最近は、ラインとスタッフというような経営用語は死語になったのかもしれないが、内向きの仕事と外向きの仕事というのは、どこでもあるように思う。
例えば、基本の行動アイデアを練る人。そのアイデアを厳しい現場で実現する人。2つの分野は性格が違うが、車の両輪のように何時の世でも重要である。
昨日は、所属するNPO法人の理事会に参加した。こつこつと植村先生が欧米び、貴重な臨床経験をもとに創られた「生き甲斐の心理学」がいくら素晴らしくとも、それを普及するNPO活動も同様に重要だということを実感した。
さて、愛とゆるしという、自己受容を中心にした内向きの世界を整えたあとには、必ず和解と平和といった、具体的な外向きな活動が展開されものだ。それは、自分だけでなく他者がとても大きな比重を占めているように見える世界だ。
ただ、そういう現場の中で活動する時も、生き甲斐の心理学は重要だと思う。自分の本音を見据えること。理屈だけでなく、感情表現も大切だ。自己主張も重要である。また、現場で他者受容すること、人を信頼すること、そして、決めた仕事をきちっとすることもである。
世の中を見ると、ダライラマ14世の動向が世界の注目を浴びている。私も、今同時代に生きるものとして、また「生き甲斐の心理学」を学ぶものとして目が離せない。
チューリップの曲がりくねった道は何処に行くのだろうか?
<総論1/1>
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