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イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

ワタシは何?

2008-07-02 | 第七章「光と復活体」

 昨日は江ノ島の近くの腰越で、「生き甲斐の心理学」のU先生による勉強会に参加した。その時、Rさんがサボテンの美しいお花を細かい棘と格闘しつつ、お持ちいただいた。

 サボテンの花は、本当に不思議である。種類によると思うが、月下美人のように不思議な咲き方をしたり、棘のある不思議な生命体から、突然美しい花が咲きだす。生命の神秘を教えてくれる。

 さて、最近、このブログで少しずつ触れているが、自分とは何か?アイデンティティとは何か?など考える機会が多くなっている。

 先月の終わりころに、ジェイムズ・ヒルマンの元型心理学関係の本を読みだしたこともある。友人から親切にも紹介頂いた府中図書館でさらに2冊入手し、恐らく今月の前半は、頭の中はジェイムズ・ヒルマンだらけになってしまうだろう。YouTubeやWebでも情報が仕入れられ有難い・・・

 自分とは何か?その要素として、遺伝子を媒介にした身体があり、生まれてから今までの成育史がインプットされた心がある。それで全てか、個性とは何か?100年そこらの臨床心理学の歴史以前に、数千年、数万年の歴史を持つ哲学や宗教の流れがある。魂や聖霊・・・こうした不可知のものを仮定しないで、森羅万象を心理学的に、理解することは不可能ではないか?

 そして、ある情報・思想が人生(ほっとけばエントロピー増大で暗くなる)を明るく解釈し、人々が明るく暮らせるならば、科学的な論争にも耐えられる魂というブラックボックスを仮定すべきではないか?そんな想いを抱きつつ、勉強していきたい。

 p.s. Rさん、頂いたサボテンのお花は、細かい棘と格闘しつつ、育てることにしました。

<花1/4>

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