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イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

白いアジサイ!

2007-06-18 | 第六章「螺旋状に上昇する意味」

この季節になると、アジサイが本格的に咲き出す。

幼いころから見続けてきたアジサイ。私にとって、梅雨に咲く、雨粒に滲むように咲くアジサイはどの花より、身近な花に感じる。

アジサイは日本原産の花である。海外に輸出され、逆輸入されて美しい多様なアジサイが見られるようになったが、アジサイの起源はもともと日本である。

日本人ですら、中国北方から朝鮮半島経由で移住してきたグループ。中国南部から、南西諸島や九州等を経由して移住してきたグループなどいくつかのグループにより移住してきたのが本当らしい。

日本が人類発祥の地と考えている学者は皆無であることから考えて、祖先が彼方の土地から日本にたどり着き、そこでアジサイの花に出会ったと考えるのが妥当である。アジサイは祖先を迎えた日本の花である。

写真のアジサイは昨日まで行っていた、ある修道会の黙想の家の庭に咲いていたものである。美しい白いアジサイに出会えたことに、感動した。

白いアジサイが、こうも気高く、気品に満ちていることを初めて知った。花を見て感動するのは何だろう思う。花の永遠の美しさを、自分のうちにある永遠の何かが感知するためなのだろうか。

感動すること。感動できること。私は、神秘的なことだと思う。

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