大戦略パーフェクトのススメ

現代大戦略2007公式ホームページの「現代大戦略のススメ」から名前をもらい、大戦略パーフェクトシリーズを遊んでゆきます。

ヨーロッパ大陸・2005改3-20

2009-11-23 07:37:34 | マップレビュー(新戦略モード記事)
101ターン目~105ターン目
アフリカ戦線
現在2個軍団+2個旅団を運んでおりますが、よくよく考えてみますとアフリカ戦線に2個軍団も必要あるとは思えません。また、ロシア戦線に現在300部隊強投入しておりますが、敵は550部隊程度を保有していると考えられますので、300部隊強ではまだ十分な量的優勢が得られているとはいえない状況です。それに、スペインやイギリス攻略のためにもまだまだ部隊が必要です。そのため、ロシア戦線にできる限りの部隊を投入したいので、1個軍団を輸送艦ごと削除して部隊数をあけることにしました。
この削除で、合計部隊数は942から853部隊に。これでロシア戦線でも苦戦せずに戦えるくらいの物量を集めることが可能となりそうです。



ロシア戦線
やっぱり全般的に偵察車が増えています。資金が豊富になると偵察車を生産するようになるんですかねぇ… これ以降は電子戦機のないトルコが前線の行動を隠すことは不可能となるでしょう。まぁ、今は迂回作戦はやろうとしていないので問題はないですが。それに、迂回作戦をするときには攻撃をかけてトルコ軍の行動に気づいても動けないようにすればいいんですし。

キーロフ方面
火力部隊で敵を抑え込めているので特段問題はないです。よっぽど大規模な飽和攻撃をやられない限りこの戦線が破れることはないでしょう。一番安心して戦える戦線です。
ただ、抑え込んでいるだけじゃ勝てないのも事実。部隊行動の選択肢を広げるためにも後2個旅団はほしいところですね… ニジニ ノヴゴロドで2個旅団計18部隊を追加生産することにします。

全戦線で大規模航空偵察を103ターン目に行いました。その中のキーロフ方面の偵察結果です。

白枠で囲われた見慣れないアイコンの兵器は射程6の対空ミサイル車両"2K11 クルーグ"です。弾数が2とはいえ、普通の対空SAMよりは射程、火力ともに圧倒的に上なので注意する必要があるでしょう。他にこの画像で気になる点といえば、大型補給車が多い点が気になります。普段なら戦闘部隊が少なくてよかった、で終わる話ですが、今回のように対空ミサイル車両が近くにいる状況で、となるとちょっと怖いですね。これだけ大型補給車がいれば、COMが意図してなくとも偶然(?)に対空ミサイル車両の隣に大型補給車が来る可能性が高くなりますから。
赤線の意味は、カザン方面の偵察結果にて説明します。

この戦線に関して言えば、今まで通りで十分防衛可能、という事がわかりました。ただし、キーロフの北から山地を迂回してペルミへ回り込むルートはこの方面の主攻となるルートとなる可能性がありますから、編成中の2個旅団の編成は続行。この方面は隘路ばっかりで大兵力を展開させられる土地じゃないので5個旅団あれば十分でしょう。


カザン方面
100ターン目に行っていた反撃で敵第一梯団は撃破していたようです。101ターン目は前線に敵戦車がほとんどいませんでした。まぁ、火力部隊は撃破できていませんし、すぐ第二梯団が来るでしょうから油断はできません。
しかし、101ターン目に追加師団のうちの大半が集結を完了し、新たに3個旅団が使える部隊に追加されました。これをちょっとずつ前線の旅団と交代していきます。前線のは消耗していますし、疲労度もたまっていますので。

103ターン目の偵察結果、カザン方面のものです。

マップ中央左の白枠で囲われた部隊は対空ミサイル車両"S-400 トライアンフ"。ペルミ周辺の"2K11 クルーグ"何かとは比べ物にならないレベルに高性能で、脅威度の高いの兵器です。幸い前線に出てきてくれた(森に隠蔽させていた偵察車のZOCに引っ掛かった)ので、F-35Aで早急に潰すことにします。
また、もう1つの電子戦機のECM範囲内の白枠で囲われた兵器は、対地ミサイル車両"イスカンデルE"、しかも発射型です。弾数は1なのでさして脅威とはならないでしょうが、もしサマラ・ウファ戦線で索敵範囲外からメガヘックス攻撃を受けた時にはこれの存在も考慮に入れる必要があるでしょうね。
また、カザン方面(S-400の周辺)に関しては、ロシア軍砲兵が夜明けと同時に前進してきたのが気になります。砲兵の部隊数も、前進することも僕の予想を超えていました。

・全体的敵状について
ウファ方面で大規模砲爆撃を行っているせいかわかりませんが、ロシア軍主力は南方へシフトしているような気がします。2枚目の画像を見れば、南側のロシア軍部隊密度が半端ない高さなのに対し、北側はそれほどでもないのがわかるでしょう。
また、それに関連して、2枚の画像に書いた赤線について説明します。1枚目の画像を見ると分かります通り、エカテリンブルク西の山脈(ウラル山脈でしょうね、書かれてませんが)を越えてペルミやサラブルへ行く道は3本あります。このうち、2本は線路つき道路で、1本はただの道路です。このことと、エカテリンブルクと最前線の位置関係からいって、ロシア軍は部隊を送り込む時には主に赤線を引いた、線路付き道路の2か所を使っているのではないかと思います。上に書いたとおり、ロシア軍は南方へシフトしてますから、特に一番南の道路を良く使っているのではないでしょうか。
としますと、今度は北方が弱点となるはずです。ペルミの大都市2つはこのあたりで唯一弾薬補給ができる場所。ここを占領すればその南にいるロシア軍は弾薬補充が出来ずに最初こそ頑強に抵抗するでしょうが、一気に抵抗力を失って無力化できるはず… 問題は、ペルミはエカテリンブルクから15ヘックスくらいの距離にあるので占領下はいいけど保持できない、な状況になりかねないことでしょうか。それを逆手にとって罠を張り、ペルミ奪還に来た部隊を逐次撃破していく、というのも
面白いでしょうが。

この偵察を行った後、防衛計画を見直しました。別に偵察結果に影響されてのものではなく、試してみたい戦術の実験なのですが。確かに、敵砲兵の前進は脅威ではありますが、そのうち弾切れおこすでしょうし問題はないと思います。ヤバくなってきたら航空部隊で反撃もできますしね。
今までは攻撃しに来た敵を陣地前面で側面攻撃などを用いて撃破し、敵部隊を逐次撃破する、という方針をとっていましたが、今度は戦線右端と左端に陣地を作り、戦線中央を突破しようとしてきた敵を撃破していく方針に切り替えました。
パックフロントに似ているといえば似ていますが、全周防御陣地を複数作れるほどの部隊の余裕はないので防衛線の組み合わせで凹部を作り、そこをキルゾーンとする下の画像のような方式に。白線が1個旅団が構築する防衛線、○は火力部隊です。


実際の行動としましては、103ターン目、とりあえず上の偵察結果で取り上げたS-400をF-35Aで撃破しました。残しておいて万が一展開されたら危険ですから。


サマラ方面
101ターン目からウファへ砲爆撃を開始。損害は大きいですが、仕方がないことでしょうね。ここは何が何でも突破しなきゃいけませんから。

さすがにATACMS*8の砲撃は凄まじいものがあり、どんどん戦線が後退していきます。103ターン目には砲爆撃によってウファへの補給路も断たれ、攻略成功はまず間違いないものとなってきました。
問題は、ロシア軍主力がウファ周辺に向かっている中で、ウファを守りぬけるのか、という点。ちょっと前にサラブル周辺の攻防で分かったように、川に近い場所に防衛線を築くと敵の大攻勢にはまず耐えることができません。そのため、5,6ヘックス川から後退したところに陣地を築き、渡ってきた敵をたたく、というのが一番成果を上げやすい、と思うのですが、ウファの場合見ての通り、5,6ヘックス防衛線を後退させると今度はウファの防衛ができなくなってしまいます。
従って、ウファ攻略は敵の補充拠点を奪うためのものと割り切り、かつてのシリア戦線でのアダナのように破壊できる準備を整えたうえで放棄する、大損害を被るのを承知の上で川岸防衛線を作り、水際防衛を行う、のどちらかを選ぶしかありません。
今回は、敵の主力をここにひきつけられる可能性はなかなか魅力的であること、第二防衛線を(場合によっては部隊を増産して)作れば水際防衛に失敗しても何とかなりそうな地形であること、などから水際防衛策をるつもりです。

104ターン目、2S19 MSTA-Sがウファの陸軍基地から出撃しました。ロシア軍唯一(?)の移動後射撃可能な自走榴弾砲で、射程は4ですが、なかなか使いやすい自走砲だと思います。ただ、今までロシア軍砲兵は2S7 ピオーンばっかりだったのになんでわざわざ1部隊だけ生産したんですかねぇ…?


