まほうのくりすますつりい
いちょう あかり
きたかぜは
わたしのなかをとおりすぎるとき
まほうをかけていった
きたかぜのまほうは
わたしのどれすを
きんいろにそめた
きたかぜは
わたしにささやいた
このどれすで
みんなのこころに
あかりをともしなさい
さあ
みんないらっしゃい
きんいろのいしょう
きんいろのかざり
このひかりを
わけてあげる
このどれすは
みんなのこころにあかりをともす
まほうのくりすますつりい
多くの草花が枯れていく中、鮮やかに光り輝き始めました。
色づいてきたイチョウ
周辺の樹木から浮かび上がるような金色です。
少し近づくと、
きれいな木の実が見えます。
金色のドレスを飾ります
当地では、草花が枯れ、桜などの紅葉が終わる頃になると、イチョウが、ひときわ鮮やかに色づくようです。何となくですけど、写真のように、周囲に他の木が茂っている場所では、黄葉が遅れるように思います。「あかりさん」が言うように、北風が通り過ぎると色を変えるのかな。言い換えると、「この場所にも寒気がやってきたよ。」と教えてくれているような感じです。
そうして、この色づいたイチョウを見ていると、もう一つのメッセージが届けられた気がするんです。
「さあ、心の中は、明るく!そして、温かく!」
ちょっと気が早いイチョウのクリスマスツリーに元気づけられて、日々を過ごすこの頃です。
・・・ついでに、「銀杏が落ちてきたら、少しいただかなくては。」などと皮算用をしている欲タガリのマタギでもあります。