束的な展開ではあるものの、多彩なゲストキャラで目を楽しませてくれるしそれぞれのキャラ個々での見せ場を盛り込みつつも
ルパン×コナンが対峙した時に更に見せ場が派手になるという作りも実に良く出来ていたと思いましたね。
後、私は知らなかったんだけど、どうやらこの「ルパンvsコナン」は数年前にTVアニメ版のSPで一度やっているそうで、その時のネタが劇場版にも
続き物として流用されているらしく、TV版のコラボを観ていない私はちょっとおいてきぼり感がありましたね。まあ目くじら立てる程でもないですが。
コラボとしての魅力はふんだんに出ていたものの、要するに見せ場を沢山用意しなければいけないのでそれに時間食っちゃって(苦笑)
オチに向かってクライマックス以降のいわゆる「種明かし」シーンが物凄いスピードでザザーッと畳掛けて来るのは気になりました。
大人でも私程度に知能指数が低いと「ん?ちょっと待って、えーっと要するにぃ~…」と少し考えてしまったので、これがまだ未発達な小学校低学年の
良い子のお子様達はこのスピード感溢れる種明かし展開に着いて来れるのだろうか?といささか首を傾げたくなるような…
「ゼロ・グラビティ」68本目
いきなりなんだけど…私、何度見てもサンドラ・ブロックが物凄くゴージャスなオカマにしか見えないんだわ!(ホントにいきなりな告白だなw)
そんな訳で本作の予告編を観た時に「うわぁ~サンドラ・ブロックが主演なのかぁ~。んーいい役者さんなのは判るんだけど苦手なんだよなぁ~」
と軽く尻込みしていたんですね。
本作を観よう!と決めた一番の決め手は何と言っても「監督がアルフォンソ・キュアロンだったから」…一番というか唯一の決め手、ですね。
アルフォンソ・キュアロンと言ったら「天国の口、終わりの楽園。」を監督・脚本・制作をされた天才監督!あの映画はホントに凄かった。
そしてこの監督さんに心酔したのはその後観た「ハリーポッターとアズカバンの囚人」が決定打になった。ハリポタシリーズは全て劇場で観たけど
私はこのアズカバンの囚人が全作の中で圧倒的にぶっちぎりで一番好きな作品。この人の作る絵がとにかく好きなんです!
そんな訳で前振り長過ぎっつーか、既に本作の感想も上にサラッと書いちゃってる気がするんですが(苦笑
この作品は物凄くシンプルな内容の話で、基本的に登場人物はサンドラ・ブロックとジョージ・クルーニーの2人だけと考えていい。
上映時間も91分と、最近の洋画の中では子供向けでもないのにかなりタイトな作りになっている。
それなのに、それなのに、そ・れ・な・の・に!何という圧倒的な映像美!圧倒的な迫力!圧倒的な臨場感!
もうとにかく映像がいい。物凄くいい。自分はケチって2Dで観てしまったんだけど、金があるなら是非IMAXで観て欲しい!
少なくとも2Dでもいいから映画館で観るべき!この作品はDVDでおうちの小さなディスプレイで観ては価値が半減どころか1/100以下になってしまう!
