震災前に入院・通院中だった南相馬市の小高赤坂病院・・・
東電の賠償打ち切りで、医師や看護師を今年3月末で解雇したと記事を読みました。
病院は閉鎖されました。
こんなことがあっていいのかと思います。
私は、現在いわき市のクリニックに通院しています。
落ち着いていて、夜だけ薬を飲み寝ています。
薬がないと全く眠れません。
2週間に一度の通院をしています。
夕方、当時の院長先生と電話で久しぶりに話しました。
先生は、仙台市に自宅があり住んでいます。
頑張って再開へ力を出していたのに、原発事故で失いました。
私は、先生の幸を願い話しました。
当時、とても親身でアドバイスをくれた先生でした。
今の生活があるのは、本当に小高赤坂病院のおかげです。
医師や看護師さんらは、いつもそばにいてくれて、
励ましてくれました。
その恩返しとして、病院のことを伝えていきたいと思います。
精神科では、ほぼなかった開放病棟で、散歩もノートに記入して
看護師さんに話して、自由に行けました。
南相馬市小高区の川沿いの桜の道は景色がよくて携帯で写真撮りながら
歩き、必ず、小高神社にも寄りました。
病院への往復時間は、1時間・・・
あの道が懐かしい・・・・看護師さんも懐かしい、入院患者とも友達になれて
楽しい時間も、ときには、ちょっとした騒ぎハプニングもありました。
今は、皆、散り散りになってしまいました。
でも、自分を大切にして過ごしていきたいと思います。