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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

役にたつ心理学はどんなものか?(人生を大切に 7/10)

2012-01-16 | 第七章「光と復活体」

 この一か月、時々脳裏を横切るのは、幼友達のCさんのことだ。近所に住んでいて、小学校に入る前はよく遊んだ。学校が違ったので、それ以降はだんだん疎遠になってしまったが、ちょうど私が社会人になって大阪に住んでいたころに自殺され亡くなった。まだ、20歳台だった。

 なぜ、そんなことになったのかは、いくつか思い当たるところがあるものの、本人に訊くわけにもいかずよくわからない。しかし、人生を大切にする対極の行為を防ぐ手段がなかったとは思えず、とても残念である。

 日本は、もう10年以上も自殺者が3万人を越えている。それを防ぐには、さまざまな施策が必要だと思うが、予防医学的な活動が本来良いに決まっている。役に立つ心理学の知恵が普及し、社会的に悲劇を抑制する堅固な基盤になることだ。

 そのやり方は、いろいろ考えられるが、欧米で本格的に心理療法を学び、日本でも多くの臨床経験をされ、また「生き甲斐の心理学」の恩師のU先生のノウハウはとても参考になる。

 U先生から、もう11年学んでいるが、現場で使える心理学を一枚の系統図にまとめられていて、基本的にはこの系統図しか学んでいない(生き甲斐の心理学のテキストもこの図の説明に終始している)。つまり、これが使えれば十分なのだ(しかし、なかなか到達しないものだ)。蛇足ながら、私のブログも日常の話題を、この系統図をベースに表現しているだけである。

 さらに、敢えて一言いわせていただくと、心理学というと、すぐに他者分析とかなまなましい事例が話題になってしまう。それは間違いだと思う(そういう態度だと心理学は永遠に役に立たない。自戒をこめて)。U先生からよく言われるのは、自己事例で理論武装する大切さである。

 あとは、よい師がいるかどうか、どうノウハウを伝授するかである。役にたつ心理学(人生を豊にする)をどう普及するか。これからの私の課題である。

 人生を大切に 7/10

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