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<やらせメール問題>九電社長が辞任へ 来月末で調整

2011-12-27 03:00:01 | 日記
 九州電力の眞部利應(まなべ・としお)社長が26日、記者会見で辞任を表明した。時期については、来年1月末とする方向で調整していることが九電関係者の話で分かった。電力需給や業績見通しのめどがつき、26日に始めた5%以上の節電要請(来年2月3日まで)もほぼ終了するため。眞部社長の後任には瓜生道明副社長や藤永憲一常務執行役員らが浮上しており、年明けにも選考を本格化させる。松尾新吾会長の去就は流動的。

 眞部社長は26日の記者会見で、玄海原子力発電所(佐賀県玄海町)の「やらせメール」問題を巡る自らの進退について「信頼回復には新しい気持ちでやった方がいいと思う」などと述べ、引責辞任する意向を明らかにした。

 九電は今月22日、経済産業省資源エネルギー庁に、やらせメール問題の新たな再発防止策を盛った説明書を提出。眞部社長は会見で、枝野幸男経産相から「(九電)第三者委員会の報告を真摯(しんし)に受け止めたと理解している」とのコメントを同庁長官を通じて受け取ったことを明らかにした。その上で「(九電が)信頼回復のスタートに立った。一定の区切りだろう」と話し、枝野経産相の容認が辞任表明につながったことを示した。

 眞部社長は参考人招致された7月の衆院予算委員会で引責辞任する意向を表明し、松尾会長に辞任届を提出していた。しかし、10月の取締役会で一転して続投を決めていた。眞部社長はこの日の記者会見で「メール問題を(後任に)引き継ぐのは難しかった」と釈明した。

 一方、枝野経産相は26日の記者会見で、眞部社長の辞任表明について「(22日の説明書提出で)けじめや信頼回復ができたと断言できることではない」と慎重な見方を示した。【中山裕司】
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