イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

自立を考えるとき

2006-07-21 | 2006年度(1/13まで)
 どういう感情あれば、私は自立や独立を考えたほうが良いのだろうか?あるいは、どういう感情が、私に自立や独立を強く示唆するのか?
 そんなことを一日考えていた。劣等感、失望感、・・・・どうもピンとこない。

 今日の結論は嫉妬であった。

嫉妬の原型は何だろう。もう昔のことではっきり思い出せないが、アラスカに住んでいたころのようだ。

難しいことは考えたくない!

2006-07-20 | 2006年度(1/13まで)
 このところ、自立とか自己実現などということを真面目に考えはじめていた。そして、なにか窮屈になってしまった。
 夏目漱石の草枕の冒頭の一説に次の名文句がある。「山路を登りながら、こう考えた。智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。住みにくさが高じると、安い所へ引き越したくなる。どこへ越しても住みにくいと悟った時、詩が生れて、画が出来る。」
 

中高年の女性は強い!

2006-07-18 | 2006年度(1/13まで)
 3年前に会社を辞めて、福祉業界で働くことを考えた。そして、介護や福祉の勉強を始めた。その中で、思い知らされたのは、私が如何に自立せず、何もできないかということであった。

 生活の知恵は殆どない。カレーくらいは出来ても、毎日の食事も自分で作れない。育児も本腰でやったことがなく、排泄介助、食事介助もろくにできない。掃除も形だけはできても、ノウハウなど持ち合わせていず、主婦から見れば、余りにお粗末。

 会社以外の人脈も、地域での人脈は殆どない状態。仕事という職縁がなくなれば、会社の仲間は結構淋しいものである。

 そして今思えば、金銭感覚や実務感覚は大企業にどっぷり浸かっていたため、小規模のNPOで働いたり、自立して会社を起こす基本的なノウハウが薄弱である。勇ましい事業計画書は書けても、地に足が着いていないことが判る。

 妻がとても立派に見えた。

生き甲斐選択とフェルトセンス

2006-07-17 | 2006年度(1/13まで)
 私の場合で恐縮であるが、人生計画を作るときに、事業Aをするか事業Bをするかでとても迷ったことがあった。アンワーザー・コーネル著 大澤美枝子・日笠摩子訳「やさしいフォーカシング」104ページに次の記述がある。

 「はっきり二つの選択肢があって、どちらか一方を決めるためにフォーカシングをする場合には、選択肢を一度に一つずつ取り上げて、それぞれ別々にフェルトセンスを感じてみるのが一番いいようです。」

 実際に試して見たが、的を得ている方法であると実感した。余り手法的に走るのはどうかと思うが、じっくりと人生の方向性を決めていく時にはよいと思う。

悲しみよこんにちは

2006-07-16 | 2006年度(1/13まで)
 学生時代読んだサガンの小説ではないが、自分の悲しみと対面しこんにちはと言ってみた。フォーカシングの手法を勉強しているためでもある。

 その悲しみは、満たされることを望んでいる何かである。その悲しみは、「覆水盆に返らず。」で一見修復困難な状況をコペルニクス転回で切り開く何かを教えようとしている。

 大変でしたね!悲しいのは当然ですね。・・と、そっと囁いてみる。