hiro_tagebuch

アマチュアVn&Va弾きの日記です

Rome (その2): Vaticano

2009-12-23 05:57:27 | Reise
本日帰ってきました
滞在中はネット事情により殆どアップできなかったのですが、
これから徐々にアップしていきます

以下は、2日目:

Stato della Città del Vaticano (ヴァチカン市国)へ

ヴァチカン宮殿は1h待ちは当たり前という情報を得ていたので、
ツアーに参加しました。ちょっとお高く着きましたが、並ばなくて
入れるのと日本語解説という特典で
すると、、、結果的に我が家プライベートツアーに
ラッキーでした。ガイドさんの解説、Q&Aもやりたい放題、
飽き気味の子供たちもガイドさんが一生懸命盛り上げてくれ、
とても良かったと思います



↑ 入場してすぐの中庭にあるモニュメント
世界の中のヴァチカン



↑ Galleria
120mの廊下
陳列されている彫像、タペストリー、絵画はもちろん、
天井、壁、床そのもののどれも芸術品

この美術館、ゆっくりみたら1週間はかかるとのこと、
うなずけます
とてもそんなに時間はかけられないので、このGalleriaを
抜けて、Stanze di Raffaello (ラファエロの間)へ

4部屋からなるこの間。
たっぷりの解説を聞き、ゆっくり堪能できました



↑ アテネの学堂
右端でこちらを向いているのがラファエロ自身、
左端でやはりこちらを向いている女性が、恋人フォルナリーナ

4部屋にはこれ以外にも圧倒されるような絵画がいっぱいです。
お薦め


このあと、システィーナ礼拝堂へ
ここでは解説も写真も禁止。なので写真はありません、
ごめんなさい。

ここは、ミケランジェロが壁画「最後の審判」、天井画を
一人で描いた礼拝堂。壁、天井に直接描かれている
フレスコ画です。そこだけで数時間は観賞できそう
入る前にガイドさんが言っていましたが、これは普通の絵画と
違って持ち運びいきない、つまりここに来ないと本物は
観られない、と。
たしかにその通り
その大きさ、存在感、是非ここで観賞されることをお薦めします。
「最後の審判」は、ミケランジェロらしく、キリスト含め皆、
筋骨隆々なのにはちょっとびっくり。
天国に昇る者、地獄に堕ちる者、すばらしい構図ですね

他にも、「アダムの創造」、「楽園追放」、さまざまな巫女や預言者、
ミケランジェロ以外では、「鍵の委託」、「最後の晩餐(ダヴィンチでは無いです)」
などなど、もうひとつひとつの絵の存在感、ゆっくり観賞したいところです。

残念なのは、写真撮影禁止なのにもかかわらず、そこここでパシャ
と撮っては係員に怒られている人が後を絶たなかったこと。
ルールはルールなので、是非守ってほしいところです


十二分に満喫したあと、礼拝堂からの近道を通って
Basilica di San Pietro (サン・ピエトロ大聖堂)へ

カトリックの総本山。
大きさ、威厳、華麗さ、いずれも入るだけで(外から見るだけでも)、
圧倒されます。すばらしい
ミュンヘン、ロマンチック街道などでも数多く教会を観ましたが、
そのいずれとも違います。装飾、絵画などが華やかで気品がある
気がしました。ドイツの教会は場所によりますが、重厚さや、
金銀の豪華絢爛さを主に感じましたが、ここでは華やかさを
まず感じられます。



↑ 堂内。
雰囲気が少しでも伝わるといいんですけど。



↑ ピエタ:ミケランジェロ作



↑ 左翼の堂内
太陽に光も幻想的です。


この後、クーポラに登りました。
途中まではエレベーター



↑ エレベータで登った地点から写したクーポラ


ここから330段ほどの階段を登ります



↑ 頂上に近づくとこんな感じ。
だまし絵や忍者屋敷ではなく、本当に壁が傾いているんです

かなりハードな階段登りの後、



↑ サン・ピエトロ広場
これを観ると、登りの苦労も吹き飛びます



↑ アルプスも見えます


写真からお分かりいただけるように、とても天気が良く
遠くの山々から近い遺跡まで、とってもよく見えて、
素晴らしい景観でした


続く、、、