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イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

春だ元気を出そう!(私は何か?⑦)

2010-03-06 | 第五章「和解と平和」

 昨日、仕事場に向かう途中に、雑草とはいえ可憐に咲いているオオイヌノフグリを見て、春が来たと感じた(花粉も舞っていたが)。そして、今朝、ベランダにアイリスが初めて咲いて喜ぶ。ちょっとした幸福感は良いものだ。

 しかし、この1-2日、シビアな問題を考えていたのか、何となく緊張感が身体に蔓延り、感情の流れも、ここ一つのようだ。花粉症(薬の影響も)もあるかもしれない。明るい感情も含め、何となく感情生活が貧しいようだ。

 変な話で恐縮だが、こころの緊張が強まっている(防衛機制が強まる)と、ブログの内容がつまらなくなるのか、アクセス数が低下するようだ。昨日は沢山の方に見ていただいたが、そのわりにページアクセスがちょっと少なめであった。これも貧しい感情生活を表しているかもしれない。

 読者の皆さまが意識・無意識の中で私のブログを鋭く洞察・評価されているように思えてならない。防衛機制が強すぎると(例えば知性化が強いと)、一見まともでも、後で見ると杓子定規的で感情のない内容になっていることに気付く。

 ブログではないが、先日も、若い人と語らっていた時、どうも講義調になってしまったのか、つまらなそうにされていて、はっと気付いたりした。

 さて、こういう時にどうするかだが、やはり、自分の眼の前の生き甲斐(ちょっと大げさかもしれないが)を大切にするのが良いようだ。自分の生き甲斐は何か?今は天上の虹や万葉集かな・・・もっと楽しもう(今日は休日でもあり)!

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自殺予防を考える!(私は何か?⑥)

2010-03-05 | 第五章「和解と平和」

 NPOの関係で、自殺防止の情報を最近注意して集めている。昔外資系企業でマーケティングの仕事をやってきたこともあり、調査は好きなほうである。インターネットの検索で、昔なら膨大なお金を使って集めるような情報が、ただ同然で手にいれられる。翻訳ソフトも発達し、世界中の情報だ。

 日本では年間30,000人以上が自殺で亡くなると言われている。世界的に見て、その数字は悪いようだ。そして、WHOの情報として公開もされているのか、日本も、いろいろ動き始めているようだ。

 様々、自殺に関する情報・数値やグラフが抽出できる。私は、長年仕事で数字と接することが多かった。そのため数値に関しては慎重である。数値データは人間の恣意性が結構入る。真実とかけ離れていることもある。

 そして解釈も立場によって恣意的にされることもある。例えば、WHOの数字データでも、日本は自殺率は高いが他殺率が極めて低いので、ある意味で安心せよという議論すらでているようだ。

 自殺が多い原因を日本の文化が、キリスト教やイスラム教社会などと比べ、自殺を許容している社会だと、もっともらしく言う人もいる。うつ病対策に照準を当てる人もいる。日本社会の変化を言う人もいる。でも、本当にそうなのだろうか?

 特殊なテーマで、例えば鉄道自殺を防止するために、青いLED導入の議論がある。勿論他人の迷惑や企業の使命を考えるとそれも良いが、何か寂しいものを感じる議論だ。サブシステム最適化をしても、トータルで変わらないのでは・・・

 何か、いろいろ情報を見ているとますます混乱してくる。

 そこで、私にとって自殺予防とは何かと、あらためて問いなおしてみることにした。

 幼いころの友達の自殺。高校時代の学友の自殺。それが原点かもしれない。身近な人や親しい人が自殺するのはやりきれない。その想いが一番である。

 もうひとつ、予防ということがある。問題が深刻になる前に、先手を打つ。

 外資系企業に勤め学んだことで、品質管理の基本がある。品質を作り込むのに、如何に上流で問題を押さえるかという考え方である。予防保全という考え方もある。企業を辞めて知った言葉に、予防医学や予防外交がある。

 予防は実際とても地味な活動である。はなばなしくなく、ドラマになりにくい。しかし、効果があるし、私でもできることがある。

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親や祖父の生きざまを知る!(私は何か?⑤)

