イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

スズメ

2006-07-14 | 2006年度(1/13まで)
 公園でベンチに座っていると、鳩の群れのなかにスズメがやってきた。最近鳩は珍しくなくなったが、スズメはめっきり少なくなった。そのスズメもどことなく、淋しそうであった。

 幼かったころ、よくうちの庭には沢山のスズメがやってきた。うるさいぐらいだった。沢山で捕まえたいと思ったが、幼い私には難しかった。

 隣には、母の両親が住んでおり、毎日遊びに行った。そこには祖母が若い頃描いたのスズメの日本画があった。

 祖母は私が悪態をついても、甘納豆をくれた。無条件の愛だった。祖母が亡くなったのは小学校低学年のころであり、亡くなることが実感できない年齢であった。それだけに、今祖母のことを思うと心が痛む。