今月の歌舞伎座は
十八世中村勘三郎十三回忌追善 猿若祭二月大歌舞伎
勘三郎さん、もう十三回忌ですか・・・
亡くなった時のあの絶望感は、12年経った今でも変わりません。
↓ その時のDN
時は無常に流れて・・・でも息子さんたちを筆頭に中村屋は元気、なのが救い
今回も、超豪華なキャストで、高級フルーツ全部乗せフルーツパフェ、みたいなラインナップでした。
私が観たのは昼の部。
野崎村と籠釣瓶は、歌舞伎の演目の中でも特に好きなもので、三回忌の日取りが2月3日に決まった時には「やった!歌舞伎座観れる!」
ってつい、喜んじゃったけど、もしかしたら母が「ついでに歌舞伎見て帰りなさい」って言ってくれたのかも。
だって、2月3日って、命日ドンピシャの日なんですよ。普通、法要って命日より前にするものでしょう?
でも、私の方は娘のことがあり、弟も仕事の都合があって2月3日になったのでしたから。
「野崎村」は田舎娘のお光がいいなずけの久松の帰りをウキウキしながら待つ場面から始まります。
勘三郎さんのお光は、そりゃあもう絶品でした。
それを今回は、勘三郎さんの部屋子だった中村鶴松くんが勤めています。
これがもう、芸としてはそりゃあまだまだでも、とにかくフレッシュ!カワイイ!
まだ若いし、まだまだこれから
対する、商家のお嬢様お染は正統派女形の六代目中村児太郎、と、若手を中心に据えた、これからが楽しみになる舞台でした。
大御所・中村芝翫と中村獅童の踊り「釣女」で笑って肩の力を抜いた後は、中村屋兄弟の「籠釣瓶花街酔醒」。
私はこの作品、初めて見たのは大学生の歌舞伎サークルの自主公演、つまり、素人のそれも大学生が演じた歌舞伎だったのですが、それでもめっちゃ引き込まれて、以来大好きな作品となったものです。
最初の見どころは、花魁の八つ橋が花道の七三でふっと振り返って微笑むところ。
今の時代は坂東玉三郎の八つ橋が頂点で、玉さまの微笑を見てしまっては誰もが佐野次郎兵衛になってしまうような妖艶な笑みなのですが、それを、玉さまの後継と言われている七之助さんがどうするか。
・・・と、観客全員が固唾を飲んで見入っている中での七之助さんのプレッシャーはいかばかりかと思いますが、美しい八つ橋でした。
勘九郎さんはどんどん勘三郎さんに似てきますが、やっぱり勘三郎さんとは違う魅力がある。
中村屋は安泰ですね。これからもますます楽しみ。
と、歌舞伎座を楽しんだ3日後の昨日、森ノ宮ピロティホールでの「三谷幸喜作・オデッサ」を観てきました。
三谷作品の舞台、初めて~、と思っていたら、2011年に「ろくでなし啄木」を観てました
どうもその時は「三谷作品だ!」と期待したほどではなかったらしく、それで記憶にあまり残ってなかったようで。
↓ その時の感想DN
でも今回は
これぞ、求めていた三谷幸喜
というもので大満足でした。
こちらはネタバレ厳禁作品なので、これ以上の事は書けませんが、とにかく、開演前から笑かしてくれました。
お昼前に出かけて明るいうちに帰って来られるという、休憩なし1時間45分という尺もいい塩梅でした。
いっぱい笑ってスッキリ
今日は夫の誕生日なので、張り切ってお料理しちゃおうかな
素敵なお誕生日になさってくださいね。
ぜんぜん その世界のことは知らないのですが
一度は舞台を観てみたいと思っていますが なかなか機会がなくて・・・💦
三谷幸喜作品の舞台は楽しかったでしょうね
いい作品達を観て心リフレッシュですね🎵
旦那様のお誕生日おめでとうございます🎂
張り切ってお料理作れましたか?😊
ありがとうございます😃
6のゾロ目の歳になり、「うぇ~、信じられんわ~😬」と言っておりましたが、まだまだ元気でいてもらわないと❗😃
何かきっかけがないと、なかなか観に行けないものだったりしますよね。
私も一番最初は、高校生の時に母が職場で貰ってきたチケットで、自分から歌舞伎を観に行きたいなんて思ったこともなかったです。
時々、NHKのeテレでやったりするので、テレビでやるのってキャストとか揃ってるのでちょっと観てみるのもいいかもです。
三谷さんの舞台は、今回は「これぞ!」というもので大満足でしたよ~。これもそのうちwowowとかで観られるかも。
夫のバースディディナーは、良さげなお肉が半額だったので😅、それでトンカツにしました。
満足していただけたようでした👌😆