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イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

自己イメージの変化が生きている意味!

2008-07-19 | 第七章「光と復活体」

 猛烈な暑さの昼下がり、激しい豪雨。夕立ちというよりスコールのようである。先日も外出時に豪雨に出会ったが、今日も出会った。

 先日の豪雨では、気温が9度近く下がったそうだが、今日も同じように涼しくなった。そんな夕方、河川敷の公園によってみた。思った通り、水浸しであったが、豪雨にも耐えて咲いていたヒマワリが印象的であった。

 今日で、「光と復活体」の章が終わる。欧米学会で心理療法の手本とされている、ヨハネ福音書のサマリアの女の話から始まったが、人生を左右する宗教的回心を含む人のこころの変容を、苦しみながらも思索できた経験はありがたかった。

 ただ、今の時点で考えると、青虫から分子レベルまでの変化を通し蝶に完全変体するように、人が変わるのは、身体は変わらないものの、自己イメージが大きく変化することだと気がついた。

 たとえば、自分は罪深くて救われないとイメージしていたのが、罪深い自分でもそのまま救われてるとイメージするような変化である。勿論、思考・感情・行動がイメージの変化に伴い変わる。

 欧米の心理学の中には、人間の信じることのダイナミズムを、精緻に研究するために、信仰や神学そのものと一線を画した科学的な心理学の分野がきちっと存在するという。信じて見えてきた世界-自己イメージの変化とそれに伴う、変化を研究する分野である。大きく変化する世界の中で、これから日本でも大切にすべき領域の学問だと思う。

 激しい豪雨を経験したヒマワリは、今何を見ているのだろう。

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