うんちく

ムスタングを並べてみました。
いい絵です。

この写真でわかると思いますがムスタングはボディの大きさがギターもベースも同じなんです。
もともとスチューデントモデルとして作られたから弾きやすさを考慮してのことでしょう。
それゆえか力を入れて弾くとあまりイイ音がしません。
ユルめのピッキングがムスタング特有の中域をクリアに出します。
生徒さんが大人より力が無いことを前提にこのように作られていたとしたらと考えると、
やはりフェンダーおそるべしと思わざるをえません。

僕のベースのボディには左斜め下にオレンジの3本線が入っています。
これをコンペティションラインといいます。
コンペティションは競争という意味でレースをイメージしていると言われています。
1969年から1974年までのムスタングにこのラインが入っています。
やはり人気はこのラインが入っているものみたいです。
僕のカラーはCompetition Orangeといって早々に姿を消したレアカラーです。
すいません、なんか自慢しちゃって。
製造年は、僕と同級生、つまり1969年製です。

そしてなにより小さめのボディと短いネックがもやしっ子の自分のシルエットに似合うんじゃないかなと思っています。

間もなくこのアメリカ産のチャーミングな同級生に久しぶりに母国の地を踏ませてやろうかと思います。