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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

現代彫刻の美しさを知ってしまった!(旅の準備 ① 3/10)

2013-12-22 | 第九章「愛」

 昨日は、多摩センターにある多摩美術大学美術館の「若林奮 仕事場の人」を見に行った。

 DRAWING 1955-2003 というサブタイトルが付いていたこともあり、デッサンというかDRWINGが展示の中心でもあるが、特に二階にあった 「Run & Rest」とか「自分の方へ向かう犬」には驚いた。

 私は、生き甲斐の心理学を学ぶ中で、芸術観賞をするときには、自分の感情ウオッチングというか、気になるものを中心に見ることを覚えたが(他者の評価を余り考えず、自分の印象を大事にすることでもある)、何とも言えない新鮮な作品であった。

 見る視点の位置で、全く違う景色になる、そして違う感情が湧く。それが何とも言えず心地よく、彫刻の全体性というか、そういうものが忘れられないほど印象的なのである。

 この世は今や10次元空間とも言われているが(昔はせいぜい4次元)。不思議な空間を実感したのである。  どんな感情が湧くか、芸術家は、それをどう表現するのか、そんなことを考えた楽しい展示であった。昨日は楽しい旅の準備としては貴重な一日であった。

 世の中、評論的な喧騒の日常ではあるが、その中で、自分の感性を大切にしていると、新鮮な発見があるようだ。

旅の準備 ① 3/10    

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