さすがですな、スミヨン
あ、昨日のジャパンカップのエピファネイア圧勝のレースぶりのことです。
本命が来てくれたこともあって、スカッとしましたね
それだけでなく、その競馬の前に観戦したKTチームの試合で気分が高揚していたからだとも思いますわ
そう、昨日(11/30)は朝から、
・S結成記念トーナメント(1回戦)
・SCS決勝トーナメント(1回戦)
という連戦となっていて、しかも双方ともYGチームとの対戦
このYGチームには、市内はおろか、県内随一の豪速球ピッチャーのF選手がいるため、非常にやっかい
まあ、考えようによっては、1日に2試合あるってことはF選手が投げるのはどちらかなので、もう一方を取りやすいともいえます。
かなりのポジティブシンキング
そんな第一試合目は市の海側エリアでの試合。
S結成記念トーナメント(1回戦)。
ひろぽんは参加せず、嫁さんにビデオを撮ってもらいましたが、ゆうと選手は第1打席がピッチャーゴロ、第2打席がセンターフライ・・・とF選手に力負け
1対1の競り合いで迎えた終盤の第3打席には、四球で出塁した先頭打者を手堅くバントで送っていました。
県大会への最終便の戦いですし、それくらいやらないと崩せないピッチャー
この試合、4番のリュウ選手も3三振と手こずるほどの豪腕
このバントの後、一死3塁のチャンスを作ったものの、後続が倒れ、そのまま同点でKTチーム苦手(?)の抽選へ。
で、
ででっ、
抽選負け(しかも4対5だったみたい・・・)
県大会への夢は早くも潰えました。。。
そして、そこから2時間ほど時間を置いて、別会場に移動し、またしてもYGチームとの対戦。
SCS決勝トーナメント(1回戦)。
ひろぽんはがくと選手と一緒に自転車で出掛けていたので、所用を済ませてから試合会場に向かうと、既に試合は開始していました(1回裏が終了)。
で、会場にきてビックリ
なんと前日のノーヒッター・ゆうと選手が2日連続の登板。
1週間前は先発翌日のリリーフを失敗しただけにヒヤヒヤしながら眺めていましたが、序盤の2回までを危なげなく乗り切ります
2回表に4番リュウ選手のホームランで1点を先行しただけに、KTチームの雰囲気もいい
ところが、3回に状況は一変
相手の豪腕投手のF選手は、この試合は4番キャッチャーで出場。
二死1,2塁の場面で登場すると、
ボールカウント2-2から、内角低めに投じたやや抜き気味の半速球を完ぺきに捉えられ・・・
左中間まっぷたつ
こちら側の中継ミスも手伝って、一挙にホームも奪われ、ランニングホームラン
一挙3点を献上
大盛り上がりの相手ベンチ。
意気揚々とベンチに引き揚げるF選手と、それを悔しそうに見つめるゆうと選手(←顔は見えていませんが)。
先週のDJN戦に続く被弾
共通しているのは、やや低めの打ちごろの半速球や遅球を打たれているってこと。
主軸への攻め方をそろそろ考えないといけませんね
気持ちを切り替えて、なんとか点を返していきたいKTチームの4回表。
F選手のような凄いピッチャーがいたら、他は投手が育たないだろう・・・という安直なひろぽんの見立てとは異なり、この背番号3の投手もキレ味鋭いボールを投げます
二死3塁の場面で5番のゆうと選手。
残念ながら、バットの根っこに当たり、サードフライでチェンジ
守っては4回を0点に抑えた後、5回は1死3塁からセカンドゴロの間に1点を取られて1対4の3点差に。
点は取られたけど、前進守備でこうして仲間がそばにいてくれるっていうのは力強いものなんでしょうな
5回終了後ベンチに戻るKTチームの面々。
さあ、3点差を追い付こうっていう感じではなく、どちらかといえば諦めムードを感じさせていました
そして、時間的にみてこの回がKTチームの最後の攻撃となると思われた6回。
先頭のタカ選手と次のサト選手が続けて四球。
その次のモト選手がバントで送ると、相手のフィルダースチョイスを誘って、なんとなんとノーアウト満塁の大チャンス
