hiro_tagebuch

アマチュアVn&Va弾きの日記です

Leningrader

2009-12-15 07:18:03 | Konzert
MPhilコンサートでした
場所はいつものGasteig Philharmonie



↑ GAST前のもみの木
ライトアップの色は刻々と変わることに今日、気付きました



↑ 恒例の席からの写真



↑ 下手側を見て


本日のプログラム:


Detlev Glanert: "Vier Praeludien und Ernste Gesaenge"
Schostakowitsch: Symphonie Nr. 7 "Leningrader"

Semyon Bychkov: Dirigent
Christian Gerhaher: Bariton


し、、、、しかし、、、、
ソリストが風邪(?)ひいたとかで、前プロはドタキャン、
本日はメインの"レニングラード"のみでした

ドタキャンの件は、実は数日前に聞いていたのでまだ
ショックは少ないですが、当日急に知った人はがっかり
だったでしょうね。
こんなことってあるんですね~

客席は6割程度でした。
やっぱり前情報を知って、キャンセルしたお客さんも多かった
のでしょう。MPhilとは思えない、スカスカの会場


私も隣2席が空いていたので、すかさず中央よりに移って
聴きました


では、曲の感想。
まず、サブタイトルの"レニングラード"ですが、この名称は
歴史が変わって地名が変わっても、変わらないんですね、
なんてあらためて考えてみたりして


1hを超える大曲ですが、さすがMPhilの演奏、飽きさせることなく、
随所に楽しい部分や派手な部分もあり、十分楽しめる演奏でした

MPhilにかかるとSchostakowitschもとってもわかりやすい曲に
感じられます。まぁ、バリバリの現代曲でもわかりやすく美しく
演奏してしまうのですが、Schostakowitschでは当然といえば
当然ですね


今日の特筆は、Vaの音色
柔らかい暖かい音色でブラボーでした
ヴァイオリニスト好みのヴィオラの音色、っていうとわかりますかね?
ソロヴィオリストにありがちな固めの音色ではなく、暖かい音色。
素晴らしい~
(あ、ちなみにソロヴィオリストを非難しているわけではなく、あくまで
好みの問題です、はい。またソロヴィオラでも柔らかい音色の持ち主は
多々いらっしゃいます。念のため


指揮者は、コンマスのカリフラワー氏(今日はトップサイド)と瓜二つの
カリフラワー頭
兄弟かと思いました
内にこもっている曲想を音楽に引き出すような演奏で、良かったです
お客さんの数が少ないのか、拍手のボリュームがさびしかったのが残念。


ちなみに、、、
恒例の花束を受け取ったあと、おもむろに2nd Vnのトップから握手を始め、
4人目のVaのトップサイドの女性に辿りついたときに、彼女に花束を
渡していました
ちなみに、その隣のVcとは握手せず、おいおい。
よく、一名指名で渡したりしますが、わざわざ握手して回っていかなくても、、、

その後の楽屋裏の会話が知りたい~