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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

真実追究は本性か?

2008-07-22 | 第八章「魂と聖霊」

 暗い話題も溢れるほど多いが、現代に生きていて本当によかったと思うことも多い。その一つは、遺伝子工学、コンピュータ等情報技術の発展、脳科学等の発達により、今まで判らなかったことがいろいろ判ってきたことがある。真理・真実がより観えて来ていることである。

 昔シラミの研究など何になるのかと思ったことがあったが、シラミのDNAの研究から現世人類が72,000年前から衣服を着用し始めたことが判ったりしている。

 私たちはいったい何か?こんな疑問に現代はいろいろな回答を科学的に与えられるようになってきている。

 幼いころから考えると、夢のような時代である。

 私が若い頃は、コンピュータのセールスにたずさわっていたこともあり、研究者やエンジニアの方と仕事でよく接した。寝食を忘れ、研究や開発に邁進する姿に感動を覚えたこともある。また、多様な知の追及に驚いたこともある。

 何故人間は真実を大きな犠牲を伴っても追及するのだろう?

 心理学以外の分野でも著名な、カール・ロジャースのパーソナリティ理論に命題4というものがある。「有機体は、一つの基本的な傾向と渇望(striving)をもっている。すなわち、体験している有機体を現実化し、維持し、強化することである。」(岩崎学術出版社 ロージャズ全集4 パースナリティ理論 伊東博編訳)。

 この言葉は難解だが、自己実現や生き甲斐といったことについても示唆深い。そして、真実追究に対する人間の関わりといったものも考えさせられる。

<真実の意味2/4>

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