しかも迎えるバッターは4番リュウ選手。
もはやKTチーム応援席のボルテージは上がりっぱなし
すると、YGチームの監督が動きました。
ピッチャー、F選手
朝の試合で完投勝利を上げているのに、更にここで投げるとは君は往年の稲尾か権藤か
投球練習でも、ズドンズドンと低音を響かせて快速球を連発
観客席からどよめきが起こります。
さあ、相手エース対4番の勝負
リュウ選手にとっては朝の試合のリベンジの場。
でしたが、ちょっと詰まらされたかなあ。サードフライでした。
一死満塁に変わって、打席に入るのはゆうと選手。
いつもはチャンスにゆうと選手が回ってくると心拍数が一気に高まるひろぽんですが、この場面だけは違いましたね。
「こういう凄い投手と勝負ができるのは羨ましい」
素直にそう思いました
場面も場面、相手も相手なので相当力が入っていたんでしょうね。
ファールを打ったり、ボール球を見送ったり、一球ごとに打席を外して大きく深呼吸
見ているこっちの方が力が入りますわ(苦笑)。
一塁線への惜しい打球を放った後、ボールカウント2-2からやや高めの直球をフルスイング。
カキーーーン
と乾いた音を響かせた打球は
ライナーで右中間方面に飛んでいき、
2走者を返して、1点差に詰め寄る値千金のタイムリーヒット。
一塁上でゆうと選手もベンチに向かってガッツポーズ
F選手に朝から抑えられて、たまっていたモノが炸裂したような気がしました
このゆうと選手の一打を近くで撮影していたママさん達から「お裾分け」をいただきました
ありがとうございました
こうなると流れは自然とKTチームの方へ。
一死1,3塁からゆうと選手が盗塁し、その際に相手野手陣のミスがあり、3塁ランナーが生還。
土壇場で同点に追い付き、大いに盛り上がるKTチーム応援団のママさんたち
さらに、さらに、
二死3塁から相手のバッテリーエラーによって、3塁走者のゆうと選手がホームへ。
これで遂に・・・逆転
ベンチではハイタッチ祭り。
選手もコーチも関係なく大騒ぎ。
もはやお祭りマンボ状態
KTチームは5対4と勝ち越したわけですが、後はこの1点差をどう守り切るか。
ベンチ横では威力ある直球が武器のタカ選手がピッチングを始めました。
ひろぽんも「その方がいいだろうな」と思っていましたが、6回裏のマウンドに向かったのはまたしてもゆうと選手
しかも、先頭打者は前打席でホームランを放たれているF選手。
「ここが大事」とばかりにギアチェンジをしたのか(?)、力のこもったストレートを投げ込むゆうと選手。
F選手を詰まらせて打ち取った打球は・・・
一塁後方へのポテンヒット。
勝負には勝っていたんだけどねえ
すると、F選手は2塁に盗塁し、無死2塁のピンチ。
ですが、相当気合も入っていたんでしょう。
5番打者は三振、
6番打者はサードゴロ、
と抑え込み、二死3塁へ。
ゆうと選手とF選手のコラボ
7番打者にも徹底した直球攻めが功を奏して、キャッチャーフライでゲームセット
思わずゆうと選手が力強くガッツポーズ
同じようには身体は動かないけど、その気持ち、分かるわ~
結局、今日のYGチームとの連戦は1勝1敗。厳密にいえば1勝1分(抽選負け)。
県大会に繋がるという意味では朝の試合で勝っておきたかったけど、一時2連敗の可能性もあったことを考えれば、よくやりましたよ。
KTチームチームの面々の集中力はお見事でした
最後の挨拶のとき、相手のF選手がじ~っとゆうと選手を見ていたような気も・・・
またどっかで戦えるといいねえ。
たかが少年野球、されど少年野球。
こんな奇跡的なことがあるから惹きつけられるんですよね。
(第三者的にみると)残念なくらい興奮して騒いで観戦していたことは内緒です
感動をいただいたいい週末でした。
ゆうと選手、これで2日連続で勝利投手に
それにしても、今週はよく投げたな~。
ゆっくり休んでちょうだい。
授業中はだめよん(爆)。