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すべてを捨てる決意をしたとき (誕生日 5/10)

2018-05-13 | 第七章「光と復活体」

 一昔前は、誕生日は皆元旦に祝うという習慣があったようだ(数え年)。そして、それは日本だけでなく世界的な習慣だった可能性もあるようだ。

 そして、年の初めは冬至ではなかったかた私は考えている。キリスト教のクリスマスも冬至だったという説もある。太陽が最も低い軌道を通り、どうなるかとおもいきや、冬至を境にして再生していく。

 ふと、曾祖母のことを思い出した。曾祖母は夫の曾祖父が亡くなった年に、私の父が生まれたことで、どうも父が曾祖父が生まれ変わりのように感じたらしい。そして、父に曾祖父の法事について言い残したようだ。

 死と再生、大きな哀しみのあとの希望。それは、古今東西人類全体の大きな希望なのかもしれない。

 さて、すべてを捨てる決意をすると、最大の平安感が得られると言われているようだが、私もそうかなと思う。人生には、すべてを捨ててもといった決意をすることが確かにある。出家などもそうかもしれないし、大きな人生での出来事のあとで、大きく進路を変える時もあるかもしれない。日々の生活から抜け出し、高い視点から見ているような感覚。たしかに、最高の平安の時かもしれない。

誕生日 5/10

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