映画館のあの迫るような大きなスクリーンとドルビーサラウンド以上の高音質があるからこそ楽しめる、正に「映画館で観るべき作品」
話は宇宙から何とかして地球に帰ろうとする、ただそれだけのシンプルな話で地球外生命体も登場しなければ神の啓示も出て来ないんだけどw
でも主人公が色んな困難を勇気と英知と本能で乗り越え切り開いて行く姿はシンプルな作りだからこそ胸に迫る。
まあそれにしても本作全編に渡ってどーやって撮影したんだろう?ほぼ全編無重力シーンなんだけどね。撮影シーンをDVD特典で「映像の作り方」として
見せてくれるならDVDを買ってやってもいいぞ。だって映画自体は劇場で観た方が絶対にいいからDVD買う価値ない気がするんだもん(ヲイ
「永遠の0(ゼロ)」69本目
百田尚樹氏著の同名タイトル小説の映画化。日本人でご家庭にTVがある方なら一度ならずサザンのメロディと共に予告編を観た事はあるでしょう。
最近は本をめっきり読まなくなったので原作モノの映画化作品のレビューには大抵「原作未読」と書くのですが、本作は珍しく(謎)
映画化の話が出る前に既に原作小説を読んでいました。
まー泣いたね。
本読んで泣いたのは「容疑者Xの献身」以来だったけどね、容疑者X~の時も相当泣いたけど、本作はその比じゃなかったなぁ。
「滂沱(ぼうだ)の涙」というのはこういう事か!と実感させられる程、活字だけでここまで泣いた作品は今までなかったわ。ええ。
…さーて、そんな前振りで映画化された作品鑑賞ですよ~っと。要するにかーなーりー期待値高め鑑賞だった、という事です^^;
こういう前振りの時は決まってめったクソに叩きまくるのがお約束なハズなんですが、本作は本当に良く出来ていました。
原作小説がかなりのボリュームだったので、それを2時間ちょっとにまとめるとなるとあらすじ追うのでいっぱいいっぱいになっちゃって
上滑りで何も伝わって来ない、ただ原作小説のダイジェスト版で終わっちゃうんじゃないの?という小姑根性丸出しで観始めたものの←根性悪過ぎ
映画冒頭からぐいぐい引き込まれて…いや、これは撮り方が上手いんだろうね、シーンのあちらこちらから原作のあの場面・この場面が
脳裏をよぎって…文章を読んで頭の中で想像していたあのシーン・このシーンが想像以上の迫力とリアル感を持ってスクリーンに蘇っていて
その後の展開を知っている「原作既読組」のコチラとしては、既に涙腺が準備を始めちゃう訳ですよっ!←ナニコレw
特にゼロ戦の戦闘シーンは本で読んで頭で想像するよりもスクリーンで映像として見せてもらえると「うぉぉぉぉ!」って気分になるし
個人的には宮部(本作の主人公・岡田准一君が演じてます♪)を敵対視していて、ある日模擬空戦を挑んだ景浦(新井浩文君が若かりし頃の姿を好演)
との丁々発止が起こるんだけど、あの模擬空中戦のシーンの迫力はやっぱり活字じゃなくてスクリーンだからこその臨場感だったと思った!
そしてあの悲しい特攻シーンね…本作が単なる反戦映画だと思われたくないんだけど、やっぱりあのシーンは外せないもんね(涙
本作は完全なフィクションで、こういう名前のこういう素姓のこういう結末の人物は実際には存在しなかったんだけど、
でもね、本作に登場した全てのキャラクターが実際に違う名前で存在していたんじゃないかと思うんですよ。いや間違いなくいると思うんですよ。
あの時あの空で「天皇陛下万歳」と言いながら散って行った数多の命の、名前も知らない人達一人一人に、この映画と同じ位、いやそれ以上の
ドラマがあって、そして守りたい命を思いながら若い命を散らして行ったんですよ…ってタイピングしながら思い出し泣きしそうですよ(涙
配役も良かったです。岡田君、本当に良かった。他のキャスティングも申し分なかった。
脚本も演出も良かったね。きっとネタ的に国外には出ない作品だろうけど(苦笑)日本人なら一生に一度は観ておいて欲しい。
決して嫌味な反戦だったり右寄りな作りじゃないですから。
「47RONIN」70本目
予告編からして「やっちまったな!」感が満載だったものの、何度も観てると段々愛着が沸くというのか…(苦笑
そうは言っても所詮は「ヒマな時にもし時間が合えば観てもいいかな?」程度のスルー推奨作品だった訳ですが
急遽「何としても観ておかなければ!」候補に浮上…それというのも某所で開催したネットコミュニティの忘年会でお会いしたネット友さんから
「私の友達のお嬢さんが柴咲コウさんの幼少時代の役で出演してるから観てあげてー!」と言われたので。
うん、だってハリウッド映画に友達の友達の娘さんが出演しただなんて、自分も何となく晴れがましい気分になるじゃないっすか!^^;
ま、そんな「観てね♪」というお願い絡みだったので、観ない訳にもいかず…な感じの鑑賞だったんですが。
肝心の「ネット友さんのお友達のお嬢さん」の出演シーンは多分3分あったかなかったか(滝汗)
ですが愛らしい顔立ちのお嬢さんでしたよ。撮影はかなり前だったそうで今はかなり成長されているそうですが
もし今後もチャンスがあったら是非ハリウッドに積極的に進出して頂きたいモノです!
