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自然化粧品ビーバイイー、来年めど中国進出

2010-05-31 03:00:01 | 日記
 自然派化粧品を手がけるビーバイイー(東京都渋谷区)は、来年をめどに中国市場に参入する方針を明らかにした。地方農家と契約して開発した「凛恋(りんれん)」シリーズの品ぞろえを強化する一方、提携先である広告代理業などを行うアズウェーブ(東京都世田谷区)のルートを活用し、現地の百貨店などで販売する計画だ。

 ビーバイイーの主力商品はアフリカのサバンナ地帯に生える「シア」の木の実を原料としたクリーム「ママバター」シリーズだ。原産国であるガーナのダゴンバ族の女性が生産しているもので、種子から抽出される植物性油脂に保湿効果がある。スキンケアや切り傷の治療などに適しているという。

 現在、国内の百貨店からドラッグストアに至るまで7千店舗で取り扱われており、平成18年の販売開始以来、累計で150万個を突破したヒット商品だ。

 経済成長に伴って中国でも安全・安心志向が高まっており、日本の高級野菜が売れるなど日本製品への関心が高まっている。ママバターの標準タイプの販売価格は1260円。中国で販売した場合、高級品に属するものの、富裕層を中心に一定の需要があると判断。現地販売に乗り出すことを決めた。

 日本の農業支援と地域活性の促進を図るため「地方の農家とタッグを組んで開発した」(杉谷惠美社長)凛恋シリーズの代表例は高知県産のゆずを使ったシャンプーだ。通常、ゆずの皮は廃棄処分となるが、地元農家から買い取って九州・有明産の海苔エキスを配分するなどして商品化した。

 昨年11月に販売を始めたところ、今年3月までに50万本を販売。予想を7割も上回る売れ行きとなったため、今年秋をめどに高知県の名産品「小夏」や伊豆大島の椿油を原料としたシャンプーの商品化にも乗り出す。

 ゆず系はさっぱりした髪質を生み出すのに対し、小夏と椿系は潤い感が特徴で国内だけでなく、中国市場を開拓する原動力にしたいという。凛恋シリーズのシャンプーについて、杉谷社長は「美しい髪の土壌となる頭皮の血行をよくする効果が見込める。頭皮のケアに力を入れると顔にも張りが出てくる。商品数の増加によって、こうした効果を認識してもらう機会を増やすことにつなげたい」としている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100531-00000507-san-bus_all
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