配布用のアナログepのマスタリングとカッティングが同日に行われました。
まずは乃木坂ソニーにてマスタリングです。
今回のマスタリングにはビートルズフリークも憧れのFairchild670を使わせて頂きました。
音像への暖かいツヤの付加とまとまり具合は心が踊りました。
家に飾っておくだけでいいので、ぜひとも欲しい一品です。
今回はモノミックスですので、
ビンテージサウンドのフィールを織り込むために写真のFairchildとアナログテープを経由して2ミックスにまとめました。
次はカッティングへ。
アナログのカッティングという作業に立ち会うのはポプシとしては初めてのことです。
心強いことにミックスエンジニアの川口さんと
マスタリングエンジニアの酒井さんも同行してくださり、乃木坂から鶴見小野へ大移動。
東洋化成にてその作業を行いました。
ラッカー盤に刻まれた音楽は1mmの間に約8本の溝になりました。
肉眼で見るレコードの溝はどれも同じに見えますが、
専用のレンズで覗き込むと溝の形もそれぞれ違っていて、僕らのヴァイブレーションが形になっているかと思うととても愛おしくなりました。
今時モノミックスのアナログEPを作ってライブで配布するなんて、
ちょっとバカバカしくて滑稽に映るかもしれませんが、
こんな愚行に「へー!」なんて思ってくれたかたがいたら、きっと楽しんでもらえる1枚です。
こんな愛情たっぷりのアナログEPは
4月27日の高円寺HIGHで配布されます。
一般に販売の予定はありませんので
ぜひとも手に入れてくださいね。
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