105ターン目、ウファの制圧は完了しました。ただ、突破には成功したものの機械化歩兵が追い付いていないので、占領には最低2ターンはかかりそうです。それまで戦車隊持ちこたえられるかなぁ…? 106ターン目に砲兵の射撃を受けるようなことがあれば一旦引いた方がいいかもですね。現状あまりに突出しすぎました。


アクチュビンスク方面
こちらもキーロフ方面と同じく安定しています。敵の主力はカザン・ウファ方面にいるようですからね。ただ、こちらはエカテリンブルク攻撃作戦時の主攻となるだろう戦線なので、1個師団だけでは突破はできてもその後の戦果拡大が望めない恐れがあります。LAH氏が改2においてチェリャビンスクで苦戦なさった前例もありますし、もう1個師団(35部隊)を追加生産しました。
そんなことを考えながら行った103ターン目の偵察。結果は下のようになりました。大規模な諸兵科連合部隊がアクチュビンスクへ向けて南下しています。

ロシア軍は西方から南方へ主力を移したんですかねぇ。偵察しといてよかった…、知らずにこの部隊の突入受けてたら慌ててバカなことしてたかもしれません。今までの防衛方法で守りきれるかどうかは怪しいものがあるので、戦線の後退を含めて防衛方法を見直す必要があるでしょう。

しばらくしたら来るであろう敵の大部隊に備える必要があります。こちらの場合は、基本的に戦線の横幅が狭く、陣地防御戦術が割と有効であることが今までの戦闘結果からわかってきました。なので、普通の陣地防御戦術を行って敵の攻撃を破砕するつもりです。
今までは機動防御を行うつもりだったので横幅の広い(=機動領域の広い)地域に布陣していましたが、今度は防衛線を構築する部隊数を減らすために横幅の狭い地域に布陣しなおします。そのため、103ターン目は3,4ヘックス防衛線を後ろに下げました。画像にしても意味のないような防衛計画なので画像はなしです。


エカテリンブルク・チェリャビンスク偵察結果

戦場の地形の影響もあり、大規模突破ができるような弱点は今回の偵察では見つかりませんでしたが、前回の記事で推測した通り、エカテリンブルク・チェリャビンスクの東はガラ空きに近い状況でした。この点に関しては事前推測が当たっていたので現在立案中の作戦案を考え直さずに済みます。



イタリア戦線
ベルンの確保にほぼ完全に成功。この後は2手に分かれてスペイン攻略作戦を行っていきます。1つは西進してボルドーを目指し、パリに進軍してきているスペイン軍を包囲する作戦、もう1つは南下してマルセイユを目指し、モナコにいるスペイン軍を包囲する作戦となります。イタリア方面軍団8個旅団のうち、5個旅団をベルンに送り、そのうちの3個旅団でマルセイユを占領、その後反転して5個旅団全軍でボルドーを目指す、といった形になるでしょうか。
その後は、改1、改2で通っていたボルドーからスペイン西側を突破するルートはトルコにはVTOLがないため使いづらいので、バルセロナを落として空軍基地を確保、続いて全方面で攻撃開始、という形になると思います。または、アフリカ方面軍の上陸後、アフリカを制圧し、そこから北上してマドリードを狙うか。
バルセロナを落とす時の作戦は…まぁマルセイユの基地を稼働させて損害補填を容易にしつつ、バルセロナへの補給路を断ってから攻撃、って感じになるでしょう。隘路と隘路に挟まれた都市群なので正面突破するしかないでしょうね。



フランス/イギリス戦線
101ターン目にブリュッセルの空陸軍基地が稼働。輸送機の到着とATACMSの陣地構築を待ち、104ターン目からATACMSとF-35Aの爆撃でイギリス攻撃作戦を開始しました。
イギリス攻略作戦
ブリュッセル、ロッテルダムを拠点にいつも通りの首都強襲作戦を行います。ちょっと違うのは、大陸側からATACMSを撃ちこんで支援できる点。とりあえず12部隊を用意し、手当たり次第に砲撃してイギリス軍が態勢を整えるのを遅らせます。それで消耗している間にF-35Aの爆撃で首都への道をこじ開け、占領。占領用の輸送機にはドイツ攻略で用いたA400Mと空挺部隊各1部隊を用いました。
ここで生産したF-35Aはその後のスペイン戦線での航空支援にも使います。スペインには空港が少ないので大量の機体でローテーションを組まないといけないでしょう。よって多数のF-35Aを生産、保有しておく必要があるわけで、"こんなに生産して後邪魔なんじゃないか"とか考えることなくF-35Aを大量生産できました。まぁ、生産数ほどは必要ありませんでしたが。


損害はF-35A*11機だけで104ターン目のうちにロンドン占領に成功。ロンドンはテムズ川河口から突破口を切り開くと異様に脆いです。川には自走SAMがいないために首都までの道は3,4の自走SAMと歩兵、それから重武装司令部を破壊するだけで切り開けますし、フランスやドイツとの航空戦で重武装司令部もSAMは弾切れ、耐久度も半分くらいになっている可能性がありますから。また、イギリスの主要な敵であるフランスが真南から航空戦を挑んでくる(これは改1,2の経験から)のも大きいのでしょう。それの対策として、自走SAMの主力はサウザンプトンのあたりへ展開するようで、どうしてもテムズ川周辺は手薄になっているのです。
この、ロンドンが簡単に陥落する状況は改めた方がいいかもですねぇ。改1、2とイギリスプレイだったのでこの点のバランス調整は出来ていなかったのかもです。


フランス進撃用意
イタリア方面軍のボルドー進撃作戦の開始と同時に、イギリスを攻略したドイツ・フランス方面軍も進撃作戦を開始します。フランスの占領と対スペイン西部戦線は主にドイツ・フランス方面軍が担当、マルセイユの攻略と対スペイン東部戦線はイタリア方面軍が担当します。
西部戦線で一番危険なのは周りに空港がなく、航空支援が難しいことですが、その点に関してはイギリス攻略時に大量生産したF-35Aとその前から使っていたF-35Aが計70部隊いるので、これを10部隊ずつ7個に分け、そのうちの2個は前線で航空支援、2個は次に投入する戦力として空軍基地と前線の中間あたりで待機、2個は損害を補填、最後の1個は総予備として空軍基地で待機、みたいな感じのローテーションを組んで対応しようと思います。10部隊の中の対空PACKと対地PACKの比率は…スペイン戦線ではCASが主任務となるでしょうし4:6くらいですかね。



軍資金/相場7447149/70%7537543/77%7765971/70%7925489/70%8175760/70%
生産部隊
F-35A*18(101ターン目)
コブラARSV*1(101ターン目)
レオパルド2*9(101ターン目)
AIFV*1(101ターン目)
戦闘工兵*1(101ターン目)
ATACMS*12(101ターン目)
大型補給車*3(101ターン目)
RF-4*12(102ターン目)
F-35A*2(102ターン目)
AH-1W*3(102ターン目)
レオパルド2*3(102ターン目)
AIFV*3(102ターン目)
戦闘工兵*3(102ターン目)
K-9*2(102ターン目)
M-42*1(102ターン目)
F-35A*16(103ターン目)
コブラARSV*5(103ターン目)
レオパルド2*3(103ターン目)
ATACMS*1(103ターン目)
M-42*2(103ターン目)
補給車*1(103ターン目)
大型補給車*1(103ターン目)
工作部隊*3(103ターン目)
F-35A*6(104ターン目)
コブラARSV*4(104ターン目)
レオパルド2*4(104ターン目)
AIFV*4(104ターン目)
戦闘工兵*4(104ターン目)
M-42*2(104ターン目)
補給車*2(104ターン目)
AH-1W*8(105ターン目)
コブラARSV*2(105ターン目)
レオパルド2*1(105ターン目)
K-9*5(105ターン目)

