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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

豊かな会合に最低必要な極意!(思考・感情・行動 8/10)

2012-04-27 | 第十章「今ここでの恩寵」

 ビジネスでもプライベートでも気ごころが通じ合う会合は豊かな結実があるようだ。

 私も昔は仕事でよくプレゼンテーションをしたり打ち合わせをしたが、この気ごころが通じているかどうかの判断は大切で、間違っていると(気ごころが通じていないのにあると錯覚したりする)すべてが無意味と化した。

 心理学でも、この気ごころを通じさせることは大切で(たとえばカウンセリングや心理療法など)、さまざまな研究や訓練方法が開発されてきた。もちろん、背後にあるきちっとした人間観が最重要であるが、訓練で身に着けるべきポイントもある。その一つが傾聴訓練の次のポイント(「生き甲斐の心理学」27P)である。

1.無防備 :かまえや、かざりがなく、リラックスしていること

2.共感性 :温かみと共感性があること

3.受容性 :相手のあるがままを受け容れ質問にも嫌味がないこと

4.間 :ゆったりと間をおいて応答すること

5.理解力 :相手の要点を的確に把握していること

6.熱意 :相手に興味、関心をもち、かつこれを相手にも態度で示すこと

 対決するのではなく、一緒に床の間の掛け軸を愛でるような連帯感が生まれた時、気ごころが通じラポールが形成される。そして、この連帯感の中から豊かな結実がうまれるのだろう。でも、私にとっては簡単なようで難しいポイントで、生涯訓練をするしかない。

 思考・感情・行動 8/10

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