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「テレビドラマ『スパイ大作戦』のジム・フェルプス役で知られるピーター・グレイヴスがロサンゼルスの自宅で亡くなった。83歳だった。
AP通信によると、今週84歳の誕生日を迎えるはずだったジムは、妻とこどもたちと一緒にブランチを楽しんで自宅に戻った途端に倒れたスポークスマンは発表。娘が人工呼吸と心臓マッサージを試みたが、蘇生できず、主治医によると心臓発作の可能性が高いとのこと。
シリアスな役が多い中、映画『フライングハイ』でコメディーに進出した際には、自分のこれまで築いてきたキャリアを捨てることになりかねないという恐怖があったとインタビューで語っているが、大ヒットを記録し、続編となる映画『フライングハイ2/危険がいっぱい月への旅』にも出演している。」(シネマトゥデイ)
1966年に始まった『スパイ大作戦』(原題 "Mission:Impossible")の初代リーダーはスティーヴン・ヒルの「ダン・ブリッグス」だったことは結構忘れられている。
つまり、最初の1クールの指令は
「おはよう、ブリッグス君。そこで今回の君の任務だが~」
「例によって、君、もしくは君のメンバーが捕えられ、或いは殺されても、当局は一切関知しないからそのつもりで。成功を祈る。録音部分は自動的に消滅する」
というような感じで始まっていた。ヒルという俳優はアクターズ・スタジオでリー・ストラスバーグに演技を習ったそうで同じ頃に、マーロン・ブランド、モンゴメリー・クリフトたちが一緒だったらしい。ところが3ヶ月後、いきなりリーダーはピーター演じる「フェルプス君」に変わってしまい、吹き替えの声優は若山弦蔵のままという子供の私と兄を混乱させる事態となったのだ。ヒルの演じるリーダーの方が暗くて小柄、まさにスパイという雰囲気だったので、なかなかフェルプス君にはなじめなかった。
(↓がブリッグス君)
とはいえ、フジテレビの土曜日22時30分はシリーズ終了の1972年まで毎週テレビの前にはりついて観ていたのは間違いない。1967年の日本はまさにGSブームの真っ只中なのだが、ラロ・シフリン作曲の5拍子のテーマ曲はいまだに新鮮だ。
先月、デアゴスティーニ・ジャパンからマガジン付きDVD「スパイ大作戦 DVDコレクション」が発売開始されたが、第一シーズンは収録されず「ブリッグス君」を見ることはできない。見たい人は↓こちらで。でもパッケージに彼の顔小さくて可哀そう。
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