ヨーロッパ大陸・2005改3-19

2009-08-29 15:52:28 | マップレビュー(新戦略モード記事)
こっちの更新、1カ月以上していませんでしたね… 申し訳ありませんでした。
それで、MODも公開したことだしMOD入れてプレイ…としたいのですが、ゲーム途中でMOD入れると(たぶん大丈夫ですが)MODの種類によってはヤバいし、途中でゲームバランスを変えるのもなんか嫌なので改3は現代2009風(現代2009化MODの適用と同じ)データで遊びます。
改4ではMODを入れて遊ぶつもりですが、その時には現代2010も発売されているでしょうし、現代2010化MODと各種自作MODの適用によってデフォのDSP3.0のバランスなど影も形もなくなっているような気がしてならないです。それでも適用して遊びますが。

96ターン目~100ターン目
アフリカ戦線
何かに使えるかと思って残しておいたシリア戦線で使った航空機、航続距離の問題でアフリカまで運ぶのはかなり面倒くさいと分かったので削除。結果940あった部隊数が850部隊ほどに。90部隊くらいいたんですねぇ。自分が作ったものながらその数に驚きました。
また、北アフリカの偵察中に、MiG-25Rが98ターン目にやられました。敵の制空権下の偵察だとやっぱり苦しいですねぇ。偵察機は使い捨て的な用法しかないのでしょうか。



ロシア戦線
カザン、キーロフ戦線

96ターン目、上画像のように2本の橋が復活。破壊しようと思ったのですが、どちらもできませんでした。MLRSは橋を射程内に収めるところにいては被害が大きすぎ、1ヘックス後ろに下げてしまっていました(この時初めて気付きました)し、爆装F-35Aは爆撃のたびに敵の強力な防空火力で全滅してしまっていましたし… さらに言いますと(画像は面倒くさいので載せませんが)橋の後ろには3部隊ほど工作部隊がおり、破壊してもまず間違いなく修復されてしまうのです。この工作部隊は、ずいぶん前に実験した"破壊された建物が多いと工作部隊を多く作るように"ってやつでしょうか。
橋を破壊して敵の戦力供給を断つのは有効な手段ですけど、過信は禁物ですな。せいぜい態勢が不利な時の時間稼ぎにしか(時間を稼げる、って言うのが重要な局面はもちろんありますが)使えないでしょうね。


そんなわけで、敵部隊の渡河を防ぐことはどうやっても無理そうです。96ターン目は粘れるかと思ってこれまでの防衛線を維持し続けましたが、やっぱり橋があっては敵の部隊が多すぎ被害が大きすぎます。昼間になったこともあり砲兵による砲撃による被害が凄まじいのです。そしてその後にくる戦車の突撃には砲撃で戦車が消耗していることもあって耐えきれません。
結果、上画像のように崩壊一歩手前のところまで追いつめられました。1個旅団(9部隊)がほぼ壊滅してしまっています。そして、97ターン目、後退して第二次サラブルーカザン会戦の前の戦線まで戻ることになりました。96ターン目の戦線の現状維持の判断はミスでしたね。この時から撤退するべきでした。

・この後の防衛作戦
今までロシア軍と戦ってきて、分かったことが2つあります。
1、トルコ軍は陣地戦となると(実は)不利である
砲兵の射程が長く、戦車にミサイルを積んでいるロシア軍に圧倒されてしまうのです。こちらが陣地にこもっていると敵は最大射程から攻撃してくるのでどうしても最初の1ターンは先手をとられてしまいます。それよりは戦車の防御力の高さ、自走砲が移動後攻撃可能であること、などを生かして機動戦を挑んだ方が勝機はあると思います。敵が目の前に来ているのに陣地に閉じこもって先手をとられるのも考えてみれば馬鹿らしいですしね。

2、敵の主攻には1個師団では持ちこたえられない
今までこの付近で戦ってきた結果として、序盤は対抗できるものの、中盤以降は徐々に消耗して押し切られ始める、という傾向があったと思います。第二次カザンーサラブル会戦の時は定数を無視して戦車を大増産していたのでそんなに問題ではなかったのですが、キーロフ方面で攻勢に出た時や、橋が破壊される前のカザン前面なんかではそういった傾向がありました。結局、収入が十二分にあるCOMの主攻を受け止めるには1個師団では不十分なのでしょう。絶えず戦車や偵察車など損害を受けやすい部隊を送り続けるか、数個師団を配備して、交代しながら戦うかどちらかの方法をとる必要があります。
損害を常に補填し続けるのは必要な部隊数は少なくてすむでしょうが、疲労度等がたまりやすく、最終的には押し切られる可能性も高いです。また、兵力不足にならず、かつ遊兵を増やさないような生産量というのはかなり難しいと思います。そのため、複数の部隊を用意し、ある程度の損害を受けたら交代して前線を維持する、という形の防衛計画をとることにしました。

後は、思いついたこととして、仮設基地の設営による敵ロケット砲と爆撃の誘引も行います。つまり、"仮設基地とかが爆撃機で破壊されるならば、仮設基地は、自走ロケット砲や爆撃の火力を誘引する偽陣地として使えるのではないか"、という考えです。本当はトーチカの方が1ターンで作れて便利なんですけど、トーチカはどうやら攻撃しないみたいなんですよね(実験では)。仮設基地で上手くいくかはわかりませんが、爆撃機のミサイルをひきつけるだけでも御の字です。工作部隊を6部隊ほど配備し、手薄なところに架設基地を作ってできれば歩兵を1部隊ほど防衛につけておき、脅威となる敵砲兵の攻撃を誘引してみたいと思います。


で、それらを考えた結果が上の防衛計画です。かなり適当な画像ですが雰囲気だけわかっていただけたら、と。要するに、2個旅団+火力部隊で2つの拠点を守り、そのほかの旅団はその拠点を中心に敵を遊撃、撃退していきます。予備兵力としては、攻撃ヘリも全てカザン方面に連れてきましたし、軍団予備の2個旅団もすべて連れてきました。
後増産する部隊ですが、1個師団、35部隊を増産して後方戦力とします。また、運搬用に戦車トランスポーターを用意(2個旅団を同時輸送可能)します。カザンの陸軍基地は補充や前線の旅団へ送る部隊生産で一杯となっているので、これらはモスクワで生産して戦力化を目指します。

98ターン目、防衛計画の決定だけでは状況が好転するはずもなく、ロシア軍の攻勢はまだまだとどまるところを知りません。ただ、こちらにも2個旅団の遊撃部隊がそろい、戦線中央の開けた部分から出撃して敵右翼の側面を突いたり、一応機動防御的な行動が行えるようにはなりました。この後もう1個旅団きますが、これは完全な予備戦力としてとっておき、反撃の中核戦力とします。予定としては、ウファ攻略までこの状況を保ったまま粘り、ウファ攻略後、エカテリンブルク・チェリャビンスクを攻略する作戦の発動とともに前進開始、ってところですかね。
思ったより防衛は楽です。サラブル近辺で戦った時は敵の制圧している土地が少なかった分、敵が集中していましたが、この防衛線まで下がると敵が分散するので各個撃破を狙いやすいです。それに、目の前の森林地帯に偵察車を配置することで敵を早期に発見し、そこに向けて火力を集中できますし。敵がどんどん河を渡ってくるのでかなり苦しくなる、と予想していたのですが。


アクチュビンスク戦線

この戦線でも、カザンのほうでやる機動戦な感じで戦闘していきます。ただ、こちらは一つ戦線を作っておき、チャンスだと思ったらその防衛線から出撃して打撃、終わったら再び防衛線に戻る、という形の機動戦(?)とします。どちらがいいのか確かめてみたい、というのもあるので。多分、戦場一体の制空権を維持できて、随伴するK-9が敵砲兵を制圧できる、という状況でなら、損害も陣地防御と同じ程度ですむでしょう。
ただ…どうやらこちらはカザンとかと比べて優先度が低いようです。全ヘックス覆い尽くすような戦車隊の突撃はきません。火力部隊は自走ロケット砲*4に自走砲*2とかなり強力なので火力部隊だけで敵を撃破できます。捌きやすいので別にかまいませんけどね。正直、カザンに続いてこちらでも戦線崩壊、とかなったら流石にヤバいですし。


