骨折して以来お風呂は入れないものと思って、体を(私が)拭いていた夫でしたが、昨日の朝「お風呂に入っちゃダメなのかなぁ~」と言うので病院に電話して聞いてみました。
そしたら、あとから元通りにできるなら、包帯も全部外して入っていいとのこと・・
えぇ~、それはちょっと怖すぎる・・・まだ折れたそのまんまなのに・・・
ということで、包帯の上からでっかいビニール袋を巻いて、シャワーに入ることになりました。
私が先にお風呂に入って、もう出られる状態になったら呼んで、ということで、うん十年ぶりの混浴(?)・・・
ま、しかたないです。
とにかく椅子に座ってもらってまずシャンプーから。
・・・・・あれ?結構一人でできるんじゃない?
と思って、「いつまでもこんな風に入るわけにいかないから、やってみなよ」と言って、シャンプーと、体の片手で届く範囲は自分で洗ってもらって、届かない部分を私が洗い、シャワーで流していっちょ上がり
我が家では、最後にお風呂に入った人が床掃除をして出ることになっているので、夫には先に出てもらって私は床掃除。
すると外から「ねぇ~、背中拭いてよ~」
「()ちょっと待ってよ、床掃除してるんだからさー」「あー、ごめんごめん」
で、終わって外に出ようとドアを開けると、濡れた身体のまま仁王立ちの夫
「背中拭いてくれる?」
待ってたの?なにも(工夫も)しないで?
と内心思いつつも、バスタオルで優しく拭いてあげてると「頭もごしごししてくれる?」と言うので、髪もバスタオルでごしごし・・・(これ、左手でできるのでは?)
「はい、これでいいかな?」と、今度は自分が体を拭こうとバスタオルに手を伸ばすと
「新しいトニックがあるんだよね~、つけてくんない?」
あのねぇ
私、まだ体も拭いてないのよ、びちょびちょのままなの
「ちょっと体ぐらい拭かせてくれる?」とできるだけ穏やか~に言うと、「あー、ごめんごめん、じゃあ向こうで待ってるわ」「でもパンツだけ履かせてくれる?」
ということで、手早くパンツを履いていただいて脱衣所からご退出いただき。
ようやくパジャマになってリビングに行くと、パンイチのままでソファに座っていらっしゃる。
パジャマを着せて、トニックを振りかけて「こんな感じ?」「うんうん、それで全体にこう、ぐるぐるっとして」(それ、左手でできるのでは?)
と思いつつも、とりあえず手術が終わって退院してくるまでは労わってあげようと思っているので、言われるとおりに髪をぐるぐるっとしていると・・・
「キウイがあったよね、食べようか、コーヒー淹れてさ」
・・・・・かしこまりました、ご主人様。
で、コーヒーは息子に頼んで、私はキウイをご用意しました。
まあ、今はまだ気持ち的には沈んでいるようだし、手術が終わるまではと思ってるけど、退院してきたらこんなわけにはいかないからね、夫よ。
世の中には、片手で生活してる人はたくさんいるのだ。
リハビリも必要だしね
なんか、ものすごく久しぶりに、子供たちが小さかったころのお風呂を思い出しました。
自分の体はびしょびしょのままで、とりあえず子供たちを拭いて、着せて、そのあと自分もあわてて身体を拭いてパジャマになって、リビングでお風呂上がりのお茶やジュースや時にはアイスクリームをあげて・・・
小さな子供たちはかわいかったけど、こんなにでっかい子供はちょっと・・・・・
一日も早い成長を願います