美しい花を見てうきうきし、是非春分のあとの美しい月も見たいと思っていた。仕事を終えてから夜道で月を見たが、昨晩は美しい十七夜(立待月)の月が見られた。
しかし、やがて心配したとおり雲が出てしまい、桜と月のツーショットを撮りにいくのはやめにした。
50倍で月を撮ってみたが(雲が多くなっていたが)、拡大して月を見ると結構いたいたしい。40億年から38億年前に巨大な隕石が月に沢山命中し巨大クレーターができたそうだ。月は地球と違って当初から大気もないので、ちょっとした隕石もまともにぶつかり、ちょっとしたクレータになることもあるらしい。40億年以上打たれ叩かれてきた月。
月は、地球上の生命が誕生する40億年前以前からあり、私たちの祖先達はすべて月のお世話になったのだろう。夜の闇を照らし、潮汐力で地球に影響をリズミカルに与え育んできた。なにか不思議だ。
さて、こうして同じ月のことに想いを巡らしていると、私の中に平安感が沸き起こったり、不安感が湧き起こったりしている。
感情が刻々と変わる。
その中でも不安感は人間の基軸となる感情だそうだ。
そして、この不安感の処理方法は人にとって極めて大事なようだ。生き抜くためにも、そして、自分のこころの健全性を高める上でも不安感は大事だ。これから10回不安感を意識し、それを活かすことを考えてみたい。
不安感を活かす!
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