hiro_tagebuch

アマチュアVn&Va弾きの日記です

Symphonie Nr. 9

2009-12-31 06:04:29 | Konzert
第九を聴いてきました

日本人にとって、年末はやっぱり第九ですよね

こちらでは特にそういう風習は無いようなのですが、
ミュンヘン交響楽団の第九演奏会がGasteigであったので、
聴きました。


今日は家族4人だったので、開演前にGASTで食事
マルゲリータピザ、
カルボナーラ、
サルシッチャ
特にサルシッチャは初めて食べましたが、ベーコンとキャベツの
相性がGut


本日のプログラム:

Beethoven Symphonie Nr. 9

Muenchen Symphoniker
Georg Schmoehe: Leitung

Julia Sukmanova, Sopran
Barbara Senator, Alt
Kevin Conners, Tenor
Steven Humes, Bass

Münchner MotettenChor
Münchner Oratorienchor
Münchner Konzertchor

席はブロックNの最前列



↑ 席から見た舞台。

殆ど満席でした


演奏は、超一流の2大オケと比較してはいけませんが、
弦、良かったです。
木管はちょっと???だったような
3楽章の冒頭しばらくは、2プルずつで演奏していました。
これ、良いかも。みんなで弾くとかなり個人個人を抑えなければ
いけないのですが、それを4人で弾くのもありかな

そう、そして、やっぱり、
ソロと合唱、素晴らしかったです
さすがにオペラの国、声楽の質の高さはさすがです
決して個々人ががならず、全体として暖かい声となります。
ソロもそれぞれが太く暖かな声で、決してキツくならず、でも豊かな
声量であの広いPhilharmonieに響かせていました、さすがっ

やっぱり4楽章にコーラス、グッときますね



↑ 終演後の舞台


さぁ、第九も聴いたし、年の瀬です。
明日は大晦日






Rome (その7)

2009-12-30 05:53:39 | Reise
Rome、5日目


まずは、息子の強い希望により、トラムに乗りました
といっても、とってもボロく、ミュンヘンのトラムを下回るボロさ
まぁ、それはそれで味があるんですけどね

乗り継ぎで別のトラムに乗るはずが運休で代わりに運行されている
バスに乗り



↑ San Giovanni in Laterano: サン・ジョヴァンニ・イン・ラテラーノ大聖堂
314年にコンスタンティヌス帝が法王に寄進したという由緒ある教会。



↑ 荘厳な内部



↑ パイプオルガン



↑ 内部の回廊
異なった柱がいろいろ使われています。


その大聖堂の斜め前には、



↑ Scala Santa: 聖なる階段
聖なる階段のある教会。
写真は控えましたが、ここには28段の階段があり、
イエスが十字架にかけられる前に使ったもの。
敬虔な信者が膝で階段を上っています。


そこからちょっとバスに乗って、いよいよ、



↑ Terme di Caracalla: カラカラ浴場
想像よりも大きく、冷水浴、温水浴、着替え室、プールなどなど、
充実した設備があったそうです



↑ こんなモザイクもありました


そして、カラカラ浴場は、アッピア街道の一部であり、
といことは、



↑ ローマの松

まさに、まんま、ですね。
レスピーギはこれらを見て、作曲したのでしょう

写真では伝えきれないくらい、立派な松並木です


小雨も降ってきて、寒くなり、昼食を食べたあと、テルミニ駅
付近に戻ってきました

実質最終日なので、買い物をしようと思ったら、なんと目的の
お店がシエスタ中
15:30まで休憩中という、やっぱりここはイタリアだなぁと、
痛感しました


その待ち時間を使って、


↑ Santa Maria Maggiore: サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂
法王シベリウスの夢に出てきた聖母マリアが、「今晩雪が降ったところに
教会を建てる」ように伝え、それに従って建てられた教会です。
も見学しました。

