hiro_tagebuch

アマチュアVn&Va弾きの日記です

アルカディア・クァルテット

2019-05-30 22:47:19 | Konzert

昨日、アルカディア・クァルテットの演奏会@サルビアホール 聴いてきました。
ベートーベン:2番、10番「ハープ」
バルトーク:4番
初めましてなルーマニアのカルテット。1st Vnが体調不良で来日出来ず、以前も代わりを務めた人が代役とのこと。


一番の感想としては、とにかく演奏者が楽しそう。バルトーク始めいずれも難曲ながらとっても楽しく い演奏でした。こうでなくっちゃ。


個々については、
2nd Vnカッコいい!!イケメンなんですが、それに加えて演奏が惹きつけられます。甘いというよりは枯れた音色でガンガン来ます。こんな目立つところあったっけ?というような箇所も


Vaがこれまたいぶし銀。音色も音量もバッチリ。メロディラインは泣けそう。


Vcは常に首フリフリな演奏がこれまたコミカルに楽しそう。


1st Vnは音色良く、バルトークなんてこなれてる感たっぷりで堂々とした風格。


で、全体としては、やっぱり1st Vnの代役感は拭えなかったかも。そう思って聴いているせいもあるかもですが、やはり3人の阿吽の呼吸感とはちょっとだけ違うかな、と。
長く続けている常設カルテットにはそこにしかないアンサンブルはあるな、と。


ホールについてもちょっと備忘録を。
先日、MSQで舞台に立ったときは、ものすごく響く印象だったのですが、今回はそこまでではなかったです。集客が8割ほど埋まっていた影響、舞台と客席の感じ方の差、などでしょうか。
またサルビアでやるときには考慮しなければと思いました。


個人レッスン

2019-05-26 23:24:16 | Lektion
ん十年ぶりの個人レッスンでした。


あっという間に時間が経って、一つ一つが充実していてとっても楽しかった。
忘れないようにポイントメモ:
曲特有な話は楽譜へ。
下記は一つの曲固有でなはいポイント。


@前回の演奏会から:
(これを覚えていて指摘していただけるところが素晴らしい)
・弓が暴れるときがある。
・前回はホールの響きが良かったから良いが、広いホールなどでは頑張ってる割には音が届かないかも。そこを改善したい。
@クロイツェル2番
・低音に移弦するときも肘から。低音側の音が弱く聞こえる。クロイツェル2番など。
・音が高い弦はどうしても目立つので、移弦してもそれが聴いていてわからないようにコントロールする。
・左の小指を近くに準備。特に2->4の運指のとき。
・E線のH->Fのときなど、ポジションそのままで1だけ下げる
・スピカートは弓を起こす(寝すぎている)。ここでも肘は高めに。
@Giga
・舞曲であること
・スラーの後半で抜けない。そのことでスラー全体に重みがついて舞曲になる
・スラーで移弦するアルペジオ、音がちゃんと分離するように。これも肘を上げることで効果あり。
@Sarabanda
・重音は置いて、息を吐いて始動。4重音も2+2になる(途中、1音とならない)。高音の2重音になった瞬間に加速しない。低音時も弓は少なめ。
・アップアップのときに弾き直さない。


曲の個々の表現、考え方は楽譜へ。


今後も楽しみ








右腕を締める感覚

2019-05-06 22:18:23 | Musik
先日のビデオを観て気づいなこと。
元にいったときに、弓先が後ろに回っている。
いわゆる円運動でご法度の一つ。
ビデオ観るまで気づかなかった、いつのまに
で、アップ時に特にちょっと右腕を締めて、弓先が前に行くように意識。
すると弓が安定する感覚があります。
いつの間にやら崩れているものですね、気をつけよう。
ビデオは偉大だ