ひよこまめのEveryday

還暦過ぎたおばさんの日常。

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平井堅 1995

2021-05-13 12:24:51 | 音楽

歌手の平井堅さんがデビュー25周年だということで、今月のFMは「平井堅祭り」みたいになってます。

欠かさずCDを買う、というほどのファンではありませんが、ベストアルバムの「歌バカ」は買って、当時擦り切れるほど(CDだから擦り切れないけど)聴いた、という程度には好きなアーティストの一人なので、久しぶりにあの美しい歌声が聴けて、嬉しい毎日。

5月12日に出たニューアルバムの中からは特に「1995」という曲がかかることが多くて、これがまったくワケワカランながらも面白い曲で、耳に残ります。

PVを見たら少しはわかるかなと思ったら、さらにワカランかったですが

インド風の曲調と、「は?」とか「で?」とかの合いの手がクセになるの。

あいみょんと一緒に出した「怪物くん」という曲も、クセになる系という意味で同じジャンルかな。

昨日はFMに平井堅さんがゲストで出られて、1995は平井堅さんのデビューの年なので、今年がデビュー25周年になる、というようなお話をされてました。

ということは・・・

いきなり自分語りになって恐縮ですが、私も1995年に東京から関西の今の家に移って来ているので、今年で25年になるんだな~。

25歳まで東京で生まれ育ち、25歳で関西に嫁に行って30歳まで過ごし、30歳~35歳はまた東京で過ごし、1995年、35歳になる年にここに移ってきて今に至る、ということで、東京と関西と丁度30年ずつ過ごしたことになるのね~、などの感慨もあり。

 

1995年は大変な年で、年明けに阪神大震災があり、3月には地下鉄サリン事件があり。

地震は、丁度関西に新居を探していた時で、候補に考えていた地域の被害が大きくて、消去法で今のマンションに決まったものでした。

3月に地下鉄サリン事件があった日は、私の東京での職場の退職日でした。地下鉄銀座線で青山まで通っていたので、当時の騒然とした異様な空気は忘れられません。

会社では、社員は営業の人もすべて外出禁止になり、その時はまだ、何が起こったのかはっきりとはわかっていなかったので、「毒ガスがすぐそこまできているらしい」みたいな流言飛語も流れてきて「地下鉄には乗らない方がいい」と言われ、私は退職で頂いた花束を抱えて渋谷まで歩いて帰りました。

一歩間違ったら命がなかったかもしれない出来事をすり抜けた、ような危うさと不思議さ、私はすり抜けたけど巻き込まれた人たちがいる、という後ろめたさみたいなものは、今も心の底に残っています。

光陰矢の如し、だけど、この25年はそれなりにいろんなことがあったな、とも思います。

Windows95が出た年、と思うと、それ以降の社会の変化も大きかったなと思うし。

我が家も、今、よくぞ落ち着いた日々を過ごせているな、と思うこともあるし。

でも、そんな25年間、変わらず美しい歌声でステキな、あるいは面白い曲を歌い続けている平井堅さん、すばらしい

しばらくは私自身もパッチワークしながら、お料理しながら、「平井堅祭り」になりそうです

 

 

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2 コメント

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Unknown (なつ)
2021-05-18 14:46:03
平井堅さん25周年ですか~♪
声も良いですし歌も上手ですよね(^^)

ひよこまめさんは東京と関西それぞれ30年の生活なんですね
私は北海道から離れて暮らしたことがないので
1度は都府県で生活してみたいと思っていましたが もう無理みたいです(^_^;)
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Unknown (hiyokomame)
2021-05-18 16:45:47
☆なつ様
平井堅さん、今でもどの曲も全く古びた感じがなくて、25周年と聞いてもピンと来ないんですよね。
でも、新しいアルバムの曲には「今」を感じるので、不思議です。曲を作る人ってすごいなぁ。

なんだかいつの間にかちょうど30年ずつになりました。
実家の親戚関係、すべて東京の人たちなので、まさか自分が関西で生きて行くことになろうとは思ってもいなかったのに。これまた不思議なことです
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