ウファ戦線

何とか橋を破壊しました。良く見ると工作部隊が近くに3部隊もいるので意味はほとんどなさそうなのですが(汗) 
ヘックス単位で部隊が敷き詰められてますね…。ここは爆装機での絨毯爆撃とATACMSによる長距離砲撃、要するにシリア攻略に使った戦法で進撃していく場面でしょうか。イギリス攻略に50部隊ほど、スペイン戦線に25部隊ほど、師団増設に35部隊+α、最終予備が10部隊、としてもまだある程度生産できそうだったので生産することにしました。内訳は、ATACMS*8、大型補給車*2、F-35A爆装型*20ほどです。
そして、損害が大きくなってきたため、当面地上部隊での進撃はなしとします。ATACMSとF-35Aで敵をしっかりと叩いた後、もう一度侵攻する予定です。いつ頃になりますかねぇ、101ターン目から砲爆撃を開始、夜が明けるのは103ターン目ですから…101、102ターン目砲爆撃のみで敵を消耗させ、103ターン目からは侵攻部隊による攻撃と砲爆撃の両方で敵を消耗させていく、といった感じでしょうか。できれば110ターン目には落としたいですね。間に合うかは怪しいですが。正直、この戦線でのにらみ合いも飽きてきました。


ロシア戦線・今後の予定
流石にやりますねぇ、ロシア軍。今までの陣営だと前線の部隊が大打撃を被るともう回復できずにズルズルと敗戦、というパターンでしたが、今回は最前線を撃破してもしっかり第二陣が穴を埋めてきます。
エカテリンブルク、チェリャビンスク、ウファの3つしか都市群を保持していないのに部隊は600部隊もありますし、収入もかなりありますし、やはり継戦能力はずば抜けて高いですな。部隊構成も戦車と砲兵だけでなく機械化歩兵もそれなりの量そろえたCOMにしてはバランスの良い構成ですし、最近は偵察車も増えてきました。
結果として今回、普通なら1個師団で守るところを2個師団で守る、という事を行わざるを得なくなりました。苦戦の結果やむを得ずとったこの処置ですが、この運用方法を応用していけば、第一梯団(1個師団)が突破口を開け、第二梯団が突破していく、というような作戦をとることも可能でしょう。新しい部隊運用術を学べた、ってことでこの点に関してはよしとしますか。それに、こういう苦戦するような状況も面白いですしね。


現在戦闘が続く3戦線を見ていただければ分かります通り、全戦線にわたって激戦が続いております。縦深のある防御態勢(単に部隊が多いだけとも言いますが)のため、突破しても戦果の拡大は望めず、ある程度突破を進めると反撃によって防御で精一杯となってしまいます。しかし、そんなロシアにもいくつか手薄(と思わる)場所があります。
それは、マップ左端のクルガン、チュメニといった都市です。上画像は98ターン目の偵察結果ですが、なんとなく東側の防備が薄いのが見てとれます。チェリャビンスクとかで陽動攻撃を行って注意をひきつけつつ、ここらに2個旅団ほど送り込めれば、チェリャビンスクは2方向、ウファからも含めれば3方向から攻撃される形となり、普通にやるよりは簡単に占領できそうだと思うのです。"障害は敵に遠く渡れ(だっけ)"とも言いますし、敵前渡河よりは敵の抵抗の弱い地点から渡河して対岸で戦闘した方が戦いやすいのではないかと。突破力、打撃力は2個旅団送ればそれなりのものになりますし、防空はホーク改が軽車両扱いで、"兵員輸送ヘリ"S-70に乗せて運ぶことができるはずですのでF-35Aが送りづらくとも何とかなると思います。


ロシア戦線・今のところの反省
・陸軍戦力分配の失敗
現在使っている編成そのものは今までのものと比べて、使いやすく、これ自体はある程度使えるものだと思っています。しかし、1つの道には1個師団で十分、という今までの経験をもとに、敵戦力を考えずに1個師団を配備して終わり、としてしまったのは失敗でした。
上にも書いたとおり、敵の主攻を防ぐためには2個師団~1個軍団はないと厳しいですね。今回ロシアは空軍基地が2つしかなく、空軍の活動は小規模ですが、これが空軍も強大だったら…とか考えると1個軍団あっても厳しいかもですが。その辺は敵戦力を見ながら決めていかないと。

・空軍配備の失敗
今までは爆装機をCASなどに使っていたのですが、今回のロシア戦線ではCASには攻撃ヘリのみを使い、F-35Aは制空と補給線(橋や道路)の爆撃のみに使いました。これは確かに少数の爆装機でかなりの戦果をあげることはできるのですが、直接的にダメージを与えられるわけじゃないので、前線を破っても第二梯団が、第二梯団を破っても第三梯団が…というようになってしまい、なかなか突破することができません。また、後方の砲兵などにダメージを与えているわけじゃないので、しばらくすると陸軍が砲兵に圧倒され始めてしまいます。
第一梯団と戦っているときは、第二梯団以降や第一梯団の後方部隊を食い止めるために大量のF-35Aで爆撃をする、という事はやっぱり重要なようです。



フランス戦線

抵抗もイギリス軍ヘリくらいしかいなさそうなので、オランダ、ベルギー、ルクセンブルクへ進軍を開始します。抵抗もそんなにないでしょうし、簡単に終わるでしょう。この後はアムステルダム、ブリュッセルの基地等の修理をして、空軍基地が全て稼働したら、イギリスへの爆撃を開始、首都強襲で脱落させるつもりです。空軍基地は2つともフランスに破壊されたままですし、改2までよりは大変でしょうが、不可能なことではないはずです。


100ターン目の画像。英軍が空軍基地 or 陸軍基地に補給線がつなげるまで歩兵を放っておく→補給線接続→部隊生産開始→次のターンに占領→部隊鹵獲。F-35Aはトルコにデフォであるし、WAH-1はAH-1Wの機銃を30mmに変えただけ(個人的には大差ないと思う)だし、ニムロッドMR-4はトルコにない対潜哨戒機だけど、どうせ渡洋作戦はほとんどしないし、ほとんど使いどころはなさそうですが、英軍の資金を減らせたってことで…
この状況であれば、102ターン目ごろからはイギリス空襲を開始できるかな? ロンドンの空軍基地はフランス軍が破壊したまんまだし、ロンドンまでのヘックスにいる部隊はATACMSで吹き飛ばせるし、そんなに厳しい戦いにはならないでしょう。基地破壊もガンガン使うつもりですし、ね。



イタリア戦線
沿岸部にスペイン海軍が来られたりすると空軍の活動に支障が出るので、今のうちからスペイン海軍の排除を狙っておきます。いずれスペインへ海上侵攻しなきゃいけなくなる可能性もありますし、これで資金を浪費させれば陸戦でも有利になりますしね。
ただ、イージス艦まで持っているスペイン海軍とまともに戦っても勝てるとは思えないので、潜水艦、F-16Cのハープーンなど、水上艦ではない兵器で戦っていく予定。


また、100ターン目にベルンを制圧。西に行けばパリのスペイン軍を包囲、南にいけばモナコのスペイン軍を包囲できるなかなか面白い場所です。101ターン目以降に行う偵察で侵攻方向を定め、次の次のレビューあたりから進撃開始、といったところでしょうか。今回はバルセロナを落とすルートを通って進撃してみたいですねぇ。



軍資金/相場6510902/70%6686776/70%6930663/70%6979381/77%7214043/70%
生産部隊
RF-4*6(96ターン目)
F-35A*12(96ターン目)
レオパルド2*2(96ターン目)
コブラARSV*2(96ターン目)
戦闘工兵(96ターン目)
ホーク改*3(96ターン目)
ATACMS*4(96ターン目)
工作部隊*2(96ターン目)
戦車トランスポーター*6(97ターン目)
コブラARSV*1(97ターン目)
レオパルド2*10(97ターン目)
AIFV*1(97ターン目)
戦闘工兵*1(97ターン目)
M-42*1(97ターン目)
K-9*2(97ターン目)
MLRS*1(97ターン目)
ATACMS*4(97ターン目)
補給車*2(97ターン目)
大型補給車*1(97ターン目)
F-35A*12(98ターン目)
RF-4*10(98ターン目)
B-737*2(98ターン目)
レオパルド2*4(98ターン目)
コブラARSV*2(98ターン目)
AFIV*2(98ターン目)
戦闘工兵*2(98ターン目)
M-42*3(98ターン目)
K-9*3(98ターン目)
補給車*3(98ターン目)
戦車トランスポーター*6(98ターン目)
プレヴェゼ*12(98ターン目)
KC-135*3(99ターン目)
AH-1W*2(99ターン目)
レオパルド2*4(99ターン目)
AFIV*1(99ターン目)
戦闘工兵*1(99ターン目)
MLRS*2(99ターン目)
K-9*3(99ターン目)
工作部隊*4(99ターン目)
大型補給車*1(99ターン目)
戦車トランスポーター*2(99ターン目)
RF-4*6(100ターン目)
F-35A*6(100ターン目)
補給車*1(100ターン目)

