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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

花祭りや復活祭の前は祈りの季節!(傾聴 5/10)

2013-03-22 | 第一章「意識と知覚」

 今日は朝から、いつもは無縁なソフトウェアの実務の問題で頭をつかっていた。

 しかし、ほんとに凄い時代だなと思う。一昔前、大学の研究室で可愛く?Basic言語のソフトをつくったりしたことが懐かしい。本当に技術は進歩し、それと共に複雑怪奇なとんでもないことが起こる世の中になってきた。

 先日いった奈良旅行の時も、デジタルカメラの凄さには驚いた。遠くの景色も、目の前の小さなものも鮮明にブレずに移すカメラ。何とも素晴らしい。一昔前は考えもしなかった性能のカメラが安価に買え、素人にも簡単に使える。

 しかし技術の進歩、それは良いことなのだろうか、悪いことなのだろうか?ふと、考えてしまう。やはり手放しで喜べるわけではないようだ。

 普通の自然の中では存在しない原子力発電所は、強烈な負の遺産を残してしまった。コンピュータ技術の進歩も、サイバー攻撃など大きな破壊力も生み出している。負の資産を意識したとき、身の丈でない技術を安易に所持することの恐ろしさが身にしみる。技術は進歩しても人間性が進歩するとは限らない。

 人間性が進歩するとは何だろう?そのためには深い反省が必要なのだろう。

 4月8日の仏教の花祭り。キリスト教の復活祭は3月31日(春分の後の満月を過ぎた次の日曜日)である。そして、その前は祈りの季節。自己否定・他者否定の破壊の道ではなく、自己肯定・他者肯定の楽しい道を探しだしたい。

 傾聴 5/10

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