開催日:2011年10月3日(月)
参加人数:13人(タンデム1組)
天候:晴れ
気温:21度(日本気象協会発表値)
ゆったり、のんびりでおなじみの、Sディレクター主催の平日ツーリング。いろんなことがあって、ほぼ1年ぶりの開催となりました。記念すべき10回目の平日ツーリングの行き先は、ズバリ、シークレット。参加者に知らされたのは、当日の集合場所と時間だけ。
午前8時。晴れ渡る秋空の下、常磐道 守谷SAに集合しました。着いてビックリ。7時40分にはほとんどのメンバーさんが集まっているではありませんか。はやい…。
出発前のブリーフィングでルートの発表です。地図が配られましたが、どうですか、ゆる~く手書きです。
「さあー、お配りした地図は皆さん違うものなので自由に走ってください。」
という冗談から始まり、ほのぼの
守谷SAを出発して、一路、友部SAを目指します。風は涼しく、乾いていて、エンジンにもライダーにもやさしいですね。11台は、毎月の定例ツーリングの40~50台と比べるとこじんまりですが、いえいえ。最後尾から眺める隊列は先頭まで見渡せて、迫力あります。
那珂ICを降りて、118号線で常陸大宮市街に向かいます。平日の午前中。交通量は少なく、お天気もいいので、沿道には掃除や洗濯物に勤しむ方の姿がありました。みなさんが仕事をしている時間に…。ちょっとの罪悪感と、なんともいえない開放感を感じながら先に進みます。
118号線から293号線に入って少し行くと、国民的時代劇『水戸黄門』に登場する、風車の弥七のモデルとなった、松之草村小八兵衛のお墓があります。劇中では心強い助っ人役ですが、実在した(と言われている)小八兵衛さん、もとは盗賊の頭領。お縄となり、放免されたのちに徳川光圀(=水戸黄門)に仕えた、と伝えられています。
サルビアと曼珠沙華が咲いています。車も通らず、聞こえるのは我々の話し声だけ。静かなところです。小八兵衛さんのお墓をあとにして昼食場所へ向かいます。お昼ごはんは、293号線沿いの食堂、和食レストラン美和亭さんです。メニューは、そばに刺身、カツ丼、スタミナ定食と、豊富です。お味もグッドでした。
おなかもいっぱいになりました。茂木に向けて出発します。29号線は山間を走る、適度な起伏とワインディングがある、おもしろい道です。30分ほどで道の駅もてぎに到着します。おすすめは、地元茂木町で採れるブルーベリージャムが乗ったアイスクリーム「まるごとブルーベリー」...のはずだったのですが、10月からはりんごが乗った「りんごアイス」に。りんごだっておいしかったですよ。革ジャン羽織ったオジさん軍団、アイスを頬ばっていました。
さて、茂木の街をあとに、焼き物で有名な益子を通り、帰りは桜川筑西ICから北関東道に乗り、友部JCTを経由して、守谷SAを目指します。常磐道に入ると、ちょうど真正面から西日が…。でも、もう暑さはなく、秋なんだなぁ、としみじみ感じました。16時に守谷SAに到着し、最後はお約束の一本締めで解散となりました。
筆者は初めての平日ツーリングでしたが、定例ツーリングとは違う、ゆったりとした雰囲気がおもしろかったです。『マス(グループ)ツーリングに参加してみたいけどペースについて行けるか心配』とお考えの方は、ぜひ平日ツーリングをお試しください。平日ツーリング、11月も予定していますよ。
Photo/Text by もっちゃん / 十兵衛