さー、そんなこんなで本作
基本は「欧米人が想像してる【鎖国時代のJAPANってこんな風だったらカッコイイよね!】を凝縮させた忠臣蔵」という感じかw
欧米人的にはオッケーな鎖国・江戸時代の日本の形なんだろうけど、当の日本人が見たらパラレルワールド感がハンパない^^;
100歩譲ってパラレルワールドの江戸時代の日本だったとしても、あの「もののけ姫 byジブリ」的なクリーチャーはどうよ?(滝汗)
いや日本かなり平和な国土だしあんなド気持ち悪いクリーチャーが日々跋扈していたとかいう文献の存在も聞いた事ないしっ!
と、世界観やら衣装デザインやら色々ツッコミどころ満載なんだけど、基本的な「武士道」「君主に忠誠を尽くす」という
本来の「日本人気質」という部分に関して言えば割と真っ当に掘り下げて丁寧に描いてくれていたな、という印象です。
決してイエローモンキーの事を蔑視したり嘲笑する訳でもなく、本当に「武士道」をリスペクトしてくれている人が脚本を書いてくれたんだな、と。
自分は日本語ネイティブ(←英語が全然ダメって素直に書けよw)なので役者さん達の英語セリフが本国の方々にはどういう風に
聞こえているのか謎なんですが、本作「日本の中に1人ハーフ(キアヌ君)が交じった」設定なので、キアヌ君以外が全員日本人なんだな。
よくこんな設定の映画をハリウッドで撮ろうと考えたな(苦笑)と思うんだけど。
あ、でもね、予告編観た時は赤西君は四十七士の中のチョイ役なのかな?位にしか思ってなかったけど、蓋を開けたら大石内蔵助(真田さん)の
御嫡男という役ドコロでセリフも多くてなかなか目立つ立ち位置でした。英語のセリフもなかなかお上手♪^^
まーそれにしても本作、本国でどういう評価なんでしょうか?日本人以外でこの映画観たいと思う人っているのかなぁ?
いくらJAPANサブカルブームだとは言え、コレはいくらなんでも、ねぇ^^;
主治医に「何でもっと早く来なかったんですか!」と怒られつつも紹介状を持たされて神経内科に行きましてね、
まー結局はそこから麻酔科に回されて今は麻酔科に掛かってるんすけど、要するにワクチン接種後に腕がパンパンに腫れた時
上腕の橈骨(とうこつ)神経という神経を圧迫した事で神経に傷が付いて麻痺が起こっている、という結論に達し。
治療は対症療法しかなくて、まー日にち薬だから自然に神経が元通りになるのを気長に待とうね、という事らしいんすけど
問題は私は左が利き手なのに左手に注射されたもんだから利き手が痺れて物もロクに持てない状態な訳よ。
もーとにかく生活し辛いったらない!これは何とかしてもらわないと!!と訴えましたらね、
「喉に神経ブロック注射しましょう」って言われましてね。
神経ブロック注射を喉にするんですよ、喉に注射するんすよ!判ります?物凄いホラーな絵面っすよ!!(涙)
何でも喉の横に通ってる筋肉?だかに神経ブロック注射すると腕の痛みや痺れを緩和させてくれるそうなんですよ。
で、コレを今後痛みや痺れがなくなるまで週2回位やりましょう、とか言う訳ですよ。
たまたま2回注射した所で正月休みに入っちゃったからしばらくお休みなんだけど、この神経ブロック注射が辛いのなんのって><
注射自体はそんな暴れる程の激痛ではないんだけど、目の前に注射が迫って来る恐怖って判ります?(薄涙
しかも喉なんてめっちゃ柔らかい部位じゃないですか!そこに注射針が入って更にエコーで見ながら針で筋肉の場所グリグリと
探しやがるんですよ!コレはぶっちゃけ痛いです!んでそこから「にゅぅ~っ」と液が注入されるのも体感する。コレも痛い。
注射の後、数時間唾を飲み込むと物凄いイヤ~な違和感がするんですわ。もうとにかく嫌な事この上ない!