ヨーロッパ大陸・2005改3-18

2009-07-24 15:40:16 | マップレビュー(新戦略モード記事)
編成云々は2つ前のここを見ていただければと思います。

※94ターン目のトルコターンに一度フリーズしちゃったんで、セーブしていた94ターン目のロシアターン開始時からやり直しました。可能な限り同じ操作を行いましたし、戦況はほとんど変わっていないと思います。

アフリカ戦線
現在アフリカに向けて移動中です。とりあえず、護衛用の陣形を組んでいるところ。

ロシア戦線
キーロフ方面

トルコ陸軍が進撃→それを攻撃しようとロシア空軍が出撃→トルコ空軍が制空権を獲得しようと出撃→ロシア空軍が制空権を獲得しようと出撃…
とまぁ、こんな流れで91ターン目ごろにはキーロフ上空での航空戦が激化。敵は1,2ターンで空軍基地から補充を受けられるのに対し、こちらは3,4ターンないと空軍基地までたどり着けないので、ここでの空戦はトルコ側にかなり不利です。制空権の獲得はかなり難しいでしょうね。
そういうバランスにしようとした結果なので、うれしい面もありますけど。

…さて、どうしますかねぇ。とりあえず、制空権の獲得が難しいということを重視して、まずはキーロフまで退却することにしました。
今のまま攻撃しても損害に見合う成果を上げられるとは思えません。また、制空権については、長距離SAMの展開によってこの状況を打開できるかもしれません。そうだとすれば、攻撃は長距離SAMの展開まで待つべきでしょう。
そして、91ターン目に退却を開始しました。防衛はカザン方面から転進した2個旅団と、退却する部隊から無傷の部隊を抽出して作った1個旅団で、師団の態勢を整えて行っています。MLRSの援護下に陣地を作っていることもあり、そう簡単に突破はされないでしょう。

ただ、93ターン目、ペルミにかかる橋が復活。同ターンに破壊しましたが、戦車隊が多数渡ってきてしまいました。当然のことながら、橋の破壊は一時的には敵戦力供給を妨害できますが、永遠に妨害できるわけじゃなりません。あきらめてウファ攻略まで放っておきますかね… 今のところは出来る限り破壊するつもりですが。

カザン
カザン方面は非常に安定した状況です。自走砲部隊を引き抜いても1,2ターンなら何とかなりそうですし、ウファ攻撃の際にはここからも砲撃支援を行います。


ただ、94ターン目から95ターン目にかけて、上画像のように、ウファからの部隊が渡ってきました。配置の問題で最初に自走SAMが渡ってきている状況ですが、この後戦車などが渡ってくると危険です。そのため、予備の1個旅団を使って頭を押さえ、これ以上橋頭保が拡大されないようにしておきます。


アクチュビンスク方面
前ターンに敵部隊に発見されており、早速Su-34がこちらのK-9を攻撃してきました。まぁ、所詮1部隊ですので、たいした損害ではないですがね。そろそろ敵が南下してくる可能性がある、ということは覚悟しておくべきでしょう。偵察機とF-35Aをアティラウで増産させておきます。幸いこちらは敵空軍基地から遠いので航空戦で圧倒することも十分可能です。


そんなことを考えていたところ、91ターン目、上画像のように敵部隊が南下しているのを発見しました。敵味方の主力の距離は大体12ヘックス。理想としていた15ヘックスと比べるとちょっと近いですが、まぁ十分許容範囲のところで発見できました。
91ターン目の段階では推測にすぎないわけですが、多分前の機械化歩兵と、小都市に収納されている部隊(これも機械化歩兵でした)が前衛部隊、その後ろが主力戦車隊、そのさらに後ろは、主力戦車隊の続きか、砲兵部隊がいると考えました。

作戦案
今回は最前線に2個旅団、後方にはさらに2個旅団がいるためカザンでの戦闘と異なり、敵戦力を圧倒するだけの戦力を投入することができそうです。そのため、わざわざ後の先を狙うのではなく、先の先を狙ってみることにしました。
ちゃんとした計画は、敵がこちらの前衛を発見する直前の陣形はどのようなものか、ということが分からないと決められませんが、大まかな感じとしては下のようなものです。要するに、レウクトラの戦いに近い戦闘にしてみたい、というだけですが。

いつものように白枠1個は1個旅団、実線は部隊の行動です
・布陣

前衛は、機械化歩兵1部隊、対空車両2部隊、偵察車2部隊としました。前衛は横にばらけて布陣し、敵を待ち構えます。布陣場所は、トルコ軍主力が1ターンで救援に行ける場所です(主力との距離5ヘックスくらい)。
その後ろには、3個旅団を、2個旅団で前線を支え、その後方右翼よりに残りの1個旅団が展開するような態勢で布陣させます。
もう1個旅団使えるのですが、これは戦線の幅から言って使いづらいので戦果拡大 or 崩壊した戦線の立て直しに使うことにしました。
・作戦予定

前衛が横にばらけて布陣している場合、まずは横に展開して前衛を撃破後、敵主力と対峙する、というのが基本(だと思う)ですから、ロシア軍はここで横に展開し、こちらの前衛を蹴散らそうとしてくるはずです。ただ、敵の部隊規模からいって前衛を完全に殲滅はできず、そこで進撃がいったん止まるはずです。
その時を待って、こちらの主力部隊を進撃させます。進撃は、右翼の2個旅団は全力で突撃し、そこから左翼に行くに従って進撃距離を短くしていきます。前衛部隊は1ターンで主力の救援を受けられる場所にあるので、そのターン中に交戦状態になるでしょう。


この段階では、敵味方と主力が正面からぶつかる展開となっているはずです。
薄く展開した1個旅団しかいない左翼では、敵に押される展開となるでしょう。しかし、前線を支えていた1個旅団と、後方右寄りにいた1個旅団、合わせて2個旅団分の突破力を集中させた右翼では一気に敵戦線を突破して進軍できるはずです。そのため、上画像のように敵右翼部隊の側面、後方をつける位置へ機動することができると思います。
まぁ、この辺からはその時の状況に応じて行動していくしかないので詳しくは決めませんが。



・92ターン目
MiG-25Rが敵戦闘機につかまって撃墜されてしまいました。流石に敵制空権下への強行偵察はあの機体でも無理ですか… 一撃離脱的に偵察したり、護衛を伴って偵察したりする必要があるかもですね。
しかし、これでRF-4を含めこの方面に偵察機がいなくなってしまいました。生産しようにもアティラウの基地はF-35Aの補充で一杯ですし、そもそも生産から前線到着までにタイムラグがありますし… 当面は偵察車の大量生産で乗り切りますかね。


・93ターン目

見事なまでに綺麗に敵が分散しました。ただ、このまま右翼を突いて片翼突破するよりは、中央の最も薄い戦線を全力で突破し、敵を分断した方が効果的と思われる状況になっています。
何か、予想していたよりも敵の戦力が少ないですね。後方には第二梯団と思われる部隊がいますが、戦闘に参加できない部隊は戦力ではありませんしねぇ。わざわざ策を立てるまでもなく、正面突破→適宜包囲、で良かったかもしれません。
攻撃を開始した93ターン目には23両の敵戦車を撃破し、同時に中央を突破し後方に回り込もうとする態勢へと移行しつつあります。こちらの戦車の損害は14両。

あとは、チェリャビンスクの状況について。エカテリンブルク、ウファ、そしてアクチュビンスク北、全ロシア戦線に兵力を供給しているようです。今の勢いに任せて突き進むべきじゃないでしょうね。川を渡るんですから、その隙を突かれれば甚大な損害を被る可能性だってあります。
それよりは、後方に見える敵第二梯団を撃破する事を優先します。93ターン目現在、自軍より戦車数で勝る可能性が高い敵第二梯団相手に防衛戦を行うために、火力部隊(定数+鹵獲兵器4部隊)を前線に運んでいます。これを中心とした防御陣地ができればウファ攻略までくらいは十分持ちこたえられるでしょう。


・94ターン目

後1ターンあれば敵第一梯団は壊滅させることができます。しかし、次のターンには敵第二梯団との戦闘が開始されるでしょう。敵第二梯団は前ターンの索敵情報から戦車*8などを擁する部隊であることがわかっており、この方面に現在展開するトルコ軍は4個旅団、戦車*12などですから、戦闘陣形を間違えたりすると、負けはしないでしょうが苦戦は免れない規模です。
なお、チェリャビンスク上空に迎撃範囲枠がありますが、これはロシア軍戦闘機6部隊ほど(推測も含む)の迎撃範囲で、こちらの戦闘機隊が全力を挙げて戦闘すれば負けはしない程度の部隊と考えられます。

