千葉の松戸から柏へと続く革物語

【Handmade Leatherwork Akashi】

レザー教室風景と生徒さんの作品

2023-11-30 08:00:00 | レザー教室
いつもご覧頂き有難うございます。
【Handmade Leatherwork Akashi】の
中の人、Akashiです。
今回のブログはレザークラフト教室風景
と生徒さんの作品です。






まずは生徒Tさんです。

最近、新しく仕入れた牛革クロムレザーの
黒のストーンウォッシュ風の革を使用し
ファスナー式のキーケースを製作します。

型紙を製作した後、革を切り出し、用途に
よって革を部分的に漉きます(薄くする)
その後、、、、











中の色々なパーツの構造を考えながら順序
立てて貼り合わせていきます。
この時、後では縫えない所や後でつけられ
ない金具等は先につけておきます。
外側の仕込と中側の仕込が終ったら、、、












グルッとファスナーを貼り、外周を手縫い
していきます。

こういう仕様をラウンドファスナー式
と言います。
同じ幅で均一にファスナーを貼っていく
工程はなかなか難しいですし、カーブでは
菊寄せという技法も入ってきます。
上手くいかず、何回もやり直す事もあると
思いますが、是非、マスターして頂きたい
技法の1つです。
お疲れ様でした












続いては生徒Yさんです。
Yさんは引き続き、スマホが入るお財布の
製作です。

今回はコインケース部の製作から。
Yさんのコインケースもファスナーを使用
していきます。

こちらは先程のラウンドとは違い革をくり
抜いた部分に均等にファスナーを貼り
外周を縫っていきます。

この時、ファスナーのテープ部は布なので
菱目打ちでは穴をあけず、丸錐りなどで
針の通り道を作るだけにします。

菱錐りであけると布部がボロボロになり
強度も下がってしまいます。
なので、予め、革だけを菱錐りで穴をあけ
ファスナーはその穴に沿って、丸錐りで
小さい穴をあけるだけにします。












コインケース部の準備が終ったので次は
カードホルダーの製作です。
カードが7枚入る仕様にしました。

重ねてカード入るカードホルダーにも
革が厚くならないように色々な技法が
用いられています。
見た目と実際に作るでは全然違うのも
レザークラフトの面白さですね。

本体、コインケース、カード入れの全てを
マチで縫い合わせて最後はこちらも
ラウンドファスナーを付ければ完成と
なります。
ここまでで時間となりましたのでラウンド
ファスナーは次回となりました。
次回の完成を目指して頑張りましょうね。
お疲れ様でした













最後は体験教室にお越し頂いたHさんです。

選んで頂いた黒のヌメ革に刻印を打って
頂き、デザインが完了しました。

床磨き、コバ磨き、外装のデザインが
終ったらそれぞれを貼り合わせて












外周に縫い穴をあけていきます。
この時、菱目打ちという道具を使用して
穴をあけていくのですが、ここでも何点
かの注意点があります。

均等な大きさにする為、直線上、左右に
ぶれず、真っ直ぐな穴をあける為の注意点
です。
それらを心がけで慎重に穴をあけていきます。













穴をあけ終ったら、手縫いをして外周の
コバ磨き、最後にオイルで革を磨いたら
完成となります。

当教室で使用するヌメ革は私の趣向で
素上げ(革の表面が何も加工されていない)
の革が多いです。
なので、グレージングしたりオイルアップ
したりと仕上げも楽しんで頂けたら
嬉しいです

Hさんが完成してくれた作品は縫い目や
コバも綺麗に仕上げて頂きました
レザークラフトも楽しいと言って頂け
良かったです
次は基本コースでお待ちしています。
お疲れ様でした






















minne ギャラリー
↓   ↓
【minne ギャラリー】











ホームページ
↓   ↓
Handmade Leatherwork Akashi





住所   千葉県柏市南柏1-2-6 
     南柏ビル 605
TEL    0471-43-9998
定休日  不定休
営業時間 AM 11:30~PM 20:00
メール   tkhs3150@pd6.so-net.ne.jp

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ぺスドクさんと関連の手作り品 | トップ | マスク製作強化月間 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

レザー教室」カテゴリの最新記事