この一か月を振り返ると、なんとなくストレスの多い日々だった。来年65歳を迎えるが、この64歳という年齢は前期高齢者への入り口で、たぶん人生のターニングポイントなのかもしれない(少なくとも私は)。
仕事をどうするか、健康はどうか、趣味をどうするか、いろいろある。いままで築いてきたことも、この期に及んでいろいろ考えなおす必要を感じてしまう。さらに、体力的にもかつてのようにいかない部分もでて、それにもっ困ったりする。
そんなことで、この10年間続けてきたブログ書きも、このところ休みがちになってしまった。(この数日は、論文・小説関係の問題があった)
しかし、生き甲斐の心理学を学ぶことにより、随分とストレスの対処方法はうまくなったようだ。こころをどう見つめ、こころの健康を維持・強化するか? そんなことを、ちょうど、このようなタイミングでおさらいすることは意味があるように思う。
いらいらし、家族に当たったり、体調を崩したりしないためには、こころを見つめることが大事だ。へんに抑圧したり、14の防衛機制で先延ばしするのは、かえって良くないことが多い。
まず、一番のポイントは、自分の感情を知ることである。私の場合、10年以上生き甲斐の心理学を学んだ効果もあり、自分に暗い感情が湧きおこっていることを認知しやすい。これは意外に訓練が必要。
次のポイントは、今ある悩みがいくつあるか数えることである。数えるということは分けることである。悩みはいろいろ毛糸がもつれたようになりがちだが、分けてみることは効果が絶大だ。例えば私は現在3つ悩みがある。普段よりずいぶん多いようだ。そして、分けることは解決への一歩だ。
この一週間で大きな悩みを2つ解決したが、1つ増えて3つといったところだ。不思議なことに、問題を解決すると、新しく問題を感じたりするので、いつもストックはおなじような数だ。しかし、同じ悩みがどんと居座り、数日、数週間・・・と梃子でも動かない状態になったときは危ない。それから、胃がいたくなるとか寝られないとか身体症状に出るときも危ない。ゆっくり休んだり、対処しないといけない・・・
昨日は、悩みの一つが解決し、本来はブログを書くべきだったが、ちょっとお休みさせていただき、友人と楽しい時を過ごしてしまった。でも、自分へのご褒美も必要!
心をみつめる方法 1/10