それでどうするかですが、まず、積極策には出れません。積極策に出る、ということはカルタルイ周辺で会戦を挑む、ということですが、ここになるとエカテリンブルクの空軍基地に近くなりすぎ、制空権の獲得が困難になる可能性が高いです。十分な準備なしに乗り込んでいく場所ではないでしょう。次に、戦場西の中都市、マグニトゴルスクを占領する必要があると思います。ここは、周辺で唯一弾薬補給ができる場所ですから。架設基地ができるまでは保持して自軍の補給場所としたいですし、それ以降も敵に弾薬補充をさせ辛くする、という観点からいえば保持しておきたい場所です。
これらのことを考えた結果、左翼をマグニトグルスクに配置し、右翼は現在位置に布陣するような、右下がりの斜行陣をした防衛線とすることにしました。突出部である左翼には火力部隊を配置し、大量の敵に攻撃されても防げるようにしておきます。

上のように行動した結果、マグニトグルスクは94ターン目に占領しました。ただ、次のターンには爆撃機によってマグニトグルスクは破壊されてしまいました。まぁ、こうなれば修復されても物資もなくなりますし、保持しとく意味はなくなります。結局、1ターンで退却してオルスクへ1,2ターンでいける位置に防衛線を作りました。

1ターンで上のようにそれなりに整った防衛線を整えることに成功。橋の南に見えるのは敵の第三梯団かもしれません。第二梯団の後方部隊、という可能性もありますが。
何か、今回は偵察車の数がカザンの時と比べて多いですね。このターン発見できているだけで3部隊、戦車の1/3くらいです(未発見の戦車も多いでしょうから詳しい比率は不明ですが)。資金が少ないと偵察車とかよりも戦車や自走砲などの正面兵器に予算を集中させ、資金が多くなると偵察車とかの支援兵器にも予算を割くようにもなるんでしょうか。


反省点とか
・レウクトラの戦いと現代戦の相違点
レウクトラの戦いの詳細はここでは書かないとして、レウクトラの戦いでのテーベの戦術というのは、敵を横に広く展開させることで局地的な兵力の優位を獲得し、それによって突破するもの、ということができると思います。
ただ、この戦術には、こちらの戦力が厚いところに、敵も戦力を厚く配備したらどうするのか?、という弱点があったと言えると思います。これは、その時代の主力が歩兵で、容易に兵力の集中や攻撃正面の変更ができない、という点があったために起きた問題でしょう。

しかし、現代戦の主力は機甲部隊なわけで、そんな問題をわざわざを起こす必要はないんですよね。敵を横に展開させたら、後は一番敵の防御が弱いところを突いてやればいいわけで。要するに、味方の分散→敵の分散→味方の集中、の流れそのものです。
問題点としては、味方が戦力を集中するときは敵も集中しようとするので、その点に対する対策をどうするか、というものですね。今回は1ターンで集中、突破が完了しましたから問題ないですが、もっと大規模になって数ターンかけて集中しないといけない作戦となると、この点に対する対策を考える必要があるでしょう。

新戦術、これも机上の空論的なところがありましたか… でも、これだけ戦訓があれば、何とか使える程度のものは完成させることができそうです。


ウファ攻撃

現在、左翼と中央から攻撃を行っていますが、進撃路に敵が大量にいることもあり、余り進撃できていません。後方の橋の爆撃も上画像のように自走SAMのZOCによって阻まれてしまいました。何度も試すつもりですが、しばらくの間は補給路破壊はできないもの、と考えるべきでしょう。
すると、決め手となるのはあまり敵がいないと思われる右翼からの攻撃でしょうか。色々とあって1個旅団を作り上げるのが遅れ、交戦を開始できていませんが…


イタリア戦線
戦線再編中。モナコまで迫っているスペイン軍と戦闘しつつ後方から部隊を移動させています。



フランス/ドイツ戦線
戦線再編中。なお、ベルリンは20部隊くらい工作部隊を投入して一気に修復しました。したんですが、95ターン目にロシアの弾道弾で陸軍基地が1個、収納していた6部隊ともに破壊されています。


93ターン目、ロッテルダムに英軍がヘリボーン作戦を発動。周りの建物すべてを占領されると陸軍、空軍基地に補給線がつながりますね。ちょっと気を付けとかなきゃ。



軍資金/相場5239791/76%?/70%52728656/70%5970963/70%?/70%
生産部隊
F-35A*2(91ターン目)
コブラARSV*1(91ターン目)
RF-4*3(92ターン目)
F-35A*4(92ターン目)
コブラARSV*2(92ターン目)
F-35A*4(93ターン目)
戦闘工兵*1(93ターン目)
K-9*1(93ターン目)
M-42*2(93ターン目)
ホーク改*4(93ターン目)
B-737*1(94ターン目)
コブラARSV*2(94ターン目)
AIFV*1(94ターン目)
戦闘工兵*1(94ターン目)
コブラARSV*1(95ターン目)
レオパルド2*2(95ターン目)
K-9*2(95ターン目)


ロシア戦線で対潜哨戒ヘリを良く見かけるようになりました。LAH氏のほうもこういうことがあったようですが、どういうルーチンによるものなんですかね?
僕としましては、対潜哨戒機や対潜哨戒ヘリといった兵器は対艦(潜水艦も含めて)攻撃用=海軍予算内の兵器、という位置づけになっていて、海軍基地がなくなった結果余った海軍予算が対潜哨戒ヘリに使われているのかな~、と思っているのですが(自衛隊でもこれらは海自の枠内ですしね)。

ヨーロッパ大陸・2005改3-17

2009-07-14 15:03:23 | マップレビュー(新戦略モード記事)
追記:そういえばここ2回くらい注意文を忘れていました。
編成云々は2つ前のここを見ていただければと思います。




前回までが色々あった代わり(?)に、今回は非常にのんびりとした5ターンです。イギリス攻略についての方針転換とか、ロシア戦最後の戦いに向けての準備とかを行っているところ、といった感じですね。

86ターン目~90ターン目
アフリカ上陸準備
89ターン目に全ての準備が完了しました。同じ89ターン目にイタリアを脱落させており、その影響でチュニスの都市群はトルコ軍が保有しているのですが、そこを防衛するために部隊を生産はしません。部隊数キツイですし、強襲上陸は大変ですけど面白いですから。


90ターン目、用意は全部できたのでアフリカへ向けて出発させました。ただ、アフリカに上陸しているころにはもうこのゲーム終わっている可能性もありそうですが。



ロシア戦線
サラブルーグラゾフ間
どうやら、ロシア空軍は戦闘機を空軍基地に収容しておき、何かしらの部隊によってトルコ空軍機が発見されると迎撃のために発進する、というような態勢をとっているようです。敵地上部隊の索敵範囲内に入るたびにSu-35によって長距離AAMの攻撃をくらってしまっています。進撃するときには、トルコ陸軍の上空直援に専念し、受け身に戦っていった方がいいかも。

カザンのほうは、前作戦の後、防衛線もある程度できたことだし、そんなに問題はありません。とはいえ、ロシア軍砲兵は偵察ヘリを弾着観測に使いつつ(たんに偵察してるだけ)対岸から砲撃してきますのでそれなりに被害は出ています。まずは偵察ヘリの侵入を防ぐために上空の制空権をとることが今一番重要な事ですね。
また、89ターン目、敵の砲撃と攻撃ヘリによって射程6を誇る鹵獲自走ロケット砲、スメルチが1部隊、全滅してしまいました。ちょっと残念。

攻勢に出ているキーロフ方面では、戦力不足だからでしょう、グラゾフの東にある隘路を突破できませんでした。そのため、いったん攻勢を中止。ペルミにかかる橋を落とすまでは戦力再編に(最悪キーロフまで下がってでも)費やすことにしました。

88ターン目、ペルミにかかる橋を破壊。ただし、上空のロシア機のZOCの影響でまだ攻撃はできません。また、89ターン目にはもう一本の架設橋も破壊し、完全に敵部隊を孤立させました。
そのうえで、89ターン目から攻撃を開始。幸い軍団予備は2個旅団ともが集結を完了してキーロフ方面に移動を開始しているので、攻撃が失敗しても戦線が崩壊する危険性はありません。
…ただ、攻撃に参加している部隊、戦車の定数は9部隊なのですが、今6部隊しかいないんですよねぇ… そろそろ本格的に基地に下げて再編しないとまずい時期になりつつありますね。91ターン目にキーロフに軍団予備の2個旅団が展開しますから、それと交代する形でいったん今の部隊は"ニジニ ノヴゴロド"に下げてちゃんと再編するべきでしょうか。橋は全部たたき落としていますから、時間はトルコ軍の味方であって敵ではありませんし。その辺の判断は91ターン目のロシアの行動とかを見つつしていくことにします。

・ロシア軍迂回機動開始?