んで、今んとこ2回注射したんだけど…多少指先の感覚が判るようになったかな?という気がしなくもないけどまだまだ掛かりそう。
はあああああ。もー本当に私一生予防接種と名の付くものはしないと誓ったわ。インフルも拒絶反応ハンパなかったもんなクソォ
ああヤベエ。ついつらつらと不毛なグチを。以下、今年観た映画のレビューLAST4本。今年は結局70本映画観たって事だあね。
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「ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE」67本目
アニメはジブリかピクサー、試写会が当たればorよっぽど評判がよければドリームワークス、程度しか劇場で観ないんですが
ルパン三世は子供の頃から大好きで劇場版はとりあえず劇場ではないにしろ一通り観てる(はず)なので本作も観てみたくなった次第。
コナンに関して言えばTVアニメも劇場版もたまたまヒマな時にTV放映していて他に観るモノがなかったら観る、程度だけど(アニメ版に関しては)
原作コミックは大好きで定期的にマンガ喫茶に行っては最新刊まで読むようにしている、という微妙なコナンファン^^;
うん、まあどちらのファンに対しても過不足なく楽しめるように上手い事作ってあるなぁ~というのが第一印象。
個人的にルパンチームの声が次元とルパン以外総入れ替えになっているのが…コレ数年前からでしたっけ?鬼籍に入られた方は致し方ないとしても
井上さんと増山さんは劇場版位は頑張ってもらえなかったんだろうか(惜)と思うのだが…今フィルモグラフィ調べたら増山さんってうちのおかんより
年上(77歳)なんですね!そりゃ~お願いするのもムリがあるか。とも思うけど、更に調べたら永井一郎大先生(82歳)は今でも現役ですぞ!!
井上さんも増山さんももう一頑張りお願いしますよーっ!^^;
内容としては別々で起こった2つの事件(コナンSideの事件とルパンSideの事件)が話が進んで来ると1本の線で繋がる…という、
まあコラボ系ではお約束的な展開ではあるものの、多彩なゲストキャラで目を楽しませてくれるしそれぞれのキャラ個々での見せ場を盛り込みつつも
ルパン×コナンが対峙した時に更に見せ場が派手になるという作りも実に良く出来ていたと思いましたね。
後、私は知らなかったんだけど、どうやらこの「ルパンvsコナン」は数年前にTVアニメ版のSPで一度やっているそうで、その時のネタが劇場版にも
続き物として流用されているらしく、TV版のコラボを観ていない私はちょっとおいてきぼり感がありましたね。まあ目くじら立てる程でもないですが。
コラボとしての魅力はふんだんに出ていたものの、要するに見せ場を沢山用意しなければいけないのでそれに時間食っちゃって(苦笑)
オチに向かってクライマックス以降のいわゆる「種明かし」シーンが物凄いスピードでザザーッと畳掛けて来るのは気になりました。
大人でも私程度に知能指数が低いと「ん?ちょっと待って、えーっと要するにぃ~…」と少し考えてしまったので、これがまだ未発達な小学校低学年の
良い子のお子様達はこのスピード感溢れる種明かし展開に着いて来れるのだろうか?といささか首を傾げたくなるような…
「ゼロ・グラビティ」68本目
いきなりなんだけど…私、何度見てもサンドラ・ブロックが物凄くゴージャスなオカマにしか見えないんだわ!(ホントにいきなりな告白だなw)
そんな訳で本作の予告編を観た時に「うわぁ~サンドラ・ブロックが主演なのかぁ~。んーいい役者さんなのは判るんだけど苦手なんだよなぁ~」
と軽く尻込みしていたんですね。
本作を観よう!と決めた一番の決め手は何と言っても「監督がアルフォンソ・キュアロンだったから」…一番というか唯一の決め手、ですね。
アルフォンソ・キュアロンと言ったら「天国の口、終わりの楽園。」を監督・脚本・制作をされた天才監督!あの映画はホントに凄かった。
そしてこの監督さんに心酔したのはその後観た「ハリーポッターとアズカバンの囚人」が決定打になった。ハリポタシリーズは全て劇場で観たけど
私はこのアズカバンの囚人が全作の中で圧倒的にぶっちぎりで一番好きな作品。この人の作る絵がとにかく好きなんです!
