今日のプロ野球交流戦、阪神-ロッテ戦(甲子園)はひろぽんの家族3人も観戦に行っていました。
ところが今日から梅雨入りであいにくの雨。5回くらいまでは殆ど降ってませんでしたが、後半戦から結構強く降りだしましたね
(たまたま映したマートン。この後タイムリーを放つのですが、さらにその後、暴挙というか愚行を犯してしまいます。。。)
いきなり初回に井口(ロッテ)にスリーランを打たれてしまって、ほぼ勝負ありの試合でしたが。
そんな中、虎ファンで溢れる怒号響きわたるライトスタンドの応援席で、ゆうと選手はほぼ座席に座ることなく、飲食店に行ってはとにかく食べまくっていたようです
まあ、昔から野球観戦を一種のお祭りと勘違いしているフシはありましたからね~
6回まで観戦して帰ったようですが、ライトスタンドは応援するのもファンの姿を見るのも楽しかったみたいです。
帰るときは、ゆうと選手は「もう少し試合を見ようや」、がくと選手は「宿題もやらないといけないし」と対照的な反応だったようですが(笑)、良い思い出になっていればいいですな。
そんな甲子園の雨の状況を心配しつつも、ひろぽんが観ていたのはコチラの方
巨人-ソフトバンク戦(東京ドーム)。
(ポップフライ病の坂本くん)
こちらも、8回ツーアウトランナーなしから見事に逆転されましたからね。それにしても、ここ最近のジャイアンツはひどいチーム状況ですな。特に打線がしょぼすぎですわ
厳しいことを言えば、指揮官があまりにも采配にキレがなく、無策すぎる気もしますわ
さて、野球といえば、ビデオオンデマンドをもっと観なきゃいけないなと思いつつも、2時間映画は面倒に感じて折衷案として先日観たのがコレです。
皆さん、ご存知の もしドラ です。
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
の略ですが、既に発行部数は200万部をゆうに超えているので、説明はいらないでしょう。
が、大まかな流れとしては、とある高校の弱小野球部のマネージャーである川島みなみが、ピーター・ドラッガーの著書である『マネジメント』を偶然書店で手に取ったことをきっかけにして、野球部の意識改革を進め、甲子園を目指していくというストーリーです。
まあ、高校野球というものを題材として、組織管理論を分かり易く学ぶことのできる本のアニメ化です。
この6月にはAKB48の前田敦子を主役に配して映画が公開されるようですね。もちろん観に行くことはありませんが
この間、ゴールデンウィーク中にNHKで放映されていましたが、完全に見逃してしまったんですね。
視聴ボタンを押してスタート。
こんな髪をしてたんじゃ、この野球部は強くなりませんな。
などと、本論と関係ないこと、変なことが気になります
まあね、マネジメント本(アニメ)なのか、何なのか知りませんけどね、野球漫画の風上にも置けませんな、これは
まずはドカベンに謝りなさい
私の小学生時代はまさにドカベンでした
週刊少年チャンピオンの屋台骨を支えた漫画といっても過言ではないでしょう。
山田太郎をはじめ、岩鬼正美、里中智、殿馬一人などの明訓高校の千両役者たちのほか、不知火や雲竜、土門、木下、国定、犬飼小次郎&武蔵、犬神に坂田三吉、武蔵坊などのスター性のあるライバルも数多く輩出してきました。
当時衝撃的だったのは、クリーンハイスクールの外国人選手、ハリー・フォアマンでしたが
(フォアマン )
とれないボールがあるものか かまえたミットがうけとめる ・・・
とか
青春ってなんだ あの白い球 空のはてまで とんでいく 夢があるから青春だ ・・・
とかね。
歌詞もなかなk味わい深いです。もしドラとは重みが違いますよ。
続編としてのプロ野球編もあります。ひろぽんはここまでは付いていけていませんがね
やっぱり高校野球の純真さ、負けたら終わりという緊張感に惹かれるんだと思います。
野球漫画はこの他にもたくさんあります。
「巨人の星」、「男どアホウ甲子園」、「侍ジャイアンツ」、「野球狂の詩」、「あぶさん」、「わたるがぴゅん!」、「バツ&テリー」などなど。数えればきりがありません。
最近でいえば、「ROOKIES」や「MAJOR」なども良く知られていますね。
でもね、ひろぽんは野球漫画のナンバー1は紛れもなくコレだと思っています。
そう、故ちばあきお氏の 『キャプテン』 です
最初のキャプテンの谷口、続く丸井、イガラシ、近藤という4代にわたるキャプテンたちがすさまじいまでの努力をして奮闘する中学野球を描いた作品です。
特に、谷口キャプテン時代が一番泣けますね
この超有名な漫画を知らない人はいないと思いますが(←そんなことはないか・・・)、
野球の名門・青葉学院の2軍の補欠だった谷口が墨谷二中に転校してきたものの、周囲は谷口を青葉学院のレギュラー選手だったと勘違いしておかしな期待をされてしまうところから話が始まります。
そこで、通常の学校での練習では谷口はキャプテンとしてチームメイトにノックする時間しかないので、帰宅後、自宅近くの神社の境内で夜な夜な父ちゃんからノックを受けて練習したり、
(父ちゃんの作った機械で強烈な打球を受けます)
チームにピッチャーが不足しているとみると、黙々とピッチングを練習したり、
(これは試合中に指を骨折しても投げ続けるシーンですね)
一時的にナインの反感を買うときもありますが、それでもその愚直なまでの率先垂範の姿勢を通じて、チームメイトを惹きつけていきます。
このキャプテンでは色んなシーンでかなり涙腺が緩んでしまいますよ
妙にグラウンドが狭く感じる描写やファインプレーが多く感じたりもしますが、それはご愛嬌。
思い出したかのように、You Tubeで久々に主題歌の「君は何かができる」と「ありがとう」も聴いてみましたが、やはり良い歌は何年経っても色褪せません
ちなみに、高校編としてプレーボールもあります。
キャプテン(プレイボール)は、ドカベンと違ってスター選手はほとんどいません。普通の等身大の選手が一生懸命努力して、着実に成長していく姿に素直に感動してしまいます。
もしドラとは時代背景が違うし、どちらかといえば高度経済成長期の香りもしますが、自らチーム(組織)を引っ張っていく谷口をはじめとしたキャプテンたちの姿にマネジメントの真髄というか、本当に必要なものを感じたりするんですね。
また、我々の職場でも人事異動がありますが、谷口キャプテンのように鳴り物入りで期待されて異動することも多いでしょうが、そんなときこそ偉ぶることなく、自発的な努力をし、そして仲間と力を合わせていく・・・そういう姿勢が大切と感じさせてくれます。
もしドラごときでは勝負になりませんな
キャプテンにも謝りなさい
(もしドラはそもそも野球漫画じゃねえぞ、なんてツッコミはご容赦ください。。。)
あ、これこそ有名ですよね。うちのがくと選手が最近はまっていて、漫画を読み漁っている『タッチ』です。
うちの嫁さんはこのタッチ世代のようで、がくと選手と同様、野球漫画といえばまずタッチが浮かんでくるようです。
ただ、言っておきますけどね、ひろぽんもあだち充漫画は好きですが、タッチは野球漫画じゃないと思いますよ。ジャンルとしては青春恋愛漫画でしょうね
まあ、もしドラと比べれば野球漫画に近いでしょうが。
ちなみに、今、ビデオオンデマンドでは、新巨人の星<全52話>がやっているようです。
2話ほど観ましたが、先は長いです。。。
観つづけられるのか、いささか不安ですわ