画像にある架設橋からわかります通り、ロシア軍は主戦場を迂回して北部からトルコ軍側面に圧力を加えるつもりのようです。この進撃ルート、僕がエカテリンブルク方面に行くときに使おうと思っていたもの、敵もなかなかやりますな。1個旅団程度を防衛に向けておきます。


アクチュビンスクーサマラ間
アクチュビンスクを落とし、オレンブルクにいる敵部隊がほぼ孤立しています。ただ、放っておけるほど弱小なわけじゃないので早急に撃滅し、後顧の憂いなくウファやチェリャビンスクに進出できる態勢を整えねば。まぁ、サマラでどんどん生産されている戦車、機械化歩兵部隊に耐えきれるほど強固な陣地を築いているわけでもないですし、すぐに殲滅できるでしょう。

オレンブルクの部隊殲滅よりはるかに問題なのは、チェリャビンスクから南下してくるであろうロシア軍対策。カザン方面の状況から見て、敵が進軍してくるとしたらそれなりの規模の部隊が来るはずです。早急に2個旅団、できれば1個師団を北上させてオルスクを占領し、敵の南下に備えねば。
しかし、オルスクーカルタルイ間は障害物がほとんどない平原地帯ですなぁ。横幅はせまいですけど、策の練り甲斐はあるかもです。

大体、こんな状況で戦う予定。これならば敵の戦力が予想以上でも対応できるはずです。なお、予想戦場をオルスクーカルタルイ間にしたのは、一面平野で航空機や戦車が使いやすいのと、両翼にCOMが作った迂回路があって機動しやすいことの2つが理由です。


88ターン目、オレンブルクの部隊を殲滅。また、アクチュビンスクでは2個旅団が集結を完了し、北上を始めました。偵察結果ではまだ敵は南下を始めていないようです。とはいえ、LAH氏のほうでは事前偵察では手薄だったのにいざ攻め込んでみると激戦となったようですから、油断はできませんね。部隊は生産されているのですから、いつ南下するかわかりませんし。
なお、90ターン目までには1個師団が完全に終結を完了しました。同時に、敵にも発見されてしまました。敵がこの情報によって南下してきたら、一度敵部隊を撃破、そのままの勢いでチェリャビンスクを占領、という形ができるかも、と思うのですが、カザンでの戦訓からして敵は中規模の戦車、砲兵連合部隊をベルトコンベア式に(?)ぶつけて抵抗してくる可能性が高いので難しいでしょうねぇ。

・突破後の部隊再編について
サマラ駐留部隊、もともとは改3-12とかその辺での攻撃作戦でサマラを攻撃し、占領した部隊ですが、それから今まで、敵の攻撃と2度の補給線断絶で再編が進まず、結局アクチュビンスク陥落後まで持ち直せませんでした。今の、第二梯団がいる状態のCOM相手に大規模な突破戦を狙っても第一梯団を突破した時点で多方向から攻撃され、それ以上は進めなくなる、ということですか… 圧倒的な兵力を持たずに、無謀な強行突破はもう難しい、ということでもありますね。覚えておかねば。

・ウファ攻撃作戦

アクチュビンスク陥落によってサマラ駐留部隊はようやく再編することができました。95ターン目くらいまでには、何とか作戦行動をとれるレベルにまでは回復すると思うので、早めに行いたいウファ攻撃作戦を立案だけはしておきます。
まぁ、作戦といっても、3つの進撃路(1つはCOMの工作部隊が作った)から4個旅団を突入させてウファ防衛軍の戦力を分散させ、各個撃破させていくだけのものですが。これの準備のため、攻撃ヘリを全て、サマラ方面へ移動させます。



ドイツ戦線

全戦線でドイツ軍を破り前進しています。損害を被った旅団は後方に控える予備旅団と入れ替わって戦力の補充を受けることも可能ですし、86ターン目には空挺部隊も編成してベルリン強襲の準備も整えているので何ら問題ないはず。ここまで楽な進撃も久しぶりです。
作戦開始2ターンでポズナンまで来ました。2ターンしかたっていないのでまだ弾薬燃料もそれなりにあります。というわけで、この次のターン(88ターン目)からは目標をベルリンの占領のみとし、地上部隊、ヘリ、航空機共同でのベルリン攻略戦となっていきました。

ベルリン陥落

89ターン目、攻撃ヘリもベルリン攻略戦に投入することが可能となりました。新たに投入可能となったヘリはすべて重武装司令部の撃破に用い、地上部隊と航空部隊で輸送機のベルリンまでの道を切り開くように攻撃させたところ、重武装司令部の耐久度が10に減っていたこともあり、意外に簡単に重武装司令部を撃破。89ターン目にベルリンを占領できました。



イタリア戦線
首都強襲の準備は1ターンで整いました。流石に空軍基地が大量にあると便利です。
詳しい理由は分からないのですが、イタリア空軍はフランス方面に全軍行っちゃっているらしくこの作戦の期間中、本土防空空軍が全くいませんでした。そのため、偵察機の生存率もかなり高く、楽な作戦でした。

89ターン目、ローマ陥落

ベルリン陥落と同ターンの89ターン目、ローマも空挺部隊で占領できました。作業のように重武装司令部を破壊し、首都への道を確保し、占領しただけなんで他に書くことがない…



西欧防衛線
ドイツ、イタリアの脱落によって防衛線を一気に引き上げる必要が生じました。その防衛線についての方針です。


北から順に見ていきます。まずは旧ドイツ領から。
ベルリンが見ての通り廃墟のため、まずはベルリンとその周辺都市の復旧から始めます。また、現在西部ポーランドに主力がいるドイツ方面軍をスペインのパリ侵攻までにフランスへ移動させるのは不可能と考え、旧フランス領、低地諸国等は切り捨て、防衛ラインをウェーザー川に防衛線を築きます。その後は、弾道弾対策をしながらフランスへ進撃しつつ、場合によってはスペイン軍と交戦していくつもりです。
なお、この時イギリスの弾道弾が鬱陶しいと思うので空軍の大量投入→首都強襲でイギリスを脱落させようと思います。イギリス上陸作戦は面白そうですが、トルコ軍の貧弱な海軍力ではスペイン海軍やイギリス海軍の妨害(特に潜水艦)を排除して上陸させられるか、ちょっと自信がないのでやらないことにしました。


次に南の旧イタリア領と、旧ドイツ領の一部。
北からのつながりとして、陸軍基地をなるべく敵に渡さないような防衛線を予定しています。ミラノに駐留するのは当然対イタリア戦闘を行ってきた1個軍団ですが、ミュンヘンとか、フランクフルトにもウィーンにいた部隊で1個師団+ヘリ部隊ほどを作り、防衛兵力として配備しておきます。



軍資金/相場4797304/77%4921516/70%?/70%5172418/70%?/102%
生産部隊
F-35A*4(86ターン目)
B-737*1(86ターン目)
A400M(86ターン目)
レオパルド2*3(86ターン目)
M-42*1(86ターン目)
AIFV*2(86ターン目)
戦闘工兵*5(86ターン目)
空挺部隊*1(86ターン目)
工作部隊*2(86ターン目)
輸送艦*2(86ターン目)
F-35A*6(87ターン目)
コブラARSV*6(87ターン目)
レオパルド2*4(87ターン目)
AIFV*2(87ターン目)
戦闘工兵*2(87ターン目)
F-35A*9(88ターン目)
B-737*1(88ターン目)
コブラARSV*3(88ターン目)
レオパルド2*1(88ターン目)
戦闘工兵*2(88ターン目)
K-9*4(88ターン目)
M-42*4(88ターン目)
補給車*6(88ターン目)
大型補給車*2(88ターン目)
RF-4*4(89ターン目)
F-35A*4(89ターン目)
コブラARSV*2(89ターン目)
レオパルド2*1(89ターン目)
MLRS*1(89ターン目)
M-106*4(89ターン目)
M-42*1(89ターン目)
大型補給車*1(89ターン目)
補給車*4(89ターン目)
工作部隊*18(89ターン目)
ガジアンテプ*8(89ターン目)
バルバロス*8(89ターン目)
補給艦*3(89ターン目)
プレヴェゼ*1(89ターン目)
F-35A*3(90ターン目)
B-737*1(90ターン目)
RF-4*2(90ターン目)
コブラARSV*1(90ターン目)
大型補給車*1(90ターン目)