その後、ショッピング(といっても、ドイツで買えるものが殆どで、
結局、パスタ、レモンリキュール程度しか買いませんでした)し、
ローマの充実した観光を終えました。


最終日の6日目は、朝から空港に向かい帰るだけだったので、
特にアップはなし。


最後に:
この時期のローマは雨が多く、観光には適さないと言われながら
行ってみましたが、幸運にも殆ど雨に降られず、かつ快晴の日々が
続いて十二分に楽しめました。
ローシーズンなのでそこここの名所もそんなに混んでいなく、有効に
時間を使えました。
この時期に行って良かったと思います。

以上の旅行記を読みなおしてみると、本当に街中が世界遺産だという
ことがわかります。すばらしい街です。
トレビの泉に後ろ向きにコインも投げたことですし、また来られますように

以上、Rome旅行記でした






Rome (その6)

2009-12-29 06:35:10 | Reise
Rome4日目の後半です



↑ 右から中央に見える道が、Via Sacra: 聖なる道
右端がBasilica Giulia: ユリウスのバジリカ
奥がTempio di Castore & Polluce: カストルとポルックスの神殿
(あとから思うに、これは双子座の星ですね。)
中央の小さな神殿がTempio di Vesta: 火の神ヴェスタの神殿
その後ろがArco di Tito: ティトゥス帝の凱旋門
左端が、Temopio di Romulus: ロムルスの神殿

もう、遺跡がいっぱいすぎっ



↑ Basilica di Massenzio: マクセンティウス帝のバジリカ
夏にはコンサートが開かれるそうで、確かにひときわ大きな建物です


それから、敷地が続いている、
Monte Palatino: パラティーノの丘に登り



↑ 丘の上からの景色。
フォロ・ロマーノと、左橋はヴェネチア広場にある、
ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂

青空の元、なんともすばらしい景色
まさに、街中が世界遺産



↑ パラティーノの丘にも遺跡がいっぱい



↑ Domus Augustana: アウグストゥスの宮殿


他にもいっぱいあって、かなり広いのですが、ここまでで
かなり歩き疲れていて、かつとっても寒かったので
そろそろ出ようかと、、、


そ、そこで、、、

で、出口が見つからない

あとからわかったことは、パラティーノの丘には1か所、
フォロ・ロマーノの2か所の、計3か所しか出口は無く、
結局、フォロ・ロマーノに戻ってやっと出口に辿りつきました。
行かれる方は、出口まで確認してから工程を考えられた
方が良いです


かなり疲れていましたが、がんばってこの日の最終目的地、



↑ Santa Maria in Cosmedin: サンタ・マリア・コスメディン教会
この写真を見て、ピンと来た人はローマ通です

そう、ここは、



↑ 真実の口
がある教会です。

長蛇の列かと予想していたのですが、そこはローシーズン、
10分ほど並んで、しっかり口に手をいれて撮影できました
(さすがにアップはできません、ご了承下さい。)


ということで、大満足な一日でした


続く、、、






Rome (その5)

2009-12-28 04:51:10 | Reise
まず、今日は大掃除、
みんなで手わけして、今日一日でかなり進みました

そこでびっくりな事実がぁ、、、
換気扇を掃除していたら、、、
ダクトの出口がなんと、天井(室内)に吹き抜けているだけ
話には聞いていましたが、本当にそうなってるなんて

とはいえ、ファンの奥には活性炭のブロック状のフィルタがあって
そこを通っているので空気は綺麗にはなっているんでしょうが、
これも文化の違いですね


では、Rome (その5)です。
前日、かなりゆっくりしたので、今日はがんばりました



↑ Colosseo: コロッセオ
同名の地下鉄駅を出ると目に前に、ドーン
近すぎて、カメラで引ききれません。


中に入ると、


これまた、ドーン

チケット売り場は長蛇の列でしたが、Roma Passを持っていたので、
並ぶことなくすんなりチケットを買えました
オーディオガイドもレンタルし、ゆっくりと見学



↑ アリーナの地下は、剣闘士、猛獣の通路、倉庫、せり出しエレベータ、
など、多くの設備、しかけがあったそうです



↑ コロッセオから見える、フォロ・ロマーノの博物館

天気が良いのがわかりますか?
すばらしい晴天で、真っ青な空
ただし、ものすご~く寒かったです
ローマとは思えない5℃の気温。
ただこの日、ミュンヘンではマイナス17℃