そんな訳で前振り長過ぎっつーか、既に本作の感想も上にサラッと書いちゃってる気がするんですが(苦笑
この作品は物凄くシンプルな内容の話で、基本的に登場人物はサンドラ・ブロックとジョージ・クルーニーの2人だけと考えていい。
上映時間も91分と、最近の洋画の中では子供向けでもないのにかなりタイトな作りになっている。
それなのに、それなのに、そ・れ・な・の・に!何という圧倒的な映像美!圧倒的な迫力!圧倒的な臨場感!
もうとにかく映像がいい。物凄くいい。自分はケチって2Dで観てしまったんだけど、金があるなら是非IMAXで観て欲しい!
少なくとも2Dでもいいから映画館で観るべき!この作品はDVDでおうちの小さなディスプレイで観ては価値が半減どころか1/100以下になってしまう!
映画館のあの迫るような大きなスクリーンとドルビーサラウンド以上の高音質があるからこそ楽しめる、正に「映画館で観るべき作品」
話は宇宙から何とかして地球に帰ろうとする、ただそれだけのシンプルな話で地球外生命体も登場しなければ神の啓示も出て来ないんだけどw
でも主人公が色んな困難を勇気と英知と本能で乗り越え切り開いて行く姿はシンプルな作りだからこそ胸に迫る。
まあそれにしても本作全編に渡ってどーやって撮影したんだろう?ほぼ全編無重力シーンなんだけどね。撮影シーンをDVD特典で「映像の作り方」として
見せてくれるならDVDを買ってやってもいいぞ。だって映画自体は劇場で観た方が絶対にいいからDVD買う価値ない気がするんだもん(ヲイ
「永遠の0(ゼロ)」69本目
百田尚樹氏著の同名タイトル小説の映画化。日本人でご家庭にTVがある方なら一度ならずサザンのメロディと共に予告編を観た事はあるでしょう。
最近は本をめっきり読まなくなったので原作モノの映画化作品のレビューには大抵「原作未読」と書くのですが、本作は珍しく(謎)
映画化の話が出る前に既に原作小説を読んでいました。
まー泣いたね。
本読んで泣いたのは「容疑者Xの献身」以来だったけどね、容疑者X~の時も相当泣いたけど、本作はその比じゃなかったなぁ。
「滂沱(ぼうだ)の涙」というのはこういう事か!と実感させられる程、活字だけでここまで泣いた作品は今までなかったわ。ええ。
…さーて、そんな前振りで映画化された作品鑑賞ですよ~っと。要するにかーなーりー期待値高め鑑賞だった、という事です^^;
こういう前振りの時は決まってめったクソに叩きまくるのがお約束なハズなんですが、本作は本当に良く出来ていました。
原作小説がかなりのボリュームだったので、それを2時間ちょっとにまとめるとなるとあらすじ追うのでいっぱいいっぱいになっちゃって
上滑りで何も伝わって来ない、ただ原作小説のダイジェスト版で終わっちゃうんじゃないの?という小姑根性丸出しで観始めたものの←根性悪過ぎ
映画冒頭からぐいぐい引き込まれて…いや、これは撮り方が上手いんだろうね、シーンのあちらこちらから原作のあの場面・この場面が
脳裏をよぎって…文章を読んで頭の中で想像していたあのシーン・このシーンが想像以上の迫力とリアル感を持ってスクリーンに蘇っていて
その後の展開を知っている「原作既読組」のコチラとしては、既に涙腺が準備を始めちゃう訳ですよっ!←ナニコレw
特にゼロ戦の戦闘シーンは本で読んで頭で想像するよりもスクリーンで映像として見せてもらえると「うぉぉぉぉ!」って気分になるし
個人的には宮部(本作の主人公・岡田准一君が演じてます♪)を敵対視していて、ある日模擬空戦を挑んだ景浦(新井浩文君が若かりし頃の姿を好演)
との丁々発止が起こるんだけど、あの模擬空中戦のシーンの迫力はやっぱり活字じゃなくてスクリーンだからこその臨場感だったと思った!
そしてあの悲しい特攻シーンね…本作が単なる反戦映画だと思われたくないんだけど、やっぱりあのシーンは外せないもんね(涙
本作は完全なフィクションで、こういう名前のこういう素姓のこういう結末の人物は実際には存在しなかったんだけど、
でもね、本作に登場した全てのキャラクターが実際に違う名前で存在していたんじゃないかと思うんですよ。いや間違いなくいると思うんですよ。
あの時あの空で「天皇陛下万歳」と言いながら散って行った数多の命の、名前も知らない人達一人一人に、この映画と同じ位、いやそれ以上の
ドラマがあって、そして守りたい命を思いながら若い命を散らして行ったんですよ…ってタイピングしながら思い出し泣きしそうですよ(涙
配役も良かったです。岡田君、本当に良かった。他のキャスティングも申し分なかった。
脚本も演出も良かったね。きっとネタ的に国外には出ない作品だろうけど(苦笑)日本人なら一生に一度は観ておいて欲しい。
決して嫌味な反戦だったり右寄りな作りじゃないですから。
「47RONIN」70本目
予告編からして「やっちまったな!」感が満載だったものの、何度も観てると段々愛着が沸くというのか…(苦笑
そうは言っても所詮は「ヒマな時にもし時間が合えば観てもいいかな?」程度のスルー推奨作品だった訳ですが
急遽「何としても観ておかなければ!」候補に浮上…それというのも某所で開催したネットコミュニティの忘年会でお会いしたネット友さんから
「私の友達のお嬢さんが柴咲コウさんの幼少時代の役で出演してるから観てあげてー!」と言われたので。
うん、だってハリウッド映画に友達の友達の娘さんが出演しただなんて、自分も何となく晴れがましい気分になるじゃないっすか!^^;
ま、そんな「観てね♪」というお願い絡みだったので、観ない訳にもいかず…な感じの鑑賞だったんですが。
肝心の「ネット友さんのお友達のお嬢さん」の出演シーンは多分3分あったかなかったか(滝汗)
ですが愛らしい顔立ちのお嬢さんでしたよ。撮影はかなり前だったそうで今はかなり成長されているそうですが
もし今後もチャンスがあったら是非ハリウッドに積極的に進出して頂きたいモノです!
さー、そんなこんなで本作
基本は「欧米人が想像してる【鎖国時代のJAPANってこんな風だったらカッコイイよね!】を凝縮させた忠臣蔵」という感じかw
欧米人的にはオッケーな鎖国・江戸時代の日本の形なんだろうけど、当の日本人が見たらパラレルワールド感がハンパない^^;
100歩譲ってパラレルワールドの江戸時代の日本だったとしても、あの「もののけ姫 byジブリ」的なクリーチャーはどうよ?(滝汗)
いや日本かなり平和な国土だしあんなド気持ち悪いクリーチャーが日々跋扈していたとかいう文献の存在も聞いた事ないしっ!
と、世界観やら衣装デザインやら色々ツッコミどころ満載なんだけど、基本的な「武士道」「君主に忠誠を尽くす」という
本来の「日本人気質」という部分に関して言えば割と真っ当に掘り下げて丁寧に描いてくれていたな、という印象です。
決してイエローモンキーの事を蔑視したり嘲笑する訳でもなく、本当に「武士道」をリスペクトしてくれている人が脚本を書いてくれたんだな、と。
自分は日本語ネイティブ(←英語が全然ダメって素直に書けよw)なので役者さん達の英語セリフが本国の方々にはどういう風に
聞こえているのか謎なんですが、本作「日本の中に1人ハーフ(キアヌ君)が交じった」設定なので、キアヌ君以外が全員日本人なんだな。
よくこんな設定の映画をハリウッドで撮ろうと考えたな(苦笑)と思うんだけど。
あ、でもね、予告編観た時は赤西君は四十七士の中のチョイ役なのかな?位にしか思ってなかったけど、蓋を開けたら大石内蔵助(真田さん)の
御嫡男という役ドコロでセリフも多くてなかなか目立つ立ち位置でした。英語のセリフもなかなかお上手♪^^
まーそれにしても本作、本国でどういう評価なんでしょうか?日本人以外でこの映画観たいと思う人っているのかなぁ?
いくらJAPANサブカルブームだとは言え、コレはいくらなんでも、ねぇ^^;