ヨーロッパ大陸・2005改3-16

2009-07-02 17:09:01 | マップレビュー(新戦略モード記事)
編成云々は2つ前のここを見ていただければと思います。




今回も前回に引き続き今回は、13000字オーバー。再び第二次カザンーサラブル会戦を別記事とます。

81ターン目~85ターン目
アフリカ上陸戦準備
輸送船は一気に2個軍団を送れるくらいのものを作ってしまうことにしました。2段階に分けるの面倒くさいんで。あと5ターン~10ターンくらい準備に必要かもです。



対ロ戦線
第二次カザンーサラブル会戦
さて、この作戦、今回も長くなった原因となっております。前回はわずかに不利、といったところで終わりましたが、今回はその状態を耐え、逆襲、そして作戦終了まで持ち込むことができました。詳細はこちら


キーロフ方面

81ターン目のキーロフ方面の状況です。書き込みを見てわかりますように、81ターン目のカザンーサラブル会戦の画像を流用しております。

グラゾフに敵部隊が来てますね。戦車*3、戦車駆逐車*2、歩兵戦闘車*2、自走砲*1、自走ロケット砲*1、対空兵器*1というCOMにしては異様なほどバランスの整った戦力なのが気になります。まぁ、様々な偶然が集まった結果なんでしょうけれども。
こちらには現在7部隊、56両の戦車があります。機械化歩兵はちょうど同数。有利なのは砲兵と、後は2部隊17機の攻撃ヘリだけ、これとて、後方にいる敵の部隊数によっては揺らぐ可能性のある優位です。
とすると、こちらから打って出て敵を撃破するような作戦は取りづらいです。突破作戦主力の戦車隊が敵とほぼ同数しかないんですから、不可能とは言いませんが損害が大きすぎます。また、キーロフを渡すこともできません。弾薬補給は現在のところこの都市か大型補給車でしかできない状況にあり、大型補給車の物資はヘリも使うのでなるべく使いたくありませんから。
そこで、キーロフに防御陣地を作り、その手前に来た部隊を砲兵で撃破していくことにしました。消極的ですがこれしかないでしょう。こうやって時間を稼いでいるうちに戦力補充を進めたいところ。ここにいる戦力が定数一杯まで回復すれば、戦線を押し上げて川を防衛線とする態勢に移行できると思います。
とりあえず82ターン目はこの作戦によって敵先鋒をほぼ壊滅させました。そのあとも84ターン目まで毎ターン砲兵の射撃と戦車による砲撃で敵部隊を追い払っています。


85ターン目、キーロフ方面で敵は戦車隊のほぼすべてをキーロフ前面に進出させたので、その隙を突いて主力戦車隊を東進させ、上画像の通り戦線を押し上げました。
この後も継続して戦線を押し上げていければ楽になるのですが、敵戦力は滅茶苦茶多いし、どうなることやら…


エカテリンブルク前面

(上画像と同じ画像ですが)85ターン目の様子です。敵、多いですなぁ。おそらくウファとエカテリンブルクと両方の基地から部隊が来ているからでしょうね。
とりあえず川を防衛線に使いたいので、キーロフ方面で攻撃に出る必要があります。そのために、まずはペルミ西にある橋を落とし、敵の戦力供給を少なくすることが当面の目標となるでしょう。また、当初の予想以上に敵空軍が多いので、ペルミの橋を落とすための爆装F-35A*2以外はすべて対空PACKにして防空戦闘を行うことにしました。

その後、東進してエカテリンブルクを目指す場合は…まぁ一応作戦はあるんですがねぇ…2,3個旅団(30部隊弱)すり潰す覚悟で臨まないと実行できないような作戦ですし…かといって後ほかに作戦があるかといえば正面からの突破しかありませんし…まぁアクチュビンスクから北上するルートもあるんですから、そっちの状況も見つつ考えるとしましょうか。


アクチュビンスク戦線

工作部隊が架けたあの橋、やっぱり敵としては使うつもりだったようですね。戦車*2、偵察車*1が侵入していました。なので、とりあえず先鋒と最後尾の2部隊を爆撃し、脅威のないようにはしておきました。

また、サマラでは大都市が破壊され、再び補給路が断絶してしまっています。陸軍基地でなくこっちを狙うとは驚きです。確かに、今回は弾道弾ではなく、ロシア空軍の爆撃機による攻撃だったので、陸軍基地は一撃では破壊できないことを考えると大都市破壊による補給線断絶のほうが有効ですが… COMは徹底的に基地への補給線への断絶を狙っているようです。序盤の小アジア半島のように、工作部隊がいない状態で補給線が寸断されると滅茶苦茶危険な状態に陥るので、その点は注意して部隊生産をしていかないといけないですね。支援部隊だからって言って後回しにはしないようにしないと。
ともかく、これで再び攻撃に出れる状況ではなくなったので再びサマラの対空SAMの傘の下に引きこもることになりました。


83ターン目にはアクチュビンスクへの補給線を断つことに成功しましたし、サマラからの攻撃はなくても結局何とかなりました。
84ターン目、アクチュビンスクを占領、補給路もつなぎました。なお、鹵獲品は2S7 ピオーン*1、9A52 スメルチ*2、2S6M ツングースカ*1、T-80U*1と数においても質においても豪勢なものとなっております。ツングースカなんてトルコ軍唯一の射程2SAM保有の自走対空兵器ですしね。
このあとは、アクチュビンスクとサマラの間にいる部隊を航空部隊とサマラにいる部隊などで徹底的にたたいてサマラにいる部隊の再編が安全に行えるようにしつつ、アクチュビンスクではチェリャビンスクから来るロシア軍の迎撃の準備を整えていきます。



対ドイツ戦
84ターン目に第二次カザンーサラブル会戦も終わりましたし、僕の操作量も徐々に少なくなってきましたので、そろそろ対独攻勢開始します。


対独攻勢作戦です。といってもウィーン、ケーニヒスベルグ、ワルシャワの3方向から同時侵入して敵戦力の分散を図りつつ各個撃破していくだけですが。昼になった85ターン目から発動しています。



対イタリア戦
83ターン目にリュブリャナ陥落。やっぱり攻撃ヘリ*20の破壊力はすさまじいものがありますね(その辺にあった攻撃ヘリかき集めて投入した結果こんなに集まっちゃいました)。

…ただ、隘路での戦闘が面倒くさくなって首都強襲したくなってきましたねぇ。そんなわけで83ターン目から偵察機だけ飛ばしてローマの状況を確認しました。

偵察結果が上画像です。結構何とかなるんじゃないかなぁ、対空火器も弱いし。まずはF-35AまたはF-4Eで徹底的に重武装司令部を(当然損害覚悟で)数ターンにわたって叩き、そのあと待機していた空挺部隊を突っ込ませればいけるんじゃないかと。イタリア攻略にあんまり手間取りたくはないのでこちらの準備も進めておきます。



軍資金/相場?/70%4318014/70%?/70%?/70%4775312/70%
生産部隊
F-35A*9(81ターン目)
B-737*1(81ターン目)
RF-4*3(81ターン目)
AH-1W*1(81ターン目)
輸送艦*6(81ターン目)
RF-4*3(82ターン目)
コブラARSV*1(82ターン目)
レオパルド2*1(82ターン目)
大型補給車*1(82ターン目)
M-42*1(82ターン目)
K-9*1(82ターン目)
RF-4*15(83ターン目)
AH-1W*2(83ターン目)
レオパルド2*1(83ターン目)
AIFV*1(83ターン目)
戦闘工兵*2(83ターン目)
RF-4*6(84ターン目)
F-35A*8(84ターン目)
B-737*1(84ターン目)
レオパルド2*4(84ターン目)
AIFV*1(84ターン目)
戦闘工兵*2(84ターン目)
RF-4*3(85ターン目)
F-35A*19(85ターン目)
AH-1W*3(85ターン目)
A400M*3(85ターン目)
コブラARSV*2(85ターン目)
M-42*1(85ターン目)
レオパルド2*3(85ターン目)
補給車*1(85ターン目)
K-9*1(85ターン目)
空挺部隊*3(85ターン目)
輸送艦*5(85ターン目)