そうそう、ミュンヘンにいると、5℃は暖かく感じられるのですが、
何故かローマの5℃はとっても寒かったです



↑ Arco di Constantino: コンスタンティヌス帝の凱旋門
これもコロッセオから撮影

凱旋門はパリが有名ですが、ローマには、そこここにいっぱいあります


十二分に堪能したあと、軽い昼食(コロッセオ目の前の軽食屋
激寒なのに屋外、しかも高い


そして次は、



↑ Foro Romano: フォロ・ロマーノ

市民の生活の場所ということですが、広大な遺跡です。
寒いとは言え、青空の下での観光、とてもラッキー



↑ 右がArco di Settimio Severo: セヴェルス帝の凱旋門
左がTempio di Saturno: サトゥルヌスの神殿

この神殿、12月のこの神の祭りの日は無礼講で、
奴隷も主人も対等となることを許され、贈り物を
贈りあったとか。クリスマスの起源ともいわれています



↑ 幻想的
古代ローマに思いを馳せります。

この日はこの先も長いので、今回のアップはここまで。


続く、、、






Rome (その4)

2009-12-27 05:29:48 | Reise
ちょっと間が開いてしまいましたが、Romeの続きをアップします

最初の2日が結構ハードだったので、3日目は少しのんびり
テルミニ駅付近中心にしました。




↑ Museo Nationale Romano Terme di Diocleziano:
ディオクレティアヌスの浴場跡、ローマ国立博物館

ローマ時代最大の浴場で3000人が一度に利用できたとのこと。
ここに残っているのはごく一部で、当時は周囲の広場なども
含めた巨大な施設だったようです。
写真は残っている建物の一部。これだけでも結構大きいです。



↑ 併設されているローマ国立博物館の中庭
中庭は素敵だったのですが、博物館自身はちょっと退屈だったかも


駅前は、



↑ Piazza Cinquecento: 五百人広場
今はすっかりバスターミナルです


次は、浴場跡の隣にある、



↑ Santa Maria Maggiore: サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂
浴場跡も教会も、正直似たような外観ですね



↑ 大聖堂内部。
室内楽演奏会でも開かれるようです
後ろに写っているのはパイプオルガン。
殆どの教会に立派なパイプオルガンがあります。
ここのは全体像が見えるタイプですが、その部類では
大きい方でしょう。



↑ Piazza della Repubblica: 共和国広場
大聖堂から出てきたとき、ちょうど太陽が正面の位置だったので
このような素敵な写真が撮れました

ここも、大浴場の敷地の一部だったようです。


そして、
Museo Nationale Romano Palazzo Massimo alle Terme:
ローマ国立博物館 マッシモ宮

上述の浴場跡とは別のマッシモ宮の博物館。
こちらの展示物は興味深かったです



↑ 背中がかゆい

ではなく



↑ モザイク画の繊細な細工が、モザイクとは
思えないリアルな絵となっています。



↑ Villa di Livia: リヴィア家のフレスコ画
パリにあるモネの睡蓮のような、360度の展示。
圧巻です


その他、特別展や彫像、壁画の数々等、なかなか
楽しめる博物館だと思います


この後、早めにホテルへ帰って休養
ガンガン観光をしていると、こういう休息の時間も大切です


夕食を食べにTritone通りのレストランへ行き、食事後に
腹ごなし兼ねてちょっと歩いて(といいつつ、途中で
ジェラートも食べて)、



↑ Fontana di Trevi: トレビの泉

冬の夜にもかかわらず多くの人々。
さすがに世界の観光地ですね

しっかり後ろ向きにコインを投げました。
またローマに来られますように



続く、、、