私が所属しているNPOは、設立してから7年目となった。1-2年で破たんするNPOが多い中嬉しい限りである。「生き甲斐の心理学」を普及する団体ということで、法律にも整備されている介護・福祉などの事業をする団体など行動がかなり決まるわけでなく、どうなるのかという側面があったが、思考・感情がしっかりしているのでここまで来たように思う(ちょっと自画自賛的かな)。
そして、いつの間にか善意の方々からの支援で、資金力もつき行動も何か変化がでてきたようだ。願わくば、これから先、思考・感情・行動の歯車がポジティブに楽しくかみ合い、世のため人のためになればと願う。
と、今日は朝から思考・感情・行動のことを、あれこれ楽しく考えている。
組織についても、何か当てはまるようであるが、自分の歴史(生育史)を考えても、この思考・感情・行動は楽しい関係があるようだ。若いころ、頭でっかちの学生であったが、会社に入り、入社後すぐに関西で営業の仕事という、自分では想像もしない「行動」をすることで、思考・感情が大きく影響を受けて、こころの健康という意味では健全になった経験があった。
反対に、思考・感情・行動が不健全になるケースも考えるとある。特に自己実現や生き甲斐を考えるときに、非常に面白い関係があるようだ。
例えば、小説家などでも、小説で生計を立て素晴らしい仕事をする人もいるが、カフカや森鴎外のように二重生活をし成功する人もいる。これを思考・感情・行動の微妙なバランスと個性の関係なのだろうか、面白いテーマになるかも。
思考・感情・行動 1/10