イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

不思議なビジネスモデルを考える!(ストレス曲線 3/10)

2012-05-02 | 第一章「意識と知覚」

 昨晩は、仕事の仲間の懇親会に参加させていただき大いに楽しんだ。20年前は某外資系サラリーパーソンとして働いていたが、その時には全く想像もしていなかった軌跡を描き今日にいたっていることを、帰りの電車の中であれこれ考え不思議な気持ちがした。

 私が長年働かせていただいた某外資系企業はコンピュータ製造業であったが、世の流れと共にサービス業化していった。私もサービス関係の仕事をするようになり、その後会社を退職した。そして、介護・福祉業界で仕事をしつつ、「生き甲斐の心理学」の普及活動や教育活動をするなど生涯教育の分野も経験している。その中で、サービス業といっても教育・介護・福祉・医療の領域はずいぶん違うと思うようになってきた。

 コンビニで生活用品・商品を売ったり買ったりするようなビジネスモデルと違い、教育、介護、福祉、医療・・・は売り手と買い手の単純な等価交換モデルではない。思い出してみれば、A先生の愛情こもる一言で人生が大きく変わったり、時には命に関わるアドバイスをいただいたり、生き甲斐を感じたり・・・つまりお金で替えられない価値を沢山含む世界なのである。さらに、今ここに現在する価値を取引するのではなく、買う時には何かよく分らない価値を支払う。

 教育、介護、福祉、医療・・の世界に変に判りやすい等価交換性の価値論のビジネスモデルを導入すると、「何かへん」な教育、介護、福祉、医療等が現出するようだ。100円だすと100円のサービス(最低のレベルは担保されるように見えるのが良いかもしれないが)・・・しかし、自分が経験した教育や医療等の世界には∞の価値を頂くこともあった。

 ∞の価値を頂いた経験をつむと、そういった仕事につきたくなる。恩返しという感覚である。東日本大震災の被災者の青年が選んだ職業の話など見たり聴いたりすると、ひょっとしたら次世代のビジネスモデルかな?と思う。

ストレス曲線 3/10

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