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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

ギリシャ悲劇を考える・・・(自己実現 6/10)

2017-01-20 | 第九章「愛」

 去年の後半であったが、知人に勧められて川越の旅芸人の人情劇を拝見させていただいたことがあった。その時は喜劇であったが、知人によると涙・涙の大衆演劇もあり熱心に追っかける人も多いそうだ。それまで、意識してなかったが、旅芸人の世界を見直してしまった。

 そんな経験も関係があると思うが、最近ギリシャ悲劇の読書会に参加するために、オイディプス王とかアンティゴネを読んで感動したりしている。縄文はやめたのかと言われそうであるが、苦しい言い訳かもしれないが、ギリシャ悲劇はBC五世紀ごろのもので、まあ縄文晩期のころの話なので、関連はあるように考えている・・・意外にも、縄文もそうだと思うが、魂の話がでてくるのだ。

 自己実現という言葉の固さもあるが、自己実現を考えろというと、とかく抽象的になりがちだ。しかし、私の経験だが抽象的な思考からはあまり役立つものが得られない。一方、旅芸人の話もギリシャ悲劇も、観劇したり読んだりすると、感動してしまうことがある。それは、人生のシミュレーションのようであり、これから自分が死ぬまでの人生を豊かにするための貴重な知恵があったりするようだ。歴史もいいが、劇もいい。

自己実現 6/10

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