2010-03-04 | 第五章「和解と平和」

 人は死に直面すると、自分の人生の中で起きた核心的な不安を親しい人に話たくなるものなのだろうか。それも死の直前というより、少し余裕がある数カ月前など。

 話しかけられた人は自分と全く違う世界に、その人が生きていた・・と知る。それが、身近な親であっても。生育史は、本当に個人個人違うものだ。体が一人一人違うように。

 私は20年近く前に、父と二人きりで、小一時間そういった時間を持った。母方の祖父とも40年以上前にそういう時間をもった(当時は何故そんなことを祖父がいうのだろうと思った)。その時間は魂の時間と呼ぶのであろうか、今でも鮮明に思い出すことができる(といっても、段々薄れていくが・・・)。

 そして、かなり後から、解釈を深めるということもできるようだ。

 核心的な不安は、逆に言えば、その人の存在理由かもしれない。その方の人生を紡いできた核心かもしれない。

 自分にとっての、核心的な不安とは何だろうか(これが良く見えないものだ)?意外と難しいが、これから悔いなく生きる上で重要だと思う。

 さて、お墓というのは不思議だ。故人の何か見えない軌跡が刻まれているように感じてしまう。写真は天武・持統天皇陵を側面から撮ったもの。

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人物系図片手の読書も面白い!(私は何か?④)

2010-03-03 | 第五章「和解と平和」

 カウンセリングや心理学(生き甲斐の心理学)に出会わなかったら、こんな面倒くさい読書はきっとしなかったと思う。学生のころなど、ロシア文学で長い名前や複雑な人間関係など、面倒で深入りする気にならなかったものだ。

 今は違う。

 暮らしの中のカウンセラーとして必要な修行のひとつに、他者分析の勉強で(自己分析にも当然役立つが)で、ギリシャ神話や日本神話、源氏物語を読むことがある。そして、これらを読む為の大切なツールの一つが人物系図なのである。

 複雑な親子関係、兄弟関係、夫婦関係。ちょっと倫理道徳を離れながら、登場人物のこころを辿る。自分には経験しないようなことも、当然沢山あるわけであるが、こころの動き・・・そうだ、管理工学科で学んだ時にシュミレーションは大切であったが、それと同じように疑似的に経験できる。

 どこかで聴いたことがあるが、ギリシャ神話を読むことは、心の開放にも良いものがあるという。確かにドロドロとしたこころの(神様であったりするが)動きを学ぶことで、自分の様々なこころの動き(嫌なものも当然あるが・・)が、より距離を置いて見られるようになるのだろう。

 今は、家族で里中満智子さんの「天上の虹」(持統天皇物語)を読んでいるが、時折盛り込まれている、万葉集の名句も堪能している。しかし、この時代は本当にワクワクすることでいっぱいである。

 写真は薬師寺の三重の塔。天武・持統天皇に深い縁のあるお寺である。

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親の影響もあるね!(私は何か?③)

2010-03-02 | 第五章「和解と平和」

 サラリーマン時代は、某N経済新聞を毎朝欠かさず読んだが、7年前会社を辞めてからは、Y新聞に切り替えた。最近は、政権も変わったこともあり、自分の関心も変わりY新聞を辞めた。そして、M新聞を今月から読み始めている。

 どの新聞を読むかは、人それぞれだと思うが、どうも自分の場合は成育史の影響も強いように思えてならない。父はS新聞、その後A新聞を購読していた。幼いころから高校生ごろまで、隣に住んでいた祖父母はM新聞をのんびり読んでいた。

 読む新聞に何か平安感を求めるのか、若いころは、何処かで父に反発していたのか、父が読まない新聞を購読していた。今回は、何故かM新聞で、祖父母の影響も少しあるように思う。

 それにしても、日々の生活のパターンを少し考えるだけで、親の影響を(表面上も深層でも)結構深く受けていることに気づく。もう還暦が近いというのに。

 この問題、もう少し考え深めてみたい。

(感謝の領域(私は何か?③)43/60)

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