国際競走レースながら第39回目にして遂に外国馬が不在のジャパンカップとなりました。
ある意味、レース名どおりなのかもしれません
昨今の日本馬のレベル向上はもちろんですけど、馬に負担のかかる輸送や高速馬場の影響、香港国際レースの存在なども関係しているように思います。
今回の日本馬のレベル、金曜日からの雨による重い馬場を考慮すると、今年は久しぶりに外国馬にも勝つチャンスがあったかもしれません
さて、そんな今年のジャパンカップですが、現在の中距離界を引っ張ってきた面々が参戦してきました。
が、アーモンドアイをはじめとした有力馬も数頭参戦せず、ジャパンカップにしては今ひとつのメンバー構成
そのため上位の人気も割れ気味。
さらに混迷を深めさせるのは、(馬と違って)ジョッキーは15人中7人が外国人ということ。名手たちの腕に期待しているところもあるのでしょう。
とりわけ世界のデットーリや剛腕ムーアなどの存在は大きいですね。
一長一短ある中で軸にしたいのは・・・地味ですが、この馬かな。
スワーヴリチャード
現在4番人気。
昨年4月の大阪杯(G1)以降は勝ち星も2着もなく、衰えたのでは?といった声も聞こえてきます。
ただ、今春のドバイでも3着に入るほどの実力者であり、それゆえに重馬場はこの馬に向きそう
今回からチークピーシーズも着用するそうなので、集中力がアップすれば。
またこの日はディープインパクトメモリアルデー
リチャードの父ハーツクライが現役時代ディープに土をつけたときのように輝きを放ってほしいものです
エタリオウ
現在9番人気。
昨年の菊花賞2着以来、成績は芳しくありませんが、そろそろ父ステイゴールドの晩成の血が開花してもよさそうなものです。
5頭も出走する友道厩舎の中では4番手の存在。
重賞2着ばかりで未だに1勝しか挙げていませんが、素質馬であり、鞍上もムーア。
「脅威の2勝目」とか「安定の2着」といったサプライズがあってもおかしくありません
あと、我が家のゆうと選手をイメージすると、ジナンボーとユーキャンスマイルの組合せが面白そうですな
今夏の新潟記念のワンツーコンビです。