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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

自分の本音が見えなくなる時を意識してみよう!(本音と感情 6/10)

2013-02-07 | 第九章「愛」

 感情は自分の理想と現実のギャップから生じる。これは、非常に簡単な理屈であるがとてもやくにたつ。ただ、こころの仕組みを自分なりに研究しないと、なかなかガテンがいかない原理だ。

 自分の理想は意識されていることもあり、意識されないこともある。さらに、問題なのは自分で心底ガテンしたのではない他人の理想が、あたかも自分の理想のように見えることがある。本当の自分の理想は違うところにあるのに、自己イメージが一人歩きする。

 こんな中で、正直なのは本物の感情である。自分でも良くわからないのに、感情の荒波が押し寄せる。その時、感情に気づき自分の理想や現実把握が、どうも変と気づけばラッキー。これは、本音が見えないという自覚そのもので、立て直しのチャンスの時でもある。

 本音が見えなくなる時とは、自分で心底ガテンしたのではない他人の理想が、あたかも自分のもののように見えることから生じることが多いようだ。一般にどんな時であろうか?利害得失、倫理観、道徳観、名誉、見栄、プライド、社会的な立場(「生き甲斐の心理学」 77Pから引用)が典型的である。

 逆にいえば、利害得失、倫理観、道徳観、名誉、見栄、プライド、社会的な立場に巻き込まれようとしているときは、本音が失われる可能性のあると注意すべきなのだろう。

 本音と感情 6/10

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