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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

集団の文化も大事だなぁ!(ゆるしと和解⑥)

2010-03-15 | 第五章「和解と平和」

 大企業に勤めて退職し、そして定年後はOB会に参加したり、趣味のサークルに加盟したりして余生を過ごす。そういった位置づけのOB会も大事だとは思うが、最近は欧米化して、OB会の位置づけもかわりつつあるようだ。終身雇用も崩壊しつつあるし。

 例えばA社を中途退職した後で、A社の中途退職者中心のOB会に入り、交流の中でビジネス面で助け合ったりする。そういうOB会は昔も外資系のごく一部に見かけたが、最近は変わりつつあるようだ。今後は、そういったOB会がだんだんメジャーになっていくのだろう。

 A社の経験を共有したことは、その企業文化を共有したことになる。何年も勤めていると、言葉の使い方、メールの作法、性善説的な文化や性悪説的な文化・・・様々だと思うが、その企業のさまざまなレベルの常識を、退職後も仲間と共有できる。まずコミュニケーションが本当に楽なのである。勿論それ以外のメリットもあるだろうが・・・

 こういう集団文化は、何も大企業とは限らない。家族もそうだし、町内会などもそうだ。趣味のサークルもNPOもそうなのだろう・・・

 良い味をだす、集団の文化。機能面だけでギスギスとやるのではなく、情緒面でも、味のある集団文化をつくっていく。目立たないが大切なことだと思う。個々人が落ちつける場所があるのは本当に幸せだ。

 例えば、仕事の後の赤ちょうちん文化は、ロジャーズの6条件を満たす癒しの環境だったかもしれないし。

(感謝の領域(ゆるしと和解⑥)56/60)

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