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天網恢恢疎にして漏らさず

※現在はてなBLOGに移行中なので記事が錯綜する…かも

子供手当て

2007年10月10日 | 駄ネタ
民主党が7月の参院選マニフェスト(政権公約)で柱に据え、今国会へ提出する予定の
「子ども手当」法案の概要が7日、明らかになった。親の所得制限などは設けず、
ゼロ歳から中学校卒業までの子ども1人当たり月額2万6000円を支給する。
必要な費用は約5兆8000億円を見込んでいる。
 同法案は「次代の社会を担う児童の成長および発達に資することを目的とする」と規定。
費用は経過措置を置いた上で全額国庫負担としているが、財源については
「所得税にかかわる扶養控除などの改廃その他の必要な措置を講じる」とするにとどめた。
このほか、施行後3年をめどに見直しを可能とする規定も設けた。

ソース:時事ドットコム 
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2007100700076&m=rss


・・・ふーん。
我が家はまた増税ですね(涙)
ま、子供産まない人が悪いんだよね?だからしゃーないわな。

って言うか、扶養控除をなくすとか言ってる?
扶養控除をなくしたくらいじゃ5兆8000億円も予算捻出は出来ないでしょ。
とりあえず法案通しちゃって、施行するところまで漕ぎ着けた段階で
「やっぱり予算の遣り繰りが出来ないから消費税引き上げましょう」じゃないの?
もしこの法案の為に消費税引き上げられたら、はっきり言って子供を持つ家庭の人は
26,000円貰うよりも結果的に出費増になると思うんだけどな(苦笑)

それより、どうして所得制限を設けないんだろう?
所得制限付けた方が効率的でしょ。
高額所得の家庭は「お金がないから子供が産めない」訳じゃないんだし。
お金もらえるようになるからって子供作る高額所得者なんていませんよ。

それからさ、義務教育までの子供にしか支給しないってのもどうかなぁ?
言っちゃ何だけど、子供に本当に金が掛かるのは高校以降でしょ。
「若い夫婦は収入が少ないだろうから子育て支援の為にお金を出すんです。
 子供が高校に入る頃には夫婦の収入もそれなりに増えているでしょうし」
・・・ってトコロなのかしら?
だとしたら、所得制限を設けないという条項と矛盾しますわねぇ。


でもね、このニュースソース(上記)はちょっと情報操作されてますね。
私が最初にこのネタを記事で読んだ時には「国籍にも制限を付けない」って
書いてあったんですが、今は国籍云々の部分は削除されているようです。
でも法案は多分「国籍も関係なく支給」で通すんでしょ?

あの・・・「日本国の少子化に歯止めを掛ける為の法案」という訳ではない?
うちのダーが汗水垂らして働いて払った税金を、見ず知らずの国の方々にも
ばら撒いてくれちゃおうって事ですよね?
あ、でも「次代の社会を担う児童の成長および発達に資することを目的とする」
って書いてあるなぁ。
という事は、次代の日本の社会は外国人に担ってもらおうって事かしら?(笑)


財源確保の目処もない、言い方悪いけど「有権者の頬を札片で叩く」ような・・・
目先の現金で釣ろうっていうのがミエミエの法案、よくも出せるもんだなと。
もう少し「本当に子育てに役立つ法案」を考えられないかね?
5兆8000億もばら撒けるんだったら、国営24時間保育所(保育料が超激安・または無料)
をバンバン作るとか、学校給食は全額無料にするとか、医療費全額無料にするとか、
義務教育の教材・教科書代は全部国から支給にするとか色々出来そうだけど。

それより生まれて来た子供の事だけじゃなくて、その前の段階が大事なんだよ。
環境ホルモンだ、仕事のストレスだと、最近は子供が欲しいのに出来ない夫婦が
本当に増えてるのをこの国のエライ人達は知らないのかしら?
不妊治療にいくら掛かるのか知ってるのかしら?
産婦人科の不妊治療費、人工授精費、分娩出産費、これを全額国負担にすりゃー
もっともっと子供は増えると思うんだけどな。

現金ばら撒きゃ~子供が増える訳じゃないよ。
我が家だって「子育てする金がないから子供を作らなかった」んじゃない。
子育てなんて遠い昔に終わっちゃった大金持ちの政治家のおじいちゃん達には
今の子育て世代の夫婦の本当の苦悩が判ってないのよね、きっと。

コメント
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