「リベンジ 清水マグロツーリング」 9月23日(日) 参加者47名
「全国各地にうまいものがある。」『そりゃあ、食わなきゃあねぇ。』「食うためには、どうするか?」『そりゃあ、そこまで走るしかないでしょう。』と、清水のうまいマグロを食いたいチャプターメンバーが集まった、この企画。なんと2回も雨に阻まれ、今回で3度目の正直で実現できたツーリングとなりました。
愛鷹P.Aで、少し、休憩のあと、由比P.Aへ。
ここは、太平洋がすぐそばまで迫ってきていて、台風で荒れた時には、P.Aに水しぶきが飛んでくるシーンなんかが、TVなんかで中継されるところ。残念ながら、すこーし、天気が悪く、正面には駿河湾、東には富士山が一望というのは、拝むことはできなかったけど。
縦列にしか止められない駐車スペースをハーレー軍団で埋め尽くす姿は、高速を走るドライバーからは、圧巻だったようですよ。
清水I.Cで高速から一般道路へ出て、目指すは、「なすび総本店」。
清水といえば清水港の鮪(まぐろ)が有名。もちろん、今回のツーリングの目的も『元祖、街道一のまぐろ首領 富士山盛り』を頂くこと。
『富士山盛り』は、氷を富士山に見立てて、そこにマグロの切り身が並ぶ並ぶ。さらに、マグロのユッケ、桜エビのてんぷら。鍋?と思いきや、マグロのブツが入ったお味噌汁。
こいつは、一番うまい食い方があるということで、お店の人がレクチャーをしてくれる。
1.興津川産の生わさびを卸す。2.お椀のごはんに好きなだけマグロを乗せる。3.小皿に土佐醤油を入れて、卸したわさびをいて、お椀のごはん+マグロにかける。4.お好みでゴマ、ネギの薬味を振りかける。5.最後にマグロのユッケを更に、少し、乗せる。これで、特製まぐろ丼の完成。これを大口を開いて喰らう。うまいーーーー。
ご飯をお代わりして、2杯目もまぐろ丼。マグロで腹が満たされる感激のひととき。
おなかが満たされたので、「三保の松原・はごろもの松」を散策。
羽衣伝説というのは、「昔々、三保のの村に伯梁という漁師が住んでおりました。その漁師が浜に出かけて、浦の景色を眺めていて、一本の松の枝に見た事もないきれいな衣がかかっていました。そして、それは、天女の羽衣で、それがないと天女は天に帰ること出来ない。そこで、返す変わりに天上の舞を見せてくれとお願いして、天女は、霓裳羽衣の曲を奏し、返してもらった羽衣を身に まとって、月世界の舞いを披露しました。」というような話。
時代は、現代、天女は居らず、変わりに犬が松に引っ掛かって、じゃなく、登っていました。
帰りのルートで面白いものを発見。高速までのルートが海岸線の「いちごライン」季節的に、いちごは終わった。でも、いちご狩りのためにいちご園があたり一面に。しかも。
静岡と言えば、「お茶」。「お茶」と言えば、段々畑。そう、いちごも山の斜面に「段々いちご塚」(塚って言わないかな?あの、いちごができてる、こんもりした、土の事です)になっているんです。土地柄なんでしょうねぇ。
と、静岡I.Cから東名に乗り、富士川S.Aで全車燃料補給をして、足柄S.Aにて解散となりました。
日中は、曇りでも暑かったのが、夕方には、急に涼しくなり、ようやく、酷暑の夏を過ぎ秋がやってきたようです。
REPORT BY TAGA
PHOTO BY YASUI