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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

ルーツ探索は楽しい!(個性の美 10/10)

2012-04-19 | 第十章「今ここでの恩寵」

 自分の歴史(生育史)を大事にすることは、自己実現のための大事に要素である。私も、「生き甲斐の心理学」を学びつつ、その大切さに気付き思索していると、次第に自分のルーツに興味が湧くようになってきた。自分の性格、文化の起源が気になってくると、父や母の生い立ち、さらに祖父母の生い立ち・・・そんな風に興味が拡大する。勿論生育史を、暗く解釈をするのではなく、明るく解釈するほうが実りが多い。

 また、私の場合は父の亡くなる間際に父と私が二人だけで父の郷里の瀬戸内海が美しく見える神社で語り合ったことが忘れられない。それから16歳のころ母方の祖父との語らい。これも亡くなる前のことであった。こうした語らい(何故、そんなことを言うんだろうという謎があった)がルーツ探索の動機になったことも否めない。

 父方のルーツに関しては、昨年のお盆に父の郷里で市役所で戸籍を調べ、思わぬ発見をした。父の私に語ってくれたこと、伯父さんが昔言っていたこと。それを繋げると阿波水軍につらなるようであった。いろいろ歴史を紐解くと、それは藤原北家に連なりそうだ・・など。ワクワクする話である。

 母方のルーツについては、祖父の最後の言葉から、祖父が桂家から養子にだされたこと、そしてその事情を知った。その後、桂家の祖父の兄が台湾で芝山巖事件で明治時代に亡くなったということを知った。そして、先日「芝山巖事件の真相」(篠原正巳著)という本をやっと入手し読んでみると桂金太郎(祖父の兄)の略伝があり、私の実の曽祖父の記録まで載っていた。

 その中で、気が付いたことであるが、私が通った小学校は桂金太郎が一時学び、そして一時教員として勤めた小学校であった。祖父は、それを知っていたはずなのに何故言わなかったのか、若くして夭折されたことなど、いろいろな想いがあったのだろう。そんなことをから、祖父が語りたかったこと、言葉を飲んで言わなかったことなどが想像できた。

 自分のルーツ探し。昔ルーツというアフリカが舞台の本を読んだが、それ以上にワクワクである。生き抜くということはそれだけで凄い!

個性の美 10/10

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