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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

東京タワーを実感してみる一日!(愛を思索する旅 ① 9/10)

2013-12-08 | 第九章「愛」

 昨日は「旅と生き甲斐の心理学」というテーマで東京タワー近くの某所で、ちょっとしたワークショップと東京タワー周辺の小旅行をさせていただいた。

 特に今回配慮したのは「感情」の世界である。

 地下鉄「神谷町」に昼頃到着し、東京タワーに向かう。飯倉の交差点に向かうのだが、通りの向こう側の丘には八幡神社が見える(右手の丘の上には東京タワー)。ちょうど、駅の周辺は谷底で、昔は(縄文時代)海進で海水がきていた場所なのだろう。東京は昔はフィヨルドのような場所だったようだ。

 左手に曲がると永井坂。旅の写真をお見せするためにパソコンや本などを詰め込んだカバンがずっしりと重たい。この道沿いには聖公会の教会が左手にあり、ちょうど結婚式が挙行されていた。華やかな雰囲気を感じつつ、聖なるエリアに入っていくような感じを抱く。

   

 東京タワー周辺は、増上寺をはじめ神社・仏閣が多い。考えて見れば、縄文時代から確実に人が住む場所であり、古墳や徳川家の墓所もあり、東京有数の聖なる場所であったような気がする。

 某所でのワークショップを始めるにあたり、パソコンとプロジェクターを繋いでみたが、どういうわけか接続できず投影できなかった。せっかく持ってきたのに・・・・

 それはさておき、まず、感情について参加者の感想をお互いに述べ合った。生き甲斐の心理学を学ぶまでは私も、感情とは何かなど考えることは皆無に近かったこともある。本当は一日くらいかけたい内容を二時間程度で短縮化したのだが、なかなか奥の深い話ができたようだ。

 唯識論の話や座禅の話、柱を感じるような哲学をもった人のストレスを楽しむ話など、いろいろ興味ある話題が続出。もっと時間をかけられたらなと思った。

 そして、夕方となり、全員で東京タワーに。残念ながらガスがかかったようで、綺麗な日没と冨士山が見られなかったが、夕暮れの東京を楽しんだ。縄文時代は増上寺くらいまで海だったということは知っていたが、東京タワーから眺めると、意外に海が近くにあることを実感。

 東京タワーを降りると、玄関には大きなクリスマスツリーが輝き、東京タワーもライトでツリーにように感じてしまう。キリスト生誕の日も近づいている。

 

 そして、坂を下り増上寺に。もう日が落ちてしまったが、三門を入ると東京タワーと本堂(大殿)の光が綺麗だ。本尊の阿弥陀様も遠くからも見える。

 そして、大殿に入って驚いた。仏教に詳しい方に教えてもらったが12月8日は成道会。お釈迦様が悟りを開いた時だそうだ。そして、その関係からか沢山のお坊さんが(百人くらい?)法要を始めるとこであった。美しい声が堂内に鳴り響き何とも言えない感動が走った。

 

 12月は冬至の季節。そして生と死の神聖な季節でもある。

 最後は芝公園で、芝丸山古墳を訪れ散会となったが、重い荷物が心地よいくらいの一日であった。

愛を思索する旅 ① 9/10

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