ひよこまめのEveryday

還暦過ぎたおばさんの日常。

ドラマ、映画、舞台、本、音楽などの感想も。

配信で宝塚観劇

2021-11-02 11:37:49 | stage

土曜日と昨日の月曜日に、宝塚歌劇を配信で観劇しました。

 

土曜日は月組の博多座公演「川霧の橋/Dream Chaser」

「川霧の橋」は1990年にやはり月組で上演されたもので、私が本格的に宝塚にハマるきっかけになった作品。

名作なんですよ~。

当時主役を演じた剣幸さんが、地味だけど真面目で男気のある頼もしい人を見事に体現していて惚れまして、そこからヅカの沼にハマっていった私なのでした。

その時は、ゴールデンコンビと言われた剣幸・こだま愛のトップコンビの退団公演。

今回は、月組の新トップコンビのプレお披露目ということで、ハンディは否めないよな~と若干の不安もありつつ、楽しみにしていた配信でした。

私自身も、好印象だっただけに記憶も美化されてるだろうし、それを基準に観てはいけないなとは思ってましたが、でもそれを差し引いても、良かったです。

あと、ショーの方もすごく良かった!

振付は誰なのか、それぞれの場に出ていたのが誰誰なのか知りたくて、プログラムをポチりました。

そしてここからスタートの新生月組、とりあえず今回のプレお披露目を見た限りでは「めっちゃ王道に戻ったね」という印象。

月城かなと=れいこさんも、真ん中に立ってみると意外と骨太な、昔ながらの男役感が強かったし、相手役の海乃美月=くらげちゃんも、大人っぽい落ち着きと色香があって、個人的にはそれこそ30年ぐらい前に観ていた星組の日向薫・毬藻えりコンビの雰囲気を思い出しました。

正2番手となった鳳月杏=ちなつさんも、遅咲きかもしれないけど見るたびに魅力的になってきているので、これからの月組は楽しみにしていいかも

 

で、昨日は星組大劇場公演「柳生忍法帖/モアー・ダンディズム!」

いやーこっちはもう、安定の星組。

礼真琴=まこっちゃんと舞空瞳=ひっとんのトップコンビのレベルの高さは異常~

歌も踊りも完璧。お芝居も自由自在。

こっちはこっちで、これからのますますの進化から目が離せないです。

昨年の「ロミオとジュリエット」の「死」でたくさんの人の心を鷲掴みにした愛月ひかる=愛ちゃんが、これで卒業です。

ここ数年の追い上げは凄かったけどトップまで至らなかったのは、本人の意志なのか劇団の判断なのか。

ファンとしては残念だけど、その後を見据えているでしょうから、これからも応援していきたいです。

千秋楽だったので、「愛月ひかるサヨナラショー」がありました。

本編の方のショーに、珍しく男役燕尾の群舞がないなーと思っていたら、愛ちゃんのサヨナラショーの中であった・・・!

愛ちゃんが0番(先頭のセンター)で・・・

しかもその後、ひっとんと「うたかたの恋」のオープニングを・・・・

もう、泣くしかない。そして、観たかったよ、本役としての0番、本役としてのルドルフ・・・。

サヨナラショーでは、その人の代表作からの曲やその人にとっての思い入れのある曲が歌われることが多いのだけど、今回聴けた曲以外にもあれもこれも、と愛ちゃんが演じた役には印象に残っている物が多いです。

まだ東京公演があるから、もう一回観れるけど、それが終わっちゃったら・・・

辛いけど、その後を楽しみにして送り出すことにしましょう。

 

 

 

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