C58 363の脱線事故。

こんばんは、しーちゃんです。
ご訪問ありがとうございます



2012.08.06の午前中、秩父鉄道の“SLパレオエクスプレス”が脱線しました。
国鉄C58形蒸気機関車（C58 363）で運行され、この日は夏休みの平日運転が行なわれる予定で、国鉄12系客車との連結のため
広瀬川原車両基地内を走行中の出来事でした。
（ネットニュースは→コチラをどうぞ）
大好きな列車の事故に居ても立ってもいられず、翌朝現場へ向かいました。
ここから先は、事故写真を掲載することとなります。
ものすごく迷ったけれど、心配されている方も多くいらっしゃり、掲載することにしました。
ご理解のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
（追記機能がないので、ご了承ください）


















脱線してしまったものの、転覆はまぬかれて、そしてけがをした方もいなかったのが、不幸中の幸いでした。
とはいえ、覚悟して行ったはずなのに涙が出てしまって……同業者さんが誰もいなかったので、少し助かりました。
つきっきりの作業員さん、そして後から乗務員さんも来て、SLパレオくんの状態を確認しているのを見ると、その心中はいかばかりかと
胸が締めつけられる気がします。
時間が経つにつれ人が増えてきて、さらに調査もはじまったので、この場を離れました。
声をかけてくださった同業者さん、どうもありがとうございましたm（_ _）m

* * *

この日はなんとなくうわの空で、いろいろドジを踏んでしまいました。
朝、見学のご近所さんが「クレーンで云云」と話しているのをちらりと聞いて、ずっと気になっていたのです。
悩みに悩んで、結局再び現場へ向かいました。






この辺りは街灯も少なく、野鳥の森もあって夜は怖い雰囲気だけれど、投光器で信じられないほど明るくなっています。
そのライトの中に浮かぶ巨大なクレーンに“木島陸運”さんのお名前を見て、とても心強い気持ちになりました。
折りしも先月、生まれも育ちも熊谷市のお友達から、木島さんのすごさを聞いたばかり。
踏切脇に佇んでいると、「眠くないですか？」と木島さんの方に話しかけられました。
（01:40頃だったので）
ちちてつの方方、JRの車両センターの方方、そして木島陸運さんと心を合わせて、SLパレオくんを最善の方法で救おうとされている
貴重なお話を聞かせてくださり、心が晴れる気がしました。
心強さをいただき、長居はせずに帰路につきました。


SLがすぐ近くを走っているなんて今でも夢のようで、幾度でも会いたいSLパレオくん。
詳しい調査が行なわれ、場合によっては長期の運休を余儀なくされるかもしれません。
しかし再び元気に走る姿を信じて、復活をお祈りしております