ベビーマッサージの生徒さんが懐かしい柄のお皿をオイル皿にご持参だったので、この冬始めて登場させました。
この器はとびきり美味しい卵が焼けるエッグベーカーです。
里の父がまだ私が幼稚園の頃に買ってきたので、お付き合いは40年以上になります。
懐かしい柄は、スリップウエア技法というのですって。
器をコンロで温めて、バターをぽとん、ジュワジュワ。
バターが溶けたら卵を割り入れて、周りが白くなったら蓋を閉めて蒸らします。
私はいつもこのくらいで蓋をします。
お好みの半熟加減になったら塩こしょうで仕上げ、スプーンですくって熱々をいただきます。
「ゆまち」ってどんな漢字だろうと改めて調べて、マガジンハウス 大草朋宏さんの記事を見つけました。
神様の国 出雲の湯町窯で作られた器だそうです。
ここでこの方に作られていたのだなあと感動です。
我が家にあるのはたぶん3代目琇士さんの焼いた器。
結婚後に買い足したもの(左上)はお皿の淵が丸く盛り上がっていて、里の母から譲り受けた二つも微妙に違います。
右の平たい物がたぶん一番古い昭和40年代の物。
父も何度か買い足したのを覚えています。
大草さん、とてもステキな記事を読ませていただきありがとうございます。
いつか行ってみたくなりました。
幼い頃の想い出いっぱいの卵は、私にとって最高のご馳走です。
これで焼く卵はとっても美味